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  • 投稿日:2026/04/22
  • 更新日:2026/04/22
写真8枚を渡しただけで、ブランドの世界観を纏ったInstagramリールが出来上がった話

写真8枚を渡しただけで、ブランドの世界観を纏ったInstagramリールが出来上がった話

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オンゾノ@ジーンズデザイナー。

オンゾノ@ジーンズデザイナー。

この記事は約6分で読めます
要約
iPhoneの写真8枚を渡しただけで、ONZO JEANSの世界観そのままの15秒Instagramリール動画が完成。『有能なスキル』とAIアシスタント「Claude Code」が過去の会話で蓄積したブランド情報を元に、色・フォント・日本語コピーまで自動で再現してくれた体験記。

── たった一言の指示から、15秒の映像が生まれた

 

昨日、AIアシスタント「Claude Code(クロード・コード)」に、次の一言だけを投げかけました。

指示文:

Claude code:


 >できた動画がこちら<

渡したのは、iPhoneで撮った 新作ジーンズの着用写真 8枚だけ。色の指定もBGMも、どの写真をどう使うかも、一切伝えていません。

待ち時間は25分~30分はかかりましたが

 それでも戻ってきたのは、ブランドの世界観をそのまま映像に落とし込んだ15秒のInstagramリール動画でした。

 

なぜ一言の指示でここまでできたのか。ITに詳しくない方にも分かるようにお話しします。

  

① 「過去の会話をすべて覚えてくれている」ことが、すべての起点

 

結論から言うと、今回の動画は一日で作られたものではありません

 

数週間かけて、
私はClaude Code エージェントチームに部署を作って
■ブランドコンセプトや売り上げ目標や方向性の共有
記事を編集する|リベシティノウハウ図書館
■LINE公式アカウント を作ってもらい
記事を編集する|リベシティノウハウ図書館
■公式ホームページ onzojeans.jp を作り、
記事を編集する|リベシティノウハウ図書館
■ブランドコンセプトや日記などの日々の情報をアップデート
販売戦略を整理し、展示会の改善案

 

これらの会話を、Claude Codeは 全部覚えています

正確に言うと、重要な会話や私のインプットは
「この会話は全部署今後も共有しておいてください」

 と最後に全部署に保存させます。

「プロジェクトメモリ」という仕組み(記憶機能)

 Claude Codeには「プロジェクトメモリ」という機能があります。分かりやすく言うと、「あなたのブランド専用のノート」。会話で出てきた重要情報をClaude Codeが自分で書き留めて、次回以降も参照してくれます。

 新しい会話を始めても、Claude Codeは最初にこのノートを読むので、「武豊さん愛用のジーンズだったよね」という話を毎回ゼロから説明しなくていいのです。

「DESIGN.md」というブランドの決め事ノート(ブランドルールブック)

 

さらに決定的だったのが、以前Claude Codeと作った「DESIGN.md」というファイル。これは ブランドガイドライン(デザインの決め事まとめ) で、使う色・フォント・雰囲気・避けるべきこと──を文章で記したメモです。

 

中身は公式ホームページを作った時に決めた内容とそっくり同じ。今回のリールは、このメモを読み込んで ホームページと同じ色・同じフォント・同じ雰囲気で作られました

 

「ブランドカラーを揃えて」なんて一言も言っていないのに、です。

 

デザイナーさんに「ホームページと同じトーンでリール作って」と頼めば、過去資料を引っ張り出して確認しますよね。それと全く同じことを、Claude Codeは自動でやってくれたのです。

 

一般的なAI動画生成サービス(Veo、Soraなど)は毎回ゼロから作るので、あなたのブランドを知りません。Claude Codeは 会話をまたいであなたのブランドを覚え続けてくれる協働相手 になります。

 

 ② 使用したスキル:HyperFrames

 

動画制作のために Claude Code が 自分で選んだ道具 が「HyperFrames」でした。

 hyperframes by heygen-com/hyperframes

これは 「ウェブページを書く感覚で動画が作れる仕組み」。文章(プログラムコード)を書くと、それが自動的に動画ファイルになります。

Claude Code は今回のタスクを見て、自分でHyperFramesを選んでくれました。「このスキルを使って」とは一切指示していません。

※スキルは以前からインストールしておりました

③ 指示していないのに「先回りで」やってくれたこと

 

iPhoneの写真形式を自動変換

 

iPhoneの写真は「HEIC」形式で、Windowsでは扱いにくい。普通のツールならエラーで止まる場面です。

 

でもClaude Codeは、私が何も言っていないのに:

 

•  HEIC写真8枚を 自動でJPG(一般的な画像形式)に変換

•  動画書き出しに必要な「FFmpeg」というソフトが私のパソコンに無かったので 自動でインストール

•  最終的に MP4形式(インスタ用)で出力

 

「変換しといて」とも「ソフト入れて」とも、一切指示していません。Claude Codeは ゴールから逆算して、必要な下準備を自分で判断して全部やってくれた のです。

 

写真の中の意味まで読み取って、コピーに昇華

 

 まとめ:AIと作るというより、「ブランドを知っている仲間と作る」

 

今回の体験から感じたこと:

 

1. AIは「道具」ではなく「記憶を持つ仲間」になる

 

プロジェクトメモリ、DESIGN.md、過去の会話──これらが全部「ONZO JEANSらしさ」の土台。昨日までの積み重ねの上で今日の作業が進むのは、これまでのAIツールと決定的に違う点です。

 

2. 一番大事なのは「情報の蓄積」

 

「写真8枚で作って」という 指示の短さ と、完成品のクオリティ──一見矛盾していますが、裏側には数週間分の対話がありました。今日Claude Codeと話した内容は、未来のブランド資産になるのです。

 

3. 道具は自動選択、先回りの作業も自動

 

HyperFramesの選択も、HEIC→JPG変換も、FFmpegのインストールも、エラーの自動修正も──すべて私が指示する前にClaude Codeが判断して実行してくれました。優秀な事務所スタッフがいてくれる感覚です。 

最後に

 

今回作った15秒のリール動画は、技術の勝利というより蓄積の勝利だと思っています。

 

公式サイトを作った時間、ブランドを言語化した時間、戦略を一緒に考えた時間──そのすべてが、一本のリール動画に凝縮されました

 

「専門知識ゼロ」でも、「写真を渡すだけ」で、「ブランドの世界観そのまま」の動画が、「15分で」手に入る時代になっています。

 

私がITエンジニアではなく、デザインソフトも動画編集ソフトも使えない普通のブランド運営者だからこそ、この価値を強く感じています。

 

写真を渡すだけで、ブランドの世界観をそのまま動画にしてくれる相棒がいる。

 

これが2026年のブランド運営の、ひとつの新しい形だと実感しています。

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