- 投稿日:2024/02/01
- 更新日:2025/11/22
- ブログ初期設定(Cocoonテーマ)まとめ -
==============================
STEP 1: 準備編
STEP 2: デザイン編
STEP 3: プラグイン編 👈本記事はここ
STEP 4: スパム対策編
STEP 5: 仕上げ編
==============================
記事のゴール
5記事で完結するノウハウ「ブログの初期設定・手順まとめ」の【#3:プラグイン編】です。
今一度、目標とするブログの構築イメージを確認しましょう。

本記事【#3:プラグイン編】では、リベシティセミナーで紹介されたおすすめプラグイン (?) の設定手順を、1記事にギュッとまとめました。
もう、点在する古い情報をかき集める必要はありません。本記事を実践すれば、最短でプラグイン設定が完了しますよ。
ぜひ参考にしてください!
ℹ️ バックアッププラグイン「BackWPup」について
バックアッププラグイン「BackWPup」は、2025年2月のメジャーアップデート(Version5)以降、扱いづらくなったと感じています。
そのため本ノウハウでは、初心者も簡単に設定・バックアップ・復元ができるバックアッププラグイン「UpdraftPlus」を紹介しています。
【記事の制作環境】
WordPress:6.7.1
WordPress テーマ:Cocoon 2.8.3.3
レンタルサーバー:ConoHa WING
💬 専用の質問チャットあります
このノウハウ専用の質問チャットを設けました。つまずいた時になどに利用してくださいね。
1. インストール済みプラグイン一覧を確認しよう
画面左の「プラグイン」をクリックすると、インストール済みのプラグイン一覧を確認できます。
有効化中のプラグインは、背景色が薄いブルーで表示されます。
この一覧の操作メニューで、有効プラグインの「無効化」や、無効プラグインの「有効化」「削除」が可能です。
2. 不要なプラグインを削除しよう
インストール済みプラグイン一覧から、不要なプラグインを削除しましょう。
【削除推奨プラグイン】
● Akismet Anti-spam: Spam Protection
スパム対策プラグインです。商用利用(アフィリエイト)でこのプラグインを無料で利用するのは規約違反に該当するため、今回は別のプラグインで代替します。
● Hello Dolly
WordPress の運用上、まったく必要ありません。削除しましょう。
● TypeSquare Webfonts for ConoHa
モリサワのWebフォント(33書体)を利用するためのプラグインです。通常は削除していいでしょう。
● Invisible reCaptcha
スパム対策プラグインです。エラーが出るなど不具合があるため、使用してはいけません。インストールされている場合は無効化し、削除しましょう。
不要なプラグインを削除できました。
3. プラグインをインストールしよう
続いて「新規プラグインを追加」ボタンをクリックします。
プラグインを検索してインストール
次の手順で、プラグインの検索とインストール・有効化ができます。
実際に手を動かして、やってみましょう。
① プラグインを検索
右上の検索欄に、プラグイン名もしくは作者名を入力します。
今回は下記文字列を入力、もしくはコピー&ペーストしてみましょう。マッチするプラグインが表示されます。
wp multibyte patch
② インストール・有効化
表示されたプラグインの中から「WP Multibyte Patch」を探して「今すぐインストール」ボタンをクリックします。
インストールが終わると、ボタンが「有効化」に切り替わります。続けてクリックしましょう。
以上が、プラグインの検索 〜 インストール 〜 有効化の手順です。
おすすめプラグインの一括インストール
リベシティセミナーで紹介されたおすすめプラグインをインストールします。
ひとつずつ検索してインストールするのは、すごく手間ですよね?
そこで、これらのプラグインを一括でインストールします。手順は簡単です。
① 新規プラグインの追加画面で、「お気に入り」タブをクリックします。
② その下に現れた入力欄に、下記文字列を入力し、「お気に入りを取得」ボタンをクリックします。
libecity
すると、おすすめのプラグインが表示されました!
必要なプラグインの「今すぐインストール」ボタンをクリックしましょう(⚠️ まだ有効化はしないでください)。
クリックしたプラグインのインストールが完了するまで、少し待ちます。これで、おすすめプラグインを一括でインストールできました。
ConoHa WING 提供プラグインのインストール
ConoHa WING 提供のプラグインを削除した場合は、ConoHa WING にログインすれば再インストール可能です。
・コントロールパネルプラグイン WINGのコントロールパネル上で設定が行える一部機能をWordPress管理画面からも設定が行えるようになるプラグインとなります。 ・自動キャッシュクリアプラグイン WordPressの記事を投稿した際に、WINGサーバー上のコンテンツキャッシュを自動でクリアするプラグインとなります。
4. おすすめプラグインを設定しよう
ここからは、以下の順番でプラグインを解説・設定します!
