- 投稿日:2025/01/01
- 更新日:2025/09/30

原因不明の発熱で入院!インドネシア旅行がキャンセルに
令和6年12月末、突然の原因不明の発熱と筋肉痛に見舞われ、楽しみにしていたインドネシア旅行をキャンセルすることになりました。熱は40度を超え、歩けなくなるほどの状態に。そのまま入院することになり、旅行は中止。さらに、航空券代の払い戻しはわずか4割程度。踏んだり蹴ったりで、本当に泣きっ面に蜂とはこのことです…😭
(※旅行キャンセルで失敗した話はこちら)
しかし、「転んでもただでは起きない精神」で、今回の入院で利用した高額療養費制度(正確には限度額適用認定制度)についてシェアしたいと思います。
入院時にもらった資料に書かれていなかった「高額療養費制度」
入院手続きを母にお願いしていたため詳細は分からなかったのですが、入院時にもらった案内資料の中に「医療費の自己負担軽減に関する資料」が含まれていました。それがこちら。
そのとき私は、「これは、リベシティで勉強していた高額療養費制度のことだ!」と意気込んだものの、資料には「高額療養費制度」という言葉がほとんど書かれていませんでした。ただ、内容的には同制度を指しているようでした。
よく分からなかったので、調べてみた結果、高額療養費制度と限度額適用認定制度は医療費を軽減する仕組みという点では同じですが、細かい違いがあることが分かりました。
「限度額適用認定証」と「高額療養費制度」の違い
以下に、2つの制度の違いをパプちゃんに聞いて、まとめてもらいました。
最終的に支払う金額はどちらの制度を使っても変わりませんが、限度額適用認定証のほうが、一時的な経済的負担を軽減できるというメリットがあるそうです。
限度額適用認定証の手続き
私の場合、母が手続きをしてくれましたが、手続き時に病院側から「限度額が〇〇円になります」と説明があったそうです。特に事前の申請をしていないにもかかわらず、限度額適用認定証が自動的に適用されていたようです。ただし、これは病院ごとに対応が異なる可能性があるため、入院時に事前に確認しておくことをお勧めします。
実際に支払った医療費
4泊5日の入院で支払った医療費は以下の通りです。
①が限度額適用認定制度での医療費:80,327円
※本来の自己負担額は28,974点 × 10円 × 30% = 86,922円でした。
②が保険適用外の費用
食事代:5,390円(1食490円 × 11食)差額ベッド代:22,000円(1日4,000円 × 5日 + 消費税10%)
合計で108,717円でした。
今回は、限度額適用認定証を使っても6,500円ほどしか変わりませんでしたが、そんなことは関係なく、この制度があるお陰で、もしものときのために、無制限にお金を貯める必要がないことや、医療保険に入る必要性もないことなど、改めて実感することができました。
共済組合の「付加給付」でさらに負担軽減
私は共済組合に加入しており、さらに「付加給付」(一部負担金払戻金)を受けることができます。これは自己負担限度額25,000円を超えた分が払い戻される制度で、今回の場合は以下のように計算されます。
80,327円(限度額適用後) - 25,000円(共済組合の限度額) = 55,327円
これにより、最終的な負担額は以下の通りです。
25,000円(共済組合限度額) + 27,390円(保険適用外費用) = 52,390円
※一部負担金払戻金は現在申請中です。
まとめ
今回、限度額適用認定証を利用したことで、経済的負担が大幅に軽減されました。日本の公的医療保険制度は非常に充実しており、学長も「世界最強」と言っていますが、その実力を改めて実感しました。
特に、民間の医療保険が不要であると感じた点は大きな学びでした。皆さんも、万が一に備えて必要以上の保険に加入せず、公的制度を活用することをお勧めします。