- 投稿日:2024/10/21
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回は田所雅之著「起業の科学」をつまみ食いします。
まさに超、超、要約。
おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
筆者:田所雅之 1978年生まれ。大学卒業後、外資系コンサルティングファームに入社し、経営戦略コンサルティングに従事。
本自体が大きいので見ごたえがある。
「起業の教科書」という言葉にふさわしく、1000人以上の起業家、投資家を取材し、分析した内容となっている。
その研究成果「スタートアップサイエンス」のスライドは全世界で約5万回シェアされた。
最もスタートアップで重要なのは「タイミング」である。
"なぜ2年前でもなく2年後でもなく、今そのスタートアップを行っているのか?"ーサム・アルトマン
田所雅之著「起業の科学」
成功確率を上げる「型」
「スタートアップの生死を分けるのは、Product Market Fit(PMF、市場で顧客から熱狂的に愛される製品のこと)を達成できるかできないかだ」
田所雅之著「起業の科学」
⇒ 多くの企業の失敗は、未然に防げる失敗
⇒ スタートアップとスモールビジネスの違いを知ろう
スタートアップの方がリスクが高い。
①スタートアップ:投資でマイナスの時期から一気に飛ぶ。
⇒ 存在しない市場から挑戦する
「今検討しているアイデアは顧客にとって本当に痛みのある課題なのか?」
⇒ 食糧1か月分の船で宝島を目指す。
何を躊躇する時間があるのか?
熱量や覚悟が特に必要になる。
②スモールビジネス:最初から確実に利益
⇒ 既存事業から狙う
スモールビジネスは自己資金で行う場合も多い。
労働力の調達やサービスの消費は限定した場所で行われる。
既存市場を土台にしているため、そこそこのリターンを得やすい傾向にある。
「起業=スタートアップ」だと思っている人もいるぐらいだが、起業の多くはスモールビジネスであり、スタートアップはその一部にすぎない。
田所雅之著「起業の科学」
スタートアップのリスク排除 5つの段階
”カスタマーが本当に何が欲しいかを見つけることがあなたの仕事だ”
ースティーブ・ジョブズ
田所雅之著「起業の科学」
1.アイデアの検証
お客のどんな課題を解決するか?
避けるべきアイデアは7つある。
①誰が見ても、最初からいいアイデアに見えるもの
②ニッチ過ぎる
③自分が欲しいものではなく作れるものを作る
④根拠のない想像上の課題
⑤分析から生まれたアイデア
⑥激しい競争に切り込むアイデア
⑦一言では表せないアイデア
2.課題の質を上げる
お客は本当にその課題を抱えてる?
「その製品を心の底から欲しがっているのは誰?」
3.ソリューションの検証
課題解決の方法をテストする
4.人が欲しがるものを検証して作る
熱狂的に愛される製品になるまで改善
5.規模拡大のための変革
利益が出る状態に持っていく
優れた起業家はリスクを好まない。
リスクを抑えようとする。
体形的にリスクを排除していく。
Amazon創業者-ジェフ・ベゾス-
⇒ 検証を怠るな。
検証例:【メルカリ×同人作品×ボードゲーム】0→1達成!メルカリで同人作品を売る具体的な方法。
⇒ 副業こそスタートアップのチャンス!
良いアイデアは切羽詰まった状態では生まれない。
まとめ
世の中の流れを読み、今どの場所にいるのが最も有利なのかを適切に察知する能力が必要です。
田所雅之著「起業の科学」
副業で失敗しよう。
リスクをできる限り減らした状態で。
リスクを取るのではなく、リスクのバランスをとれ。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!