- 投稿日:2025/04/30
- 更新日:2025/11/05
こんにちは!😃
今日は、「スプレッドシート」の使い方を、ゼロから一緒に学んでいきましょう!
スプレッドシートは、お仕事や家計簿、名簿作りなど、色々な場面でとっても役立つツールです。
データを整理したり、計算したりするのが得意なんです👍
Webで使える無料のExcelのようなものと言えばイメージしやすいかもしれません。
この記事は、スプレッドシートを全く触ったことがない方でも大丈夫!
基本的な操作から、文字や数字の入力、簡単な計算、そして見やすい表を作るための書式設定までを分かりやすく解説していきますね。
この記事を読めば、スプレッドシートへの「はじめの一歩」を踏み出せるはずですよ!😊
💡画面が小さく感じたら、表示を拡大しましょう!
もし、この記事を読んでいて「なんだか文字が小さくて見にくいな…😫」と感じたら、お使いのブラウザの拡大機能を使ってみてください。
記事全体の文字や画像を大きく表示できて、とっても読みやすくなりますよ!👀✨
簡単な操作は、キーボードのショートカットを使う方法です。
お使いのパソコンに合わせて、以下のキーを押してみてくださいね。
Windows の方:
拡大:Ctrl キーを押しながら + キーを押す
(+キーの代わりにマウスのホイールを手前の方向に回転でもOK)
縮小: Ctrl キーを押しながら - キーを押す
(-キーの代わりにマウスのホイールを奥側の方向に回転でもOK)
標準サイズに戻す: Ctrl キーを押しながら 0 キーを押す
Mac の方:
拡大: command ⌘ キーを押しながら + キーを押す
縮小: command ⌘ キーを押しながら - キーを押す
標準サイズに戻す: command ⌘ キーを押しながら 0 キーを押す
見やすいサイズに調整して、記事を読んでいただけたら嬉しいです😊
1. はじめに
スプレッドシートの世界へようこそ!🚀
改めて、スプレッドシートとは「表計算ソフト」と呼ばれるもので、マス目状のシートに文字や数字を入れて、計算したり整理したりするのに使います。
例えば、
・毎月の収入と支出を入力して家計簿を作る 💰
・お客様の名前や連絡先を一覧にする 📝
・アンケートの集計をする📊
など、色々なことができます。
具体例があった方がイメージしやすいと思うので、私がノウハウ図書館で配布しているスプレッドシートの一例をお見せします。
【スプレッドシート配布】簿記学習効率UP!自動削除機能付きで繰り返し使える仕訳帳・精算表の活用ガイド
という記事では、簿記の学習に便利な仕訳の練習帳を配布しています。
スプレッドシートのスゴイところはプログラミングも組めるところ✨
このシートは記入後に自動で削除して繰り返しつかえるようなプログラムが組んであります。
なんだかワクワクしますよね✨もし、簿記3級を受験される際は是非使ってみてくださいね!
この記事の目標は、スプレッドシートの「基本中の基本」をマスターすること。
ここからスタートして、色々なことに活用できるようになりましょう!💪
2. 基本操作を体験しよう
それでは、さっそくスプレッドシートを動かしてみましょう!
まずは新しいファイルを作るところからです。
ファイルの作成と保存
新しいスプレッドシートを作成します。
Google Sheetsの場合は、Googleドライブを開いて「新規」ボタンから「Google スプレッドシート」を選びます。

新しいシートが表示されたら、すぐに名前を付けて保存しておきましょう!
Google Sheetsは入力すると自動で保存されますが、最初は「無題のスプレッドシート」となっているので、クリックして名前を変えましょう。
「●●家計簿」や「▲▲名簿」など、内容が分かる名前にするのがおすすめです😉
今回は「スプレッドシートの練習」と名前を付けます。
画面構成の確認
新しいシートが開けたら、画面を見てみましょう👀
マス目がたくさん並んでいますね。
このマス目一つ一つを「セル」と呼びます。
横に並んでいるのが「行」(数字の番号がついています)、
縦に並んでいるのが「列」(アルファベットの番号がついています)です。
特定のセルは、「A1」とか「B3」のように、列と行の番号で場所を表します。
A列(横方向)の、1行目(縦方向)のセルは「A1」ですね。
今、自分がどこを選んでいるかは、枠線がついているセルや、画面左上の名前ボックスで確認できますよ。
これを「アクティブセル」と言います。
画面の上の方には「メニューバー」や「ツールバー」があります。
ここから色々な機能を選んで使っていきます。
セルへの入力と編集
さあ、実際にセルに文字や数字を入れてみましょう!