……………………………………………………
【おすすめプラグイン】
❶ WP Multibyte Patch
❷ WebSub (FKA. PubSubHubbub)
❸ XML Sitemap Generator for Google
❹ Contact Form 7
❺ SiteGuard WP Plugin
❻ EWWW Image Optimizer
❼ UpdraftPlus
❽ reCaptcha by Best Websoft
……………………………………………………
おすすめプラグイン❶(日本語パッチ)
WP Multibyte Patch
「WP Multibyte Patch」は、日本語固有のトラブルを解消するプラグインです。
このプラグインに設定項目はありません。有効化すれば完了です。
おすすめプラグイン❷(更新通知)
WebSub (FKA. PubSubHubbub)
「WebSub (FKA. PubSubHubbub)」は、記事を投稿したときに、Google検索に早く表示される手助けをしてるプラグインです。
サーチコンソールというツールで同等の操作ができますが、このプラグインを入れておくと、自動でしてくれるので安心です。
インストール済みプラグイン一覧から有効化してみましょう。このプラグインに、必要な設定項目はありません。
おすすめプラグイン❸(XMLサイトマップ)
XML Sitemap Generator for Google
「XML Sitemap Generator for Google」は、XMLサイトマップを生成するプラグインです。
✅️ XMLサイトマップとは?
「検索エンジンにブログの内容を正しく伝えるための地図」です。
⚠️「XML Sitemap & Google News」も、 同等の機能を持つプラグインです。「XML Sitemap & Google News」をすでに有効化・運用している場合は、機能が競合するため、「XML Sitemap Generator for Google」はインストール不要です。
プラグインを有効化し、画面左の「設定」➡「XML-Sitemap」をクリックします。
ℹ️ プラグインの改善協力のお願いは、拒否でOKです
設定の変更が必要な箇所は、以下のとおりです。
① HTML 形式のサイトマップを含める:チェックを外す
チェックをつけたままだと、サーチコンソールにエラーが発生することがあります。
② 優先順位を自動的に計算しない を選択する
③ カテゴリーページを含める:【#2:デザイン編】の「2.」でカテゴリーを作成済みの場合は、チェックするといいでしょう。
④ 投稿の更新頻度を「毎日」にする
⑤ 投稿の優先順位を「1.0」にする
⑥「設定を更新」ボタンをクリックして、プラグインの設定完了です。
【XMLサイトマップのURL】
https://(あなたのドメイン)/sitemap.xml
ℹ️ XMLサイトマップの URL を Google に通知するためには、サーチコンソールの設定が必要です。設定と通知方法は、【#5:仕上げ編】の「4. アナリティクス、サーチコンソールを導入しよう」で解説します。
おすすめプラグイン❹(コンタクトフォーム)
Contact Form 7
「Contact Form 7」は、お問い合わせフォームプラグインです。
お問い合わせページにお問い合わせフォームを設置することで、ブログ訪問者から直接メールを受け取れるようになります。
● お問い合わせフォームの完成イメージ
ℹ️ 事前にお問い合わせページを作成しておく必要があります。お問い合わせページの作成手順は、【#2:デザイン編】の「1. 固定ページを作ろう」で解説しています
ℹ️ お問い合わせページをまだ作成していない場合は、「Contact Form 7」の設定は後回しでもOKです
プラグインを有効化したら、次の3ステップで、お問い合わせページにお問い合わせフォームを設置しましょう。
(1) 画面左の「固定ページ一覧」を開き、お問い合わせページのタイトルをクリックします。
(2) 記事の編集画面で、以下の手順で「Contact Form 7」ブロックを挿入します。
① ブロックの追加「+」をクリック
② 検索ボックスに「コンタクト」または「contact」と入力
③「Contact Form 7」をクリック
(3) 以下の通りにページを保存します。
① デフォルトの「コンタクトフォーム 1」を選択
② 「保存」ボタンをクリック
ℹ️ 右パネルの「このコンタクトフォームを編集」をクリックすると、フォームの詳細設定が可能です
お問い合わせページにお問い合わせフォームを設置できました。
フォームに自分のメールアドレスなどを入力し、送信テストをしましょう。
ℹ️ デフォルトでは、WordPress の管理者メールアドレスに送信されます。メールが届かない場合は、迷惑メールに振り分けられていないか、確認しましょう
おすすめプラグイン❺(セキュリティ対策)
SiteGuard WP Plugin
「SiteGuard WP Plugin」は、総合セキュリティ対策プラグインです。
ここでは、ログインページURLを変更する一連の手順を解説します。
プラグインを有効化すると、ログインページURLは即時変更されますが、デフォルトのログインページURL「https://(あなたのドメイン)/wp-admin/」でも、まだログイン可能です。
グリーンの帯のリンク「新しいログインページURL」をクリックします。
すると、新しいログインページURLに遷移します。
【新しいログインページのURL】
https://(あなたのドメイン)/login_<5桁の乱数>
① ブラウザのアドレスバーの「☆」をクリックして、新しいログインページのURLを必ずブックマークしましょう。
ℹ️ WordPress の管理者メールアドレスにも、新しいログインページURLが記載された通知メールが届きます。忘れる前に保存しましょう
ℹ️ パスワード管理アプリで WordPress のログイン情報を管理できるようになると、さらに楽です
② ユーザー名(またはメールアドレス)とパスワード、そして新たに追加されたひらがな入力欄を埋めて、WordPress にログインします。
ログインできたら、SiteGuard のダッシュボードを開きます。✅️が付いている項目が、有効化されている機能です。
「ログインページ変更」をクリックします。
「ログインページ変更」の設定画面です。
① ログインページ変更は有効になっています。
② オプションの「管理画面からログインページへリダイレクトしない。」にチェックをします。
ℹ️ このオプションにチェックすると、デフォルトのログインページURL「https://(あなたのドメイン)/wp-admin/」にアクセスしても、ログインできなくなります。(※セキュリティ上、そうしないと意味がありません)
③「変更を保存」ボタンをクリックして、ログインページ変更の完了です!
