- 投稿日:2026/03/29
はじめに|同じ不安を感じている方へ
次女が1歳3ヶ月の頃、全身麻酔を受けることになりました。
「こんなに小さい身体で本当に大丈夫なの?」
「後遺症は残らないの?」
「当日はどんな流れで進むの?」
初めてのことで、わからないことばかり。 不安な気持ちでいっぱいだったのを、今でもはっきり覚えています。
この記事では、実際に経験した前日〜当日の流れや入院前の準備、そして手術後の子どもの様子までをまとめています。
あらかじめイメージができるだけでも、気持ちは少し楽になります。 同じ状況にいる方の不安を、少しでも軽くできたらうれしいです。
結論|事前に流れを知っておくと気持ちがかなり楽になる
結論からお伝えすると、事前に流れを知っておくだけで、気持ちはかなり楽になります。
知識がまったくない状態と、「なんとなくでも知っている」状態とでは、安心感が大きく違いました。
実際の流れや子どもの様子をイメージできるようになると、 「我が子だったらどうなるかな?」と具体的に考えられるようになります。
その結果、必要な準備が見えてきたり、親としての心構えも整えやすくなりました。
この記事はあくまで一例ではありますが、 これから全身麻酔を受ける方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
わが家のケース|1歳3ヶ月で全身麻酔を受けた理由
次女は生まれつき、眉頭に直径1.5cmほどの扁平母斑(濃い茶色のあざ・悪性ではない)がありました。
見た目以外に健康上の問題はなかったものの、今後のことを考え、治療について医師に相談しました。
その際に説明されたのが、以下の内容です。
・治療方法はレーザーのみ
・低年齢の方が効果が出やすい(ただし、効果には個人差がある)
・目を保護するため、全身麻酔が必要
この説明を受けたとき、正直に言うと 「こんなに小さいのに全身麻酔…?」と、すぐには受け入れられませんでした。
さらに、レーザー治療は必ず効果が出るわけではないと聞き、「それでも全身麻酔を受けるべきなのか」と、より一層悩みました。
それでも、将来本人が気にする可能性や、治療効果が高いタイミングを考え、家族で話し合った結果、手術を受けることを決めました。
全身麻酔を受けるための条件
病院から、安全に手術を行うための条件として、以下の3つが提示されました。
・1歳以上
・体重10kg以上
・手術当日に風邪症状が一切ない
※病院や病状によって条件は異なる可能性があります
この中でも、私が特に不安だったのは 「当日に風邪症状が一切ない」という点でした。
手術は冬の時期。さらに上の子が保育園に通っていたため、「これは正直かなり厳しいのでは…」と感じていました。
でも実際には、体重が足りず、一度手術が延期になってしまいました。
体調管理ばかりに気を取られてしまい、 体重のことまで気が回っていませんでした。
麻酔科受診に向けた事前準備
手術日が近づくと、麻酔科の受診があります(わが家の場合は1ヶ月前でした)。
その際にしっかり話を聞いたり、疑問を解消できるよう、事前準備をしておきました。
まずは、ネット検索をして全身麻酔の概要をつかんでおきました。
その後、医療関係者(私の場合は看護師の母)に、全身麻酔について実際の事例などを教えてもらい、より具体的にイメージできるようにしました。
「なんとなくでも理解しておく」だけで安心感が違います。また、受診時に何を質問するか考えておくことにもつながりました。
さらに、夫婦で聞きたいことを話し合い、事前に質問を整理しておきました。
私はその場で質問するのが苦手なので、メモにまとめて準備しましたが、当日まさかのメモを忘れるという失態…😂
それでも、事前に整理していたおかげで内容は頭に残っており、無事に質問することができました。
事前検査と当日の流れ
麻酔科受診の前に、以下の検査を行いました。
・血液検査
・心電図
・レントゲン
その後、麻酔科を受診する流れですが、検査結果を待つ必要があるため、待ち時間がかなり長くなりました。
検査の合間に子どもが飽きてしまったり、受診直前にお腹が空いて泣いてしまったりと、なかなか大変でした。
そのため、
・気を引けるおもちゃ
・小腹が空いたときに食べられるもの
を準備しておくと安心です。
手術前の生活で気をつけたこと
とにかく体調管理を最優先にし、手術の約3週間前からは外出を控えて過ごしました。
上の子が保育園に通っていたため、風邪をもらってしまうことが一番心配でした。