何か文字や数字を入れたいセルをクリックして選びます。(アクティブセルにします)
キーボードで入力します。
入力が終わったら、「Enter」キーを押しましょう。
Enterキーを押すと、入力が確定されて、基本的には一つ下のセルに移動します👇
右のセルに移動したい場合は「Tab」キーを押すと便利ですよ👉
入力した内容を間違えたり、変えたいときはどうすればいいでしょう?
修正したいセルを選んで、もう一度何か入力すれば、元から入っていた内容は消えて新しいものに変わります。
セルの内容を消したいときは、セルを選んで「Delete」キーや「Backspace」キーを押せばOKです🗑️
入力した内容の一部だけを直したいときは、セルをダブルクリックするか、数式バー(画面の上の方にあります)をクリックしてカーソルを出してから編集します。
試しに「A1」セルに「リベシティ」と入力した後、数式バーをクリックしてから「リベ大」に変更してみましょう!
できましたか?
簡単なコピー&ペースト
同じ内容を何度も入力するのは大変ですよね。
そんなときは「コピー&ペースト」を使いましょう!✨
コピーしたいセルを選びます。
右クリックメニューから「コピー」を選ぶか、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「C」キーを押します。(Macの場合は「command」+「C」)
貼り付けたいセルを選びます。
右クリックメニューから「貼り付け」を選ぶか、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「V」キーを押します。(Macの場合は「command」+「V」)
これで、選んだセルに同じ内容が貼り付けられました!🎉
3. 見た目を整えよう
データを入力するだけでなく、見た目をきれいに整えると、後で見返したときにぐっと分かりやすくなりますよ。😊
基本的な書式設定
文字の色や大きさを変えてみましょう。
書式設定を変えたいセル(またはセル範囲)を選びます。
ツールバーにあるボタンを使います。
「A」の下に色がついているボタンで文字の色を変えられます🎨
フォントの種類や大きさを変えるボタンもありますよ。
セルの背景に色を付けることもできます。
ツールバーにあるペンキのバケツのようなボタン🖌️で、セルの背景色を変えられます。
文字の大きさや色を変更してみてください。
例では、リベ大のテーマカラーに近づけてみました。
ちょっと色を付けたり、文字を大きくしたりするだけで、見違えるように見やすくなりますよね!
罫線を引いて表の枠線を表示する
簡単な表を作るなら、セルに線を引いて枠を作りましょう。
線を引きたいセル範囲を選びます。
ツールバーにある、マス目のようなボタンをクリックします。
引きたい線の種類(外枠だけ、全てのセルに、など)を選びます。
はい、これで表らしくなりましたね!
これで、どこからどこまでが一つの表なのかが分かりやすくなりました。
もっとキレイな表を作りたい!という方は、下記の記事で行の色を交互に塗る方法を解説しています。
慣れれば1分もかからずにキレイに塗れるので、こちらもチェックしてみてください✨
【図解で説明】Googleスプレッドシートで表を見やすく!交互の背景色を最短1分で設定する方法を説明
4. 簡単な計算をしてみよう
スプレッドシートの最大の魅力の一つは、自動で計算をしてくれることです!🔢
簡単な数式の入力
計算をしたいときは、セルの最初に「=」(イコール)を入力します。
例えば、「10 + 5」の計算をしたい場合は、セルに
=10+5
と入力してEnterキーを押します。
すると、セルには計算結果の「15」が表示されるんです!すごい👏
引き算は(-)ですが、掛け算と割り算は馴染みがないかもしれませんので詳しく説明します。
さて、掛け算や割り算はどうするのでしょうか?
