• 投稿日:2024/04/12
  • 更新日:2025/10/07
【雇用保険料】どのように計算されているか解説します!

【雇用保険料】どのように計算されているか解説します!

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かさぶた@記帳代行×Youtube🎵

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要約
給与明細で毎月引かれている雇用保険料。 どのように保険料が決まっているかご存知でしょうか? 少額の天引きなのであまり気にしていない方もいると思います。 これを機に自分の給与明細でも確認してみてください!

はじめに

雇用保険とは労働保険の一つで、

退職等で失業した時に失業保険を受けることが出来ます。

週20時間以上働いているパート・アルバイトの方も雇用保険は納めている方も多いと思います。

今回はその雇用保険料がどのように計算されているかを解説したいと思います。


失業保険については、こちらの記事をご参考ください👇

【退職を考えている方へ】失業保険を申請するには?必要書類と合わせてまとめました!

負担率

業種によって負担額が違うのですが、

令和7年度版の一般の事業の場合は、

・会社負担率 9/1000

・労働者負担 5.5/1000

となっています。建築業などはケガをするリスクが高いので、負担率が他の業種に比べて高く設定されています。

スクリーンショット 2025-06-07 112121.jpg参照元:厚生労働省


あと、コロナ前は今の半分ぐらいの負担率でしたが、

コロナ禍になり雇用調整助成金など労働者の雇用を守るための補助金がたくさん出されました。

そのため失業保険に使われる貯蓄分がほぼなくなり、

それを補うために近年は負担率が増えています。

ちなみの令和6年度からは保険料率が減ってますね😉

計算方法

たとえば、

1.基本給25万円

2.職務手当5万円

3.残業手当3万円

4.通勤費2万円

の会社員の方が払う雇用保険料はいくらでしょうか?

そもそも、どの金額に負担率を掛けるかお分かりでしょうか?


答えは...


1~4の全額に掛けます!!

ビックリですよねΣ( ̄□ ̄|||) 通勤費にもですよ。

通勤で電車やバスなどを利用している方も多いと思いますが、

毎月の定期代にも雇用保険料はかかっています。

ですので、会社に近ければ近いほど雇用保険料も減らせるんです。

逆に遠くに住まわれている方は、時間も保険料も多くかかっています。


それに残業代など毎月支給額が違う手当にも一律負担率がかけられています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

意外な計算方法だったと思います。

会社の近くに引っ越すなど、なかなか保険料を減らすのは難しいですが、

計算方法を知っておくだけでも、家計管理にも役に立つと思います。


給与明細には、雇用保険料以外にも引かれている項目があるのですが、

給与明細についてはこちらの記事にまとめていますので、合わせてご覧いただけると幸いです。

【給与明細】どのように計算されているかご存じですか?


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