上の子が少しでも咳をしたときは、すぐに受診し、悪化させないよう早めの対応を心がけていました。
特に意識していたのは、「手術当日に万全の状態で迎えること」です。
また、体重を増やすために、「今だけ特別」と割り切り、 お菓子も含めて食べてくれるものを優先して出していました。
普段の生活とのギャップはありましたが、「今だけ」と割り切ることで気持ちも楽になりました。
入院中の工夫(ストレスを減らすために)
子どもも親も、少しでも快適に過ごせるよう、いくつかの工夫をしました。
個室を選ぶ
長女が2歳の頃に大部屋へ入院したことがあるのですが、そのときは我が子が最年少で、泣き声にとても気を遣いながら過ごしていました。
その影響もあり、私自身が体調を崩してしまった経験があります。
今回は迷いましたが、入院日数が短いこともあり、「ここはお金を使う力の発動だ!」と考え、個室を選びました。
結果として、子どもが部屋の中を自由に動けたり、泣いても周りを気にしなくてよかったりと、親子ともにストレスがかなり軽減されました。
好きなキャラクターのルームシューズを用意
入院の持ち物の中に、ルームシューズが含まれていました。
せっかくなら少しでも気分が上がるようにと思い、次女の好きなウサギのモチーフがついたものを用意しました。
すると、脱ぐのを嫌がるほど気に入ってくれて、入院中もご機嫌に過ごしてくれました。
手術前日〜術後の子どもの様子
入院期間は3日間でした。
手術前日
手術担当医・麻酔科医・担当看護師の訪問があり、手術内容の最終確認が行われました。
手術当日
・ 食事制限
・食事 :前日の夕食まで
・ミルク :朝4時まで
・母乳 :朝6時まで
・水、麦茶:朝8時まで
手術が午後だったため、朝から点滴がスタートしました。
(手術時間が早い場合は、麻酔後に点滴を行うことが多いそうです)
引っこ抜いてしまわないか心配していましたが、想像以上にしっかり固定されていて問題ありませんでした。 また、看護師さんが定期的に確認してくれるため、安心して任せることができました。
手術室へ
時間になると呼ばれ、手術室へ移動します。
手術室の前で子どもとはお別れとなり、担当看護師へ引き渡しました。
前日に好きなキャラクターを聞かれ、DVDを流してくれていましたが、
ギャン泣きで効果なし。
抱っこで連れて行かれる様子を、胸が締め付けられる思いで見送りました。
しかし後で聞くと、親の姿が見えなくなると泣き止んでいたそうです。
次女、強しです😂
親は病室に戻り、手術が終わるのを待ちました。
手術後〜再会まで
手術終了後、麻酔からの覚醒が確認されてからお迎えに行きます。
手術室前で、医師から結果報告と術後の注意点の説明を受けました。
麻酔後の様子
再会したとき、次女はまだ意識がない状態で、とても心配になりました。
しかし、「麻酔後に覚醒したことはしっかり確認できているので、今はぐっすり眠っているだけです」と説明を受け、少し安心することができました。
その後、約3時間後に水分摂取が可能となり、問題がなければ食事もOKに。
次女は手術当日の夕食から食べられたのですが、今まで見たことがないほどの勢いで完食! その姿を見て、さらに安心しました。
術後の症状
術後は発熱がありましたが、翌日には解熱しました。
また、咳の症状もあり、数日続くと説明を受けていましたが、次女は1週間ほど続きました。
咳はありましたが元気だったため、我が家では受診しませんでしたが、 心配な場合は無理せず病院へ相談することをおすすめします。
退院とその後の流れ
退院当日は、朝に医師の診察があり、退院できるかどうかの判断が行われます。
今回は日曜日の退院だったため、会計は後日対応となりました。
次女の場合、レーザー治療自体は身体への負担が大きいものではなかったこともあり、 退院後は何事もなかったかのように元気に過ごしていました。
その姿を見て、子どもの回復力の強さを改めて実感しました。
まとめ|これから全身麻酔を受ける方へ
小さな我が子が全身麻酔を受けることに、不安を感じるのは当然だと思います。
私自身も、たくさん悩み、不安を抱えながら当日を迎えました。
でも実際に経験してみて感じたのは、事前にできる準備は意外と多いということです。
そして、流れや子どもの様子を少しでも知っておくだけで、心の余裕が生まれました。
すべての不安がなくなるわけではありませんが、「なんとなくでもイメージできている」ことが、当日の支えになります。
この記事が、これから全身麻酔を受ける方の不安を少しでも軽くし、安心して当日を迎えるための助けになればうれしいです。