- 投稿日:2026/03/27
■ 週3勤務になって気づいた“心の軽さ”
〜追われる働き方から、経験を生かす働き方へ
週3勤務になって最初に感じたのは、時間の余裕よりも、心の軽さでした。
• 金銭面では、計算上FIを達成している
• 時間面では、週の半分以上は働かなくていい
• そして勤務先にも「いつ辞めてもおかしくない」という条件で残っている
この3つが重なったとき、長年まとわりついていた“働かなければならない”というプレッシャーが静かに消えていきました。
この“心の軽さ”こそ、私にとっての FIREのかけら のひとつでした。
■ 技術に追われる働き方から距離を置けた
今の職場の税理士法人では、クラウドや最新のWeb技術をどんどん取り入れています。
正直、年齢的にも吸収が難しく、ついていけない自分がいました。
「これはきついな」と思う場面も多く、それで退職を申し出た経緯もあります。
しかし、週3勤務に変わってからの仕事は、過去の経験を生かせる内容が中心になりました。
仕事内容が変わったことで、今の職場で不足している部分を自分から探し、40年の経験をそのまま価値として差し出す余裕が生まれました。
追われる働き方から離れたことで、
「自分の経験が役に立つ」
という実感が、静かに戻ってきたのです。
この“経験が価値に変わる瞬間”も、私にとっての FIREのかけら でした。
■ 生活リズムが変わると、心の余白が増える
週3勤務になり、市内勤務になり、勤務時間も8時間から7時間に変わりました。
この小さな変化が重なったことで、生活の線が大きく変わりました。
小さな“余白の選択”を重ねられるようになったのです。
● 徒歩40分の通勤が“準備体操”になる
勤務日は5時に起きて、ゆっくり朝食をとり、天気が良ければ電車を使わずに職場まで歩きます。
40分の徒歩は、体が温まり、頭がクリアになり、自然と仕事モードに切り替わる気がします。
満員電車から解放され、朝の時間が“自分のもの”になった感覚があります。
この“朝の自由”も、静かに落ちていた FIREのかけら でした。
● ジムに6時前に入れるようになった
勤務時間が短くなったことで、仕事後の日課であるジムにも6時前には入れるようになりました。
すいている空間で静かに体を動かし、そのあとは大きな浴槽でゆったりしています。
この“静かな時間”も、心の線を整えてくれる FIREのかけら です。
● 夕食が9時 → 8時前後に
以前はジムのあとに帰宅して食事をすると、どうしても9時を過ぎてしまっていました。
今は8時前後には食べられるようになり、生活の線が確実に太くなっているのを感じます。
(お腹周りの太さは変化なしですが(笑))
こうした“日常の小さな変化”が、心の余白を形づくっている気がします。
そしてその余白のひとつひとつが、FIREのかけら でもあります。
■ 経験を生かす働き方は、自己肯定感を取り戻してくれる
週3勤務になってから、「仕事が楽しい」と感じる瞬間があります。
若手から
「ザトさん、ちょっと聞いていいですか。」
と声をかけられるときです。
新しい技術にはついていけない部分もありますが、40年の経験が必要とされる場面は確実にあります。
その瞬間、過去の自分を認めてもらえたような気持ちになります。
さらに最近では、「ノウハウ図書館」の執筆や仕事でも生成AIを使えるようになりました。
65歳としては、まあまあ使えているほうだと思っています。
これも、追われる働き方から離れ、余裕のある仕事ができているからこそだと感じています。
この“経験が報われる感覚”も、私にとっての FIREのかけら です。
■ 働きながら成立するFIREのかたち
週3勤務になってからの変化を振り返ると、
FIREとは「働かないこと」ではなく、
“働き方を選べること”
だと改めて感じます。
• 技術に追われる働き方から距離を置けた
• 経験を生かす働き方に切り替わった
• 生活リズムが整い、心の余白が増えた
• 若手に頼られる瞬間が嬉しい
• AIを学ぶ余裕も生まれた
これらはすべて、週3勤務という“無理をしない働き方”がもたらしてくれたものです。
そしてその変化のひとつひとつが、FIREのかけらが線になっていくプロセスでした。
FIREは、生活の線を整えるための仕組み。
そしてその線は、働きながらでも、静かに太くしていけるのだと思います。
最後まで読んで読んでいただきありがとうございました。第3章第5話は、最近知った「グラデーションFIRE」のお話です。よろしくお願いいたします。
【この章から読み始めた方へ】
この“無理をしない働き方”は、実は第1章第1話の価値観の延長にあります。みなさまの気づきのお役に立てるかもしれません。
よかったら、あわせて読んでみてください。
https://library.libecity.com/articles/01KFR4DVTQN8T4FMB4GGWRF2C3