- 投稿日:2025/10/08
- 更新日:2025/10/08

ブログでFIREを達成した僕が、最初にやったことは何だと思いますか?
それは、悪の力を利用することです!
この記事では、誰も語らない「成功の汚い真実」を包み隠さず公開します。
事業を始める本音
人が事業を始める理由は、なんだかんだ言って「お金」です!
しかも「人よりも稼ぎたい」「経済的自由を手に入れたい」など、世間では口に出しにくい欲望が多少なりとも含まれています。
「そんな気持ちで事業をすべきでない」と、あなたは思いますか?
いいや、それで良いのです!
その率直な欲望を活力に変えて、事業を進めていきましょう。
「悪」がもたらすエネルギー
世の中で大きなことを成し遂げている人々は、そういった「悪」の力で動いている部分があります。
彼らはマイナスの感情を否定せず、目標達成のために割り切って利用しているのです!
実は嫉妬や欲望といった「悪」の力は、とても強いエネルギーを持っています。
人類の歴史を振り返っても、純粋な善意だけで大きな変革が起きたケースは少ないