- 投稿日:2025/01/05
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回は八木仁平著「世界一やさしい『才能』の見つけ方」(2023年発行)をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:八木 仁平
3ヶ月10STEPでやりたいこと探しを終わらせる「自己理解プログラム」開発者。高知県生まれ。早稲田大学在学中コンビニのアルバイトを2ヶ月でクビになり自信を喪失する。その後、本当にやりたいことを見つけるため、独自の「自己理解」に取り組む。その手法を発信し始めたところ、ブログは累計2600万PV、Twitterフォロワー数4万人超に。著書に、30万部を突破した『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』、『世界一やさしい「才能」の見つけ方』がある。
才能を、外へ探しに行ってはいけません。
すでにやっていることが才能なんです。
宝物は、すでにあなたの中にあります。
八木仁平 著「世界一やさしい『才能』の見つけ方」
✅ あなたには、必ず才能がある。
✅ 「5つの間違い」を解消して「才能」を見つけよう。
✅ 2つの公式で才能を活かす。
目を向けるべきは、「他人の成功話」ではなく、「自分の過去の実体験」と本書は語る。
私自身こう考えている。
・「悩み」は、当人が体験した今までの蓄積。
・悩みの答えは「自分の中にある」
才能を見つける手助けをしてくれるのが本書である。
才能が見つからない人の5つの間違い
❶「人よりうまくできること」が才能。
❷「資格」や「スキル」が大事。
❸「なりたい自分」になろうとする。
❹努力は必ず報われる。
❺成功者から学べば、成功できる。
これらは間違った考え方である。
⇒ 才能を見つける前に、5つの間違いに気づくべし。
❶「人よりうまくできること」が才能ではない。
才能とは「ついやってしまうこと」
正しい才能の定義とは何なのか?
それは、「つい、やってしまうこと」
八木仁平 著「世界一やさしい『才能』の見つけ方」
⇒ 才能はすでに持っているものに注目。
才能は「人より上手にできること」ではなく、「ついやってしまうこと」。
つい、ネガティブに考えてしまうのも実は才能である。
❷「資格」や「スキル」が一番大事ではない。
内側にある才能に目を向ける。
「スキルや知識」をつかうのも、結局は自分自身。
だから何よりもまず、「自分の才能」について学ばなければいけません。
八木仁平 著「世界一やさしい『才能』の見つけ方」
リベシティで推奨されているけど、必ずしも、簿記やFPを取る必要はない。
金融知識は別の方法でも身につけることができる。
教える側としては、前提知識を持ってくれたほうがコストがかからない。
リベシティで簿記の教科書を作らないのは、すでに良いビジネスがあり、見込みが薄いからである。
「資格を活かす」ことの優先順位が高くなりすぎると、人生を豊かにするための行動を縛る原因になりかねない。
自分の都合も大事にしよう。
でも、試すことは自己理解につながる。
また、資本主義社会なので、知らないと人生や命に関わるから金融知識は必須。
数字が苦手なら、別の手を考えるのだ。
つまり、妥協点を見つけよう。
❸「なりたい自分」が「憧れ」ではいけない。
「憧れ=自己否定」である。
僕がなぜ、「憧れ」をここまで否定するかというと、憧れというのは本来、現代でつかわれているようなポジティブな言葉ではなかったからです。 あなたは「憧れる」という言葉の語源を知っているでしょうか?「憧れる」の語源は「あくがる」であり、「本来の場所を離れてさまよう、心が体から離れる」という言葉でした。つまり「憧れ」とは、「本来の自分から離れている」状態とも言えるのです。
八木仁平 著「世界一やさしい『才能』の見つけ方」
「憧れは理解から最も遠い感情」といったところか…。
「憧れる相手」は「自分にないもの」を持っている人を指す。
大谷翔平にあこがれてしまうと、大谷翔平を超えることは考えずらい。
大谷翔平を超えたいといった目標でなければ、ライバルにもなれないし勝つこともできない。
❹努力は必ずしも報われないこと。
本書ではアメリカのネブラスカ大学において16歳の学生を対象にした研究が紹介されている。
要点だけ言うと…。
