- 投稿日:2025/04/11

ご覧いただきありがとうございます。この記事を読むことで、以下のことがざっくりとイメージいただけるのではないかと思います。
・家族信託とは?、どんなことができるのか
・対象になる財産は、普通の銀行口座等の財産とどう違うのか
・後見人制度との違い
家族信託を作る理由
以前、遺言書作成 体験記 という記事で、遺言書の作成についてご紹介いたしましたが、並行して家族信託の作成も進めております。遺言書は、財産を守り、家族に負担をかけずに自分の希望通りに引継ぐのにとても良い方法なのですが、遺言書が効果を発揮するのは、自分が亡くなったとき、つまり相続が発生した時点のみ、ということになります。自分が認知症などで財産を管理できなくなったり、亡くなった後の財産の活用について決めることはできません。家族に事情があったりすると、自分亡き後を遺言書だけでカバーするのは心配というケースもあるかもしれません。遺言書には「付言」として自分の意思を書くこともできるのですが、付言には法的な効力はなく、いざ相続となった時には本文に書かれている通りの分割が行われます。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください