- 投稿日:2025/06/29
- 更新日:2025/11/05
こんにちは、やどかりです🐚
『ビギナー・ハラスメント』略して『ビギハラ』
私が作った造語です。(そんなもの、すでにあるかもしれないが)
初心者に対する嫌な対応や仕打ちのことです。
今回は、これから副業や新しいチャレンジで「稼いでいきたい!」と思っている方に向けたショートメッセージです。ちょっとエンタメ寄りですが、中身はすべてリアルな体験談|
1年間、Webライターとして活動してきて、あれ「ビギハラ」だったよな、と思う場面があります。新しいことに挑戦したい、そんなピュアで前向きな気持ちに水を差す憎き「ビギハラ」が存在します。
というか、クライアントワークに至ってはそんなんばっか。
だから、声を大にして言いたい。
あなたの経験を、あなたの時間を、安売りしないでもらいたい!
私もこれまで嫌な思いをした経験が何度かあります。
それが、誰かの挑戦の芽を摘んでしまわないようにと願っています!
興味がある方はこちらもチェックしてみてください!
⚫️「Webライター応募文の書き方」(投稿日:2025/06/25)
⚫️「文章力なんてなくて当たり前」(投稿日:2025/06/05)
⚫️「Webライター【1年間】正直な感想」(投稿日:2025/02/22)
「ビギハラ」モンスター👻高圧のケルヒヤ
副業ライターを始めて3カ月ほど経ったころの話です。文字単価は0.1円〜0.5円、やっと合計で1万円くらい稼げた頃。そんなときWebマーケティング会社のテストライティングのチャンスをつかみました。
マニュアルは山ほどリンクが設定されていて、読むのに1時間はかかるほどのボリューム。レギュレーションも、引くくらい細かく決められていました。でも当時はいけいけモードです。「文字単価1円以上、スキル次第でさらにアップ」という言葉に後押しされ、がむしゃらに挑みました。
テーマはSEO関連で、文字数5000字。テストにしてはやや多めです。
文章力の書籍をそばに置き、せっせとテーマのリサーチをし、書いては書き直し、書いては書き直しを繰り返し、1週間かけて書き上げ提出しました。
すると返答は——
「違和感を感じる部分もありますが、まあよく書けている方だと思います」
なんだこのモヤモヤ。褒めてもらってるのか、貶(けな)されているのか。やりとりの前後関係もあいまって、上から目線の表現に違和感が残りました。
「そんなことないでしょ」ともう方もいるかもしれません。でも、なんか私はこういう言葉の細部に、使ってやる感みたいなのを勝手に感じ取ってしまいます。(自分の良くない部分とも思います)
テスト結果は一応合格。せっかく掴んだチャンスなので、違和感を感じつつも業務委託契約を結ぶことにしました。
ただ契約して半年間、仕事はなかなか回ってきませんでした。クライアントの先のクライアント(実際の企業さん)が忙しく、回っていないとのこと
ならば「記事構成もできます!」だから、興味があれば他の案件でも使ってください!と自分から提案した。構成は得意だし、仕事の幅を広げたかったからです。
「それなら構成のテストを」と言われ、サンプルを作ることに
「提出はいつでもいいですよ」
そう言われたので、しっかり時間をかけ、納得のいくものを作ろうと決めました。気づけば2週間。他の案件もありました。時間がかかった自覚はありましたが、それだけ本気で作った構成でした。
お待たせしました、と送った私に返ってきたのは——
「2週間かかった理由を説明してください」
……えっ?一言目がそれ?どういうこと?「提出はいつでもいい」と言ったのはそちらでは…?しかもこれはお客さんに納品するものじゃないサンプルなのに…。認識の相違?考えの甘さ?一瞬状況が理解できずパニックになりました。
動揺しながらも、私は答えます。
「リサーチに時間がかかり、結果的に遅くなってしまいました。申し訳ありません。ただ構成には自信がありますので、ご確認をお願いいたします。」
返答は
「仕事をしていく上でスピード感は重要です。今回はそういうことで受け止めますが、以後このようなことのないようにしてください。」
……。圧強くね…?ヤバくね?もうね「ちょっと待てよ!!」と心の中で叫びました。クライアントとワーカーの立場の差を利用した「ビギハラ」認定っと。
なんか、クライアントワークになると突然、自分が価値がない人間に感じてしまうことがありますが、そんなこと思う必要まったくなしだと思っています。この方とは一緒に仕事はできないと、次の日に契約を打ち切らせてもらいました。それまでもいろいろありましたので…
伝えたいこと
今でこそ、素敵なクライアントとお仕事をさせていただき、伸び伸びと執筆をさせていただいてますが、そこまでの道のりは遠かった。
副業や新たな挑戦では、あなたの「姿勢や成長」をちゃんと見てくれるクライアントばかりではありません。
「成果物さえ手に入ればいい」という人が一定数います。
でも、そんな人たちにどうか心を削られないでください。あなたの持っている個性や想いを安売りしないでください。
諦めずに、ちゃんと見てくれる人に出会えるまで続けてほしいと思います。
良きご縁に恵まれますように!!
以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨️
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