- 投稿日:2026/03/19
- 更新日:2026/03/19
「遺言書」と聞くと、どんなイメージを持ちますか? 白髪の資産家が書斎で震える手で書くもの、あるいは親族同士のドロドロした争いを防ぐための最終手段……。そんな「人生の終盤」のイメージが強いかもしれません。
私自身、30代後半。世間一般では「働き盛り」と呼ばれる世代です。死なんてまだ先の話だと思っていました。しかし、先日私は遺言書を書き上げ、法務局の「自筆証書遺言書保管制度」を利用して手続きを済ませてきました。
なぜ、30代の健康な夫婦が今、遺言書を書いたのか。そして実際にやってみてどう感じたのか。実体験をベースにお伝えします。
1. きっかけは、ふとした「将来への不安」
私たち夫婦には子供がいません。いわゆる「子なし夫婦(DINKs)」です。 共働きで平穏に暮らしていますが、ある時、ふと将来について真剣に話し合う機会がありました。
「もし、今日私に何かあったら、妻はどうなるんだろう?」
調べてみて驚いたのは、子供がいない夫婦の場合、夫が亡くなると相続人は「妻だけ」ではないという事実です。義理の両親や、場合によっては義理の兄弟姉妹も相続人になります。 「住んでいる家や預金をすべて妻に残したい」と思っても、遺言書がなければ残された妻は、私の親族と遺産分割の話し合いをしなければなりません。
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