- 投稿日:2024/11/13
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回はアシュリー・バンス著「イーロン・マスク 未来を創る男」2015年発行をつまみ食いします。
まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
筆者:アシュリー・バンス
テクノロジー分野の第一線で活躍するライターで、ニューヨーク・タイムズやブルームバーグ・ビジネスウィークでの長年の取材経験を持ちます。
補足と蛇足
イーロン・リーヴ・マスク(英語: Elon Reeve Musk):南アフリカ共和国出身の起業家。
出典:毎日新聞
1998年にPayPalをつくり、現在では当たり前となっている電子決済という新たな決済サービスを作り出した。
2024年11月13日時点、アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプと手を取り、「政府効率化省」のトップに任命される話題の人物でもある。
端的にいうと、いくつかの本や自伝を要約をしてきて、多くの成功者たちは点ではなく、"線や面"でつながっている。🤔
Twitterの名前がXになったのも、PayPal(ペイパル)が生まれたから。
PayPal(ペイパル)は、インターネット上で決済や送金を行うことができるサービス。
ユーチューブ創業者といった起業家たちはいずれも、ペイパルの出身であり、お互いの企業に投資するなど固い絆で結ばれていることから「ペイパル・マフィア」と呼ばれ、ピーター・ティールはその首領として知られている。
ちなみにイーロン・マスクは「ペイパル・マフィア」の一員として認識されている。
参考:【PayPal創業者:ピーター・ティールの成功哲学】
「人に会う」とはその4文字で表される以上に大きくとてつもない意味を持っている。
成功者になるには世界の最先端を行く人物の話を聞くのが一番というのも頷ける。
ただし、自分がその立場にいなければ難しいだろう。
参考:書籍『世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと』
【その⑥:人間関係 その⑦:人間的魅力】
余談だが、ドナルド・トランプがいたことで、フランスのルイ・ヴィトンは高級品ブランド産業の分野で、世界一になった。
ブランド帝王への道:LVMHを築いたアルノーの決断力と成功哲学
荒唐無稽に聞こえるかもしれないが、私たちが思っている以上に世界はつながっている。だがその話はまたあとで。
それでは、本題に戻るとしよう。
イーロン・マスク:挑戦を続けた男の栄光と挫折
幼少期からの探求心と好奇心
イーロン・マスクは幼少期から本の虫として知られている。
1日に2冊もの本を読みこむ彼の読書習慣は、ファンタジーやSF小説、哲学書、科学書と多岐にわたる。
彼はこうした本を通じて、現実世界を超える夢やアイデアを膨らませていく。
⇒ 広範な知識が未来の発想に繋がる。
早期からのプログラミングへの情熱
コンピュータにも人一倍関心を持ち、10歳で独学によりプログラミングを習得し、12歳の時には自作のビデオゲーム「ブラスタービデオ」を販売して500ドルを得た。😎
幼少期からコンピュータや技術に対する熱い興味を示していたことが、後のテクノロジー企業創設に結びつく。🤔
⇒ 技術への情熱は早期に芽生えた。
アメリカへの移住と奮闘の日々
初期の厳しい労働
南アフリカ共和国からカナダへの移住を果たしたマスクは、木の伐採やボイラー室の清掃といった過酷な労働に従事する。😣
アメリカ移住を夢見ていたマスクにとって、これは次への一歩を踏み出すための試練となった。
⇒ 困難を乗り越えることが未来を切り開く。
クイーンズ大学とペンシルベニア大学での学び
1990年にクイーンズ大学に入学したマスクは、2年後に奨学金を得てペンシルベニア大学に移り、物理学と経済学の学士号を取得する。
技術とビジネスの両方を学んだことで、後に複数の分野を融合する発想力を育てていく。🧐
⇒ 知識の融合が革新を生む。
起業と成功までの試行錯誤
スタートアップ企業「Zip2」の誕生
スタンフォード大学院を退学後、マスクは「Zip2」を設立しました。
これは新聞社向けにウェブサイトを開発するソフトウェア会社で、当初は資金がなく、寝袋でオフィスに寝泊まりしながら開発を続けました。
「貧しくてもハッピーであることは、リスクを取る際に大きな助けになります」
アシュリー・バンス著「イーロン・マスク 未来を創る男」
⇒ 困難を耐えることで道が開ける。
芽が出るかはわからないが、それが魔法のザクロである。
PayPalへの道
Zip2の成功を経て、マスクは「X.com」を立ち上げ、その後PayPalとして世界に影響を与えた。
電子決済という新たな分野を切り開いたこの事業により、マスクは一躍注目を集めました。
⇒ 新たな市場を切り拓く勇気。
そして、「Zip2」と「X.com(のちのペイパル)」の成功を経て1億6500万ドルを手にしたマスクは、学生時代から考えていた「人類救済」に乗り出す。🤔
スペースXの挑戦と失敗からの成功
繰り返される失敗
2002年に設立したスペースXは、低コストでの宇宙開発を目指しました。
補足
最初に描いていたのは火星に「バイオフィア」と呼ばれるミニ地球環境を持ち込んで、植物を栽培する構想でしたが、肝心の安くて信頼性の高いロケットがなかったため、自分でつくろうと設立したのが始まり。🤔
ロケットの開発にはとてつもないリスクがつきまとう。
マスクは設立から15か月で打ち上げを行うという無茶な計画を立て邁進する。
スペースXが初めてロケットの打ち上げに挑戦した2006年3月には、発射からわずか25秒で制御不能となり地上に落下。
2度目は空中分解して爆発。3度目はロケットの第一段と第二段が切り離された際に爆発。😱
最初の3回のロケット打ち上げはすべて失敗に終わり、マスクは企業としての存続危機を迎えました。
「こんなことでへこたれるな。すぐに冷静になって、何が起きたのかを見きわめて、原因を取り除けばいい。そうすれば失望は希望と集中に変わるんだ」
アシュリー・バンス著「イーロン・マスク 未来を創る男」
⇒ 失敗は成長への布石である。
マスクはそう言って、うちひしがれる社員を励ましたが、実はマスク自身もこの時期にはどん底を迎えてる。
もう一つの会社テスラモーターズは「ロードスター」の開発が遅々として進まず、資金的に苦境に立たされていた。😱
それでも諦めないマスクは「最後の1ドルまで会社のために使いたい」と挑戦を続ける。
勝利への転機
2008年9月、マスクは4度目の打ち上げで成功を収め、ファルコン1を軌道に投入させた。
これが失敗したらすべてを失うという状況だった。
これにより、スペースXは16億ドルのロケット打ち上げ契約を獲得し、マスクは一躍成功を手にした。
⇒ 努力の末の成功はその価値を倍増させる。
現在では、打ち上げ後に宇宙船から分離したロケットのブースター(推進装置)を陸上で回収することに成功している。
参考記事:日本経済新聞 スペースXの大型宇宙船、ロケット回収成功 再利用へ道
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN132B80T11C24A0000000/
このように、イーロン・マスクの物語は数々の困難を乗り越え、挑戦を続けた先に成功を掴むことの重要性を教えてくれる。
出典:漫画 呪術廻戦 単行本27巻 バカサバイバー!!
まとめ
⇒ 成功は挑戦と失敗の中から生まれる。
陳腐に聞こえるかもしれないが、これ以外に方法はない。
「三度目の正直」がなくても、「四度目、五度目」には成功するかもしれない。知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