SiteGuard ダッシュボードのその他の機能は、基本的にそのままでOKです。任意で「ユーザー名漏えい防御」を有効化して、ユーザー名をさらに秘匿化するとよいでしょう。
以上で、プラグイン「SiteGuard WP Plugin」の設定が完了しました。
おすすめプラグイン❻(画像圧縮)
EWWW Image Optimizer
「EWWW Image Optimizer」は、アップロードした画像ファイルを自動で軽量化するためのプラグインです。
プラグインを有効化したら、WordPress管理画面の「設定」→「EWWW Image Optimizer」を開きましょう。手動で設定するため、初回画面では「二度と表示しない」をクリックします。
「必須」タブが開きます。確認が必要な項目は、以下のとおりです。
①「メタデータを削除」→ チェックをする(重要)
②「Max Image Dimensions」の「幅の上限/高さの上限」→ デフォルト(2560 ピクセル)で問題なし
③「遅延読み込み」→ チェックを外す(ほかのプラグインやテーマと機能が競合するため)
④「WebP 変換」→ チェックをする
⑤「WebP の配信方法」の「リライトルールを挿入する」ボタンをクリック(赤色の「PNG」が緑色の「WEBP」に変わったら成功です)
⑥「変更を保存」をクリック
参考:WEBP(ウェッピー)とは?
WEBP(ウェッピー)は、画像のファイル形式のひとつです。JPEG(ジェイペグ)やPNG(ピング)と同じように、画像を保存するための形式です。
以上で、「EWWW Image Optimizer」プラグインの設定が完了しました。
おすすめプラグイン❼(バックアップ)
UpdraftPlus
「UpdraftPlus」は、WordPressを自動でバックアップしてくれるプラグインです。
データベースやファイルをGoogleドライブに自動保存できるので、サーバーに障害が発生してもバックアップデータを守ることができます。
⚠️「BackWPup」をインストール・有効化済みの場合は、機能が競合するため、「UpdraftPlus」はインストール不要です
ℹ️ ConoHa WING のサーバーにも過去14日分のデータがバックアップされており、万一の際の復旧用データとして利用できます。覚えておきましょう
「UpdraftPlus」の設定手順は、下記ノウハウで解説しています。
参考:【WordPress】バックアッププラグイン「UpdraftPlus」操作手順まとめ
おすすめプラグイン❽(スパム対策)
reCaptcha by Best Websoft
「reCaptcha by Best Websoft」は、コメントフォームやログインフォームをスパムから保護するプラグインです。
設定手順は、次の記事【#4:スパム対策編】で詳しく解説します。
以上で、各プラグインの設定が完了しました!
STEP3:プラグイン編 の完了です🎉 お疲れさまでした!
今回は、WordPress ブログの初期設定【#3:プラグイン編】をお伝えしました。
……………………………………………………
【この記事で紹介したプラグイン】
✅ 削除推奨プラグイン 4個
・Akismet Anti-spam: Spam Protection
・Hello Dolly
・TypeSquare Webfonts for ConoHa
・Invisible reCaptcha
✅ おすすめプラグイン 8個
・WP Multibyte Patch
・WebSub (FKA. PubSubHubbub)
・XML Sitemap Generator for Google
・Contact Form 7
・SiteGuard WP Plugin
・EWWW Image Optimizer
・UpdraftPlus
・reCaptcha by Best Websoft
……………………………………………………
完了のご報告に、ぜひこの記事にいいね👍を送ってくださいね。お待ちしていますよ。
それでは次の記事【#4:スパム対策編】でお会いしましょう!
- ブログ初期設定(Cocoonテーマ)まとめ -
==============================
STEP 1: 準備編
STEP 2: デザイン編
STEP 3: プラグイン編 👈本記事はここ
STEP 4: スパム対策編
STEP 5: 仕上げ編
==============================