・才能がないことを努力しても、大きな結果は出ない。
・才能があることを努力すれば、大きな結果が出る。
・時間をかければかけるほど、もともと得意な人との差は広がっていく。
❺成功者から学べば、成功できるわけではない。
成功者の口から発せられる内容は「その人にとっての成功パターン」でしかない。
たとえば僕は「人脈が大事」と言われたのでがんばってみましたが、僕にとっては役に立つアドバイスではありませんでした。
反対に3年間、本を読みまくり、ブログをたくさん書く「孤独な時間」を過ごしたことが今につながっています。
「人脈が大事」と「孤独に努力をするのが大事」。
どちらが正しいのでしょうか? 結論、どちらも正しいです。
ただ、その正解が自分に当てはまるかはわかりません。
八木仁平 著「世界一やさしい『才能』の見つけ方」
複数の書籍を読んでいると、成功の法則はいくつか矛盾する。
・足るを知れ ⇄ 強欲に生きろ
・もっと空気を読め ⇄ もっと鈍感になれ
・人脈が大事 ⇄ 孤独に努力をするのが大事
・人に迷惑をかけるな ⇄ たくさん失敗しろ
・行動が大事 ⇄ 行動する前に考えるのが大事
・いろんなことに挑戦しろ ⇄ 1つのことを極めろ
大事なのは、自分流で「ついやってしまうこと」を見つけなければならない。
私の場合、「記事を書くこと、本を読むこと」は「ついやってしまうこと」
でも実は内向的で、相手の記事にレビューを書いたりするのは苦手だったりする。
全然、"つい"できないのだ😅
無理してやっているなら、継続はできない。
そんな自分が嫌いだから何とか変えたくて仕方ないのは理解できる。
でも、「この自分でやっていくしかない」のだ。
漫画:ワンピース 60巻「590話」
「事例 → 抽象化 → 転用」の流れで「才能」に落とし込む。
事例: 他者や本から事実を収集する。
抽象化: その事実から一般化された原則(勝ち筋)を見出す。
転用: 「自分ができること」に絞り、行動に落とし込む。
この手法は確率が高いと思う。
才能を見つけるための公式
2つ+αの公式
・「短所←才能→長所」
「才能は短所にも長所にもなる」というシンプルなこと 隣の芝生はたしかに青いですが、他人から見ればあなたの芝生も青いのです。
八木仁平 著「世界一やさしい『才能』の見つけ方」
・「才能 × スキル・知識 = 強み」
「才能」がないものに「スキル・知識」を掛け算したとしても、小さな成果しか出ない
⇒ 公式に当てはめて才能を発見する。
他の書籍も踏まえると…。
森田 昇著「売れる!スモールビジネスの成功戦略」
Will,Can,Mustの3つの重なりが天職となる。
⇒ 「Will × Can × Must = 稼ぐ力」
⇒ 「ついやってしまうこと(Will × Can) × Must = 稼ぐ力」
⇒ 「才能 × スキル・知識 × 需要 = 稼ぐ力」である。
ピカチュウに「はっぱカッター」は覚えられない。
やはり、「でんきショック」や「10万ボルト」で勝負していくしかないのだ。
「はねる」でも「にらみつける」でも、「才能」である。
「はねる」を自己否定しているなら「才能」は見つからない。
相手を惹きつける「はねる」で仲間に倒してもらっても良いのだ。
同業者と比べすぎることは、自分のためにならない。
たった一つの記事で私の1ヶ月分稼いでいる記事はいっぱいある😅
本当にすごい!
きっと、コストパフォーマンスが悪く見えるだろう。
稼ぐ力で見れば、実に価値がないと。
でも、それでは長く続く「才能」を自覚できない。
いいねやバズることが、ついやってしまい、楽しくて仕方ないならOK!
それこそ、あなたにとっての「才能」である。
でも「?」が浮かぶならきっと違う。
目先に縛られないで、自分がやっていける中での「不自由さ」を楽しむのだ。
魚は鳥をあこがれることがあったとしても、ずっと空を飛ぶことはできない。
魚なら陸ではなく、水の中、「淡水」か「海水」、または「時期に応じて場所を変える」
そんな取捨選択はあなたにゆだねられているのだ。
まずは、ついやってしまえ!そこがヒントだ!
まとめ
✅ あなたには、必ず才能がある。
✅ 「5つの間違い」を解消して「才能」を見つけよう。
✅ 2つ+αの公式で才能を活かす。
⇒ 「才能はすでに持っている宝物」である。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