掛け算には「*(アスタリスク)」、
割り算には「/(スラッシュ)」という記号を使います。
「*」とか「/」って、普段あまり使わないから分かりにくいな…🤔という方もいらっしゃるかもしれませんね。
大丈夫です!キーボードの場所を確認してみましょう。
掛け算に使う「*」 は「アスタリスク」と読みます。⭐
キーボードでは、たいていのパソコンでは右側の大きなENTERキーの2つ左隣のキーに、「*」が書いてあります。
その場合は、「Shift」キーを押しながら「*」のキーを押すと入力できますよ。
もし、電卓みたいに数字だけが並んでいる場所(テンキー)があるキーボードなら、そこにも「*」のキーがあるはずです。
テンキーがある場合は、こちらでも大丈夫です。
割り算に使う「/」 これは「スラッシュ」と読みます。
📄 キーボードの「め」のキーに「/」が書いてあります。
こちらは「Shift」キーは不要で、「め」のキーを押すだけで入力できますよ。
テンキーがある場合は、そこにも「/」のキーがあります。
これらの記号を使って、例えばセルに「=10*5」(10かける5)や「=10/2」(10わる2)と入力すれば、スプレッドシートが計算してくれますよ!💡
SUM関数を使ってみよう
たくさんの数を合計したいときは、一つずつ足し算の数式を入力するのは大変ですよね。
そんなときに便利なのが「関数」です。
合計を求めるときに一番よく使うのが「SUM関数」です。
使い方は簡単!合計を求めたいセルに、
=SUM(合計したいセル範囲)
と入力します。
例えば、A1セルからA3セルに入力された数字を合計したい場合は、
どこか別のセルに
=SUM(A1:A3)
と入力します。
「A1:A3」は「A1からA3まで」という意味ですよ。
実際に簡単な表を作って、SUM関数で合計を求めてみましょう!
A2セルに「100」、A3セルに「200」、A4セルに「300」と入力します。
A5セルに合計を表示したいので、「=SUM(A2:A4)」と入力します。
Enterキーを押すと、A5セルに「600」と表示されましたか?
これがSUM関数の基本的な使い方です。
もっとたくさんのセルを合計したい場合も、手で入力しても良いですし、範囲をまとめて指定すればOKです!
「合計したいセル範囲」の指定方法ですが、数式を記入する以外に、「マウスで合計したいセルをまとめて選ぶ」方法があります!🖱️✨
合計を表示したいセル(A5セル)をもう一度選びましょう。
そこに「=SUM(」までを入力します。
カッコ「(」まで入力したら、キーボードから手を離して、マウスに持ち替えてください!
合計したい最初のセル(この例ではA2セル)をクリックします。
そのまま、合計したい最後のセル(A4セル)まで、マウスをドラッグしてください。
(A2セルからA4セルまでをマウスでなぞるようにドラッグします)
すると、自動的に「A2:A4」という文字が数式のカッコの中に入力されます。🙌
最後に、キーボードでカッコ「)」を入力して閉じます。
これで数式は「=SUM(A2:A4)」となっているはずです。
最後にEnterキーを押せば、A5セルに合計結果が表示されます!🎉
とても便利ですよね✨
5. 保存と終了
ここまでで、スプレッドシートの基本的な操作を体験しましたね!
作業内容を保存する方法
Google Sheetsは自動保存されるので、基本的には何もしなくても大丈夫ですが、念のため「ファイル」メニューから「保存」や「コピーを作成」を選ぶこともできます。
いちいち保存をしなくても良いのがスプレッドシートの良いところですね!
スプレッドシートを閉じる方法
使い終わったら、スプレッドシートを閉じましょう。
ブラウザ版の場合は、スプレッドシートを開いているタブを閉じればOKです。
今後の学習へのアドバイス
これで、スプレッドシートの基本操作はバッチリです!🎉
今回学んだ内容で、簡単な表作成やデータ入力、合計計算ができるようになりましたね。
スプレッドシートには、他にももっと色々な便利な機能があります。
平均を求めたり(AVERAGE)、数を数えたり(COUNT)する関数、必要なデータだけを表示したりするフィルタ機能、データをグラフにして分かりやすく表示する機能などなど。
操作に慣れてくると、もっと色々なことができるようになって、きっともっと面白く感じるはずですよ!😊
応援しています!頑張ってくださいね!👋