- 投稿日:2024/09/12
- 更新日:2025/11/11
お越しいただきありがとうございます。カーキス😸です。
1Passwordを導入したけど、「何から始めればいいの?」と悩んでいませんか?
実は、1Passwordには「監視塔」という機能があって、これを使うとパスワードの安全性を一目で確認できるんです。🔒💡
私はこれまでに1Passwordの解説イベントを25回以上開催してきましたが、参加者のほとんどがこの監視塔機能を知らずに使っていたんですよね。でも、この機能を知ってから皆さんのセキュリティレベルは格段にあがりました。何より有料のサービスなので使わないのはもったいないです。
そこで今回は、1Passwordの監視塔を使って、あなたのデジタルライフを安全に守る方法を詳しくお伝えします。
ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです😊。
1. 監視塔でセキュリティをぐんと強化する

1.1 監視塔とは?
監視塔とは、1Passwordに保存したパスワードの安全性をチェックしてくれる便利なツールです。
パスワードを使いまわしていないか、弱いパスワードを使っていないかを見える化してくれるので、導入したら最初にチェックして欲しい部分となります。セキュリティのスコアが数字で出ますのでぜひ高得点を目指していきましょう🌟。
1.2 パスワードの「弱点」をすぐに発見
監視塔を使うと、まず見るべきことは「パスワードの使い回し」や「弱いパスワード」のチェックです。
複数のサービスで同じパスワードを使っていると、ハッキングのリスクが高くなります。
監視塔は、そんな危険なパスワードを教えてくれるので、すぐに対応できますよ💡。また、短すぎたり、簡単すぎたりするパスワードも同時に見つけてくれるので安心です😊。
特に導入した時にGoogle ChromeやiCloud Key Chainからパスワードを移行した人はほぼ間違いなくデータ自体が重複してますのでまずはここを減らすところから目指していきましょう。
1.3 二段階認証やパスキーをサポートしているサイトが分かる!🔒
監視塔は、二段階認証やパスキーが利用できるサイトも教えてくれます。特に銀行やメール、ショッピングや投資など大切な情報を扱うサイトへの侵入を防ぐために二段階認証は必須です!
二段階認証を使うと、万が一パスワードが漏れても、不正アクセスを防げます🔥。なので、監視塔を定期的にチェックして、二段階認証やパスキーが使えそうなサイトが出てくれば、なるべく取り入れるようにしましょう。あなたのアカウントを守る力になります。
2. 監視塔の使い方!導入後のやるべきリスト

2.1 監視塔を確認する
※ここではパソコンでの操作方法を書いていますが、スマートフォンのアプリでも同様の作業は可能です。
パソコンのブラウザから1Passwordの管理画面を開いたら、左メニュー(スマホアプリでは右下)の監視塔(またはWatch Tower)のアイコンをクリック(タップ)します(①)。
そこで表示されるスコアを見てみてください(②)。スコアが高いほど安全です。目指すは1000点以上!これを目標に、どこが弱いのかチェックしていきましょう😊(③と④)。
※スマホの場合は右下のアイコンをタップ
2.2 重複データを削除していく
まずは「再使用されたパスワード」をチェックしましょう。ここに出ている数字は同じパスワードが使用されているサイトの数となります。
「アイテムを表示」をクリックしましょう。
この画面の見方も覚えましょう。一番上にパスワードが一部隠された状態で表示されます。その下に続くサイト(今回は3つ)が同じパスワードを使っているサイトと言うことになります。
ここで注目すべきなのはデータの下にサイトに入る時用のIDが表示されていることです。
今回はこの記事のために楽天とリベシティのダミーデータを作ってみました。リベシティ1,2はIDが同じものとなっていますので、データ自体が重複していることが分かります。(同じIDと同じパスワードのため)
また楽天のIDはリベシティと異なるIDになっています。これは異なるサイトに対し同じパスワードが使われている、つまり使いまわされているパスワードであると言うことを意味します。

※重複データの対応方法
他のパスワードマネージャーからデータをインポート(引越し)する人が多いと思います。
この場合、1password側のデータが重複している可能性が高いです。
これはchromeやIcloudのパスワード管理がWebサイト単位で記憶されるからです。1PasswordはIDとパスワード単位で記憶できるため、データを統合することが可能となります。
上の例ではリベシティに入るためのIDとパスワードを一つのデータに統合させるイメージです。
※重複データの統合手順については「重複IDとパスワードをスッキリ統合する手順」をお読みください。
2.3 再使用されたパスワードを変更していく
重複したデータをなくしても、「再使用されたパスワード」が残っている場合があります。これは使いまわしのパスワードがあると言うことになります。
上の例では楽天ダミーが同じパスワードを使っている状態となります。
使いまわしのパスワードはセキュリティ面で非常に危険なため、どちらかのパスワードを変える必要性があります。
どうせならこの機会に強いパスワードに変えていきましょう。
強いパスワードへの変更方法はパスワードの変更手順にまとめています。
2.4 弱いパスワードを強くしていく
重複データの統合が終わればデータ数が減り、すっきりした画面になっていると思います。
次にやるべきは監視塔画面から「弱いパスワード」の「アイテムを表示」をクリック(タップ)することです。一覧で表示されるので、それを一つずつ改善していきましょう。
重要なサイトから優先的にパスワードを強化するのがおすすめです。銀行やメールアカウントなど、漏れると困るものから手をつけてくださいね💡。
パスワードの強化手順は2.3と同様、こちらの記事にまとめています。
2.5 二段階認証やパスキーでさらに強固な守りを
ここまで来ればパスワードがそう簡単に突破されることはないでしょう。しかし万が一と言うこともあります。
ここでは更に進んだセキュリティを設定するための解説です。
監視塔は、二段階認証やパスキーを設定出来るサイトも教えてくれます。もしお金を扱うサイトやSNSなど大事な情報を管理しているサイトで設定が出来るなら、ぜひ積極的に取り入れてみると更に安全になるでしょう。
PCではなぜか表示されなかったため、スマホの画像を貼り付けますが、このようにそれぞれ使えるサイトの数を教えてくれます。
「アイテムを表示」から確認できるのは同じです。
<二段階認証>
新しいデバイスに入る際にメールや電話のショートメッセージに来た有効期限付きのパスワードを入れないと入れない仕組みです。
→設定については二段階認証の設定手順をご参照ください。
(スマホの場合はそのままでは暗証番号が入りません。スマホでスルっと認証番号を入れる方法もご覧ください)
<パスキー>
パスワードの代わりに生体認証で入る時に活用できるものです。
セキュリティをさらに強化し、ハッキングのリスクを大幅に減らせますのでぜひご活用ください🔒。(パスキーの設定は各サイトからご確認ください)。
まとめ:1Passwordでセキュリティを強化!
お読みいただきありがとうございます。今回は1Passwordの監視塔を使ったセキュリティ向上の方法についてお話ししました。
監視塔を活用することで、パスワードの強化や二段階認証の設定が簡単にでき、あなたのデジタル環境がより安全になります🌟。
ぜひ、この記事を参考に、あなたも今すぐ監視塔をチェックして、デジタルセキュリティを強化してください😊。
コメント📝もお待ちしております!フィードバックを頂けると今後の記事作りの参考にさせて頂いています。あなたのセキュリティ対策の感想もぜひ聞かせてください🙏。
これからも役立つ記事をお届けできるよう、頑張ります。今後ともよろしくお願いしますm(__)m。
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