- 投稿日:2025/07/19
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回は清水克彦 著『知って得する、すごい法則77』2025年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:清水克彦
政治・教育ジャーナリスト、びわこ成蹊スポーツ大学教授。愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了、京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。文化放送入社後、政治記者、ベルリン特派員、米国留学を経てキャスター、報道ワイド番組チーフプロデューサー、大妻女子大学非常勤講師などを歴任。専門分野は、現代政治と国際関係論。
「やる気はあるのに、どうしても手がつけられない」
「もっと早く始めておけば…と毎回後悔する」
そう思ったことはないだろうか?
実は法則だったとしたら、できなかった理由に納得できるかもしれない。
”あるある”や”経験則”ともいえる。
齋藤考 著「本当の『頭のよさ』ってなんだろう?」で取り上げた「マタイの法則」も載っている。
「持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまで取り上げられるであろう」 これを「マタイの法則」または「マタイ効果」と呼ぶ。
本書の77ある法則のうち、”稼ぐ力”につながる法則を3つピックアップ。
自分に都合が良い方法で構わないので、行動する”動機”にするのだ。
✅ 先延ばしは想像以上に時間と労力を奪う
✅ まずは“初動”を大切にすべき
✅ 完璧より“終わらせる”ことを目標に
仕事の効率が激変する「エメットの法則」とは?
ハードルが高そうな仕事こそ、早めに手をつけることが、“できない人間”から“できる人間”に変わる鍵になります。
清水克彦 著『知って得する、すごい法則77』
「仕事を先延ばしにすることは、片付けることよりも倍の時間とエネルギーを要する」というリタ・エメットの提示した法則。
エメットは著書『The Procrastinator’s Handbook: Mastering the Art of Doing It Now』
日本語版=『いま、やろうと思っていたのに…』(光文社刊)でこの法則を説いた。
後回しにするほど疲れる理由
⇒ 手をつけないとエネルギーが倍増する。
目の前に処理しなければならないタスクが、やさしい順にA・B・Cがあったとする。
難易度が低いA、普通の難易度のB、難易度が高いCの3つをこなす場合はどうすべきか?
⇒ 難しい仕事から片付けよ。
C→B→A または、C→A→Bで行う。
Cを後回しにした場合、どこか心に不安が残ったままでAとBを処理することになり、時間の経過とともに焦りも招いてしまう。
仕事は簡単な順ではなく、心理的負担が大きい順に片づけると、心が軽くなり、全体のスピードも上がる。
目の前の作業を後回しにすればするほど、頭の中で不安が膨らみ、実際よりも重く感じてしまう。
「完璧主義」があなたを遅らせる
⇒ とにかく初動が大事。
⇒ 終わらせることを目標に。
「うまくやろう」「成功させよう」と考えると、始めるハードルが上がってしまう。まずは“完了”を目指す。
「案ずるより産むが易し」である。
すぐ動ける人になるための「リーナスの法則」
好きなことに打ち込んだ結果、成功が訪れたというケースは、現在活躍しているメジャーリーガーの大谷翔平選手や棋士の藤井聡太さんにも当てはまることではないでしょうか。楽しいから没頭し、その結果、成功できた
清水克彦 著『知って得する、すごい法則77』
リーナス・トーバルズは1991年、フィンランドに住むひとりの大学生が独自でコンピューターのOSを作り出し、それをネット上で公開し、一躍有名になった人物。
その彼の著書の原題が『Just for Fun』(ただ楽しむため)
その中で人が何かをする動機について、次のいずれかに分類できると定義できる。
❶生きること
❷社会における生活
❸享楽・娯楽
リーナスの法則は「楽しいからやる」という以上のインセンティブ(動機づけ)はないということである。
アメリカの心理学者アブラハム・H・マズローが提唱した「人間の五段階の欲求」に近い。
その6段目に当たるのが、「楽しくて没頭できる」という超越した欲求を求めて動くことである。
⇒ 行動の源は“楽しさ”にある
⇒ 楽しいことが最強の動機になる。
好きで没頭できることは、損得を超えて力が出る。
だからこそ「やらされ感」を脱却することが大切だ。
上司にも応用できる“適材適所”の発想
エドワード・L・デシ 著『人を伸ばす力』
こちらの書籍では、内発的動機付けを重視している。
「自ら学び、やる意欲」を引き出せれば組織は強くなる。
逆に「報酬・脅し・競争」が内発的動機付けを弱めてしまう。
⇒ 部下には“楽しい仕事”を与えよ。
⇒ 「やらされ感」だけでは長続きしない。
リーダーという立場になくても、そういう環境に身を置けるように行動したい。
「1.01と0.99の法則」が教えてくれること
“小さな努力”の積み重ねが、やがて“圧倒的な差”となって現れてくるのです。
清水克彦 著『知って得する、すごい法則77』
楽天の創業者・三木谷浩史著『成功のコンセプト』には、「微差が大差になる」ことを示す法則が紹介されている。
毎日少しずつ努力することを「1.01」という数字で表し、それを365乗すると、1年後には 37.78 に。
毎日ほんの少しだけ努力を怠ることを「0.99」という数字に置き換え、同じく365乗すると、1年後には 0.03 にまで減少してしまう。
これが「1.01と0.99の法則」である。
❝ 常に改善、常に前進 ❞
三木谷浩史著『成功のコンセプト』
⇒ 成功者は当たり前のことを当たり前にやる。
⇒ 基礎を徹底する者が勝つ。
⇒ 毎日の“ちょっと”が圧倒的差になる。
1日1%の努力が1年後には大差になる。
逆に、わずかなサボりが大きな後悔につながる。
・YouTubeを見る前に、15分だけ「お金・働き方」に関する本を読んでみる
・SNSを手を止めて、固定費を見直す。
・仕事終わりでヘトヘトでも、「ブログを1段落だけ書いてみよう」と手を動かす
・集中力が続かない日は、写真整理など、考えずにできる作業や準備をこなす。
・休日も平日と同じ時間に起きて、朝の静かな時間で「副業の種」を育てる作業に集中する。
・次のオフ会で何を話そうか、トピックや話の流れを軽くメモしておく。
その目標は何も上司から言い渡されたノルマである必要はない。
自分なりの目標でいい。
その代わり、できるだけ高い目標を作ることだ。
できることならば、達成したら自分の人生が変わると思えるくらいの目標がいい。
三木谷浩史著『成功のコンセプト』
まとめ
✅ 先延ばしは想像以上に時間と労力を奪う
✅ まずは“初動”を大切にすべき
✅ 完璧より“終わらせる”ことを目標に
「〇〇の法則」や「〇〇効果」には、時代の流れに左右されない「本質」が含まれています。
清水克彦 著『知って得する、すごい法則77』
⇒「すぐやる」が未来を変える。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