- 投稿日:2024/06/28
- 更新日:2025/09/29
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キャベツは1玉で購入することが多いと思います。
ただ、消費が追いつかないことも。
正しい保存方法を知って長く、美味しく食べましょう。
キャベツの保存方法は大きく分けて
・冷蔵保存
・冷凍保存
・その他保存
があります。
それぞれに特徴があるのでご紹介します。
1.冷蔵保存について
野菜室で保存しますが、野菜室は乾燥しがちです。キャベツはみずみずしいほど美味しいので、水分をいかに残すかがポイント。カットすると切り口から水分が逃げやすいのでラップをしっかりとしたり、外葉から順に剥がして使用することもできます。
方法1:丸ごと保存の手順【約1〜2周間程度】
方法1
①キャベツを丸ごと新聞紙で包む
②ビニール袋に入れて野菜室に保存
*新聞紙が湿気を吸収し、キャベツの鮮度を保ちます。
方法2
①芯を包丁で取り除く。
取り除くときのポイント:キャベツの心の形を想像しながら、上から包丁を入れて少しずつキャベツを回していくと良いです。
②水で濡らして軽く絞ったキッチンペーパーをくり抜いた穴に詰める
③新聞紙でくるむ
④ポリ袋に入れて袋の口を軽く閉じる
⑤野菜室で保存する
補足1:キャベツの芯を取り除く理由は、細胞の成長を止める効果があります。
補足2:キャベツの外葉を一枚ずつ剥いで使う方法もあります。外したいキャベツの芯のみに包丁を入れて手で剥ぎ取って使う方法もあります。
方法2:切ったキャベツの保存手順【約1周間程度】
・キャベツを半分または4分の1に切った場合
①切り口をラップでしっかりと包む
*切り口から水分が逃げるのを防ぎましょう。
②野菜室に入れる
*野菜用保存袋を使用すると通常より長持ちさせることができるのでおすすめです。
2.冷凍保存の手順【約1ヶ月】
キャベツの葉を冷凍で保存する場合は、千切りやざく切りにしてから冷凍するのが基本です。冷凍すると葉の細胞が壊れ、シャキシャキ感を失います。汁物や炒め物に使うと美味しく食べることができます。解凍する場合は冷蔵庫で自然解凍するか、流水で急速冷凍して使用します。
方法1:茹でる→冷凍
①キャベツを千切りまたはざく切りにする
②さっと茹でる
*熱湯で1〜3分茹でます。
③冷水で冷ます
④水気をよく切る
*水気をしっかりと切らないと霜の原因になり美味しく食べられません。
⑤冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存
*保存袋に入れるときはできるだけ平らにしておくと均一に冷凍でき、解凍するときも便利です。
方法2:塩もみ→冷凍
①キャベツを千切りまたはざく切りにする
②塩もみをする
*切ったキャベツをボウルに入れ、キャベツの重量の2%の塩を加え、しっかりともみます。水分が出るまで、約10〜15分間そのまま置きます
③水気をよく切る
*キャベツの余分な水分が抜けると、食感が良くなります。
④小分けにして冷凍用保存袋に入れる
*保存袋のに入れるときは、小分けにして、空気をできるだけ抜き、平らに並べて保管すると冷凍しやすく長持ちします。
3.その他の保存方法
冷蔵保存・冷凍保存以外にも漬物にする方法もあります。漬物にもいろいろな種類があるので、家庭で取り組みやすいものを取り入れられるといいですね。
(1)漬物
キャベツを漬物にすると、長期間保存が可能です。糠漬けや塩漬け、酢・砂糖を使った簡単な漬物にすることができます。
漬物の素や白だしに漬けておくだけでご飯のお供になるのでおすすめです。
4.まとめ
キャベツは1玉購入すると野菜が足りないときの1品に役立ちます。長く保存ができればいいのですが、どうしてもカットしてしまうと痛みが早くなってきます。冷凍が一番保存期間は長いのですが、やはりシャキシャキ感は薄れてしまいます。
キャベツを1玉で購入するときに、肉や魚・卵などと一緒の料理、副菜で2品くらいを思い浮かべられたら購入すると決めています。早く消費する工夫を取り入れられるといいですね。
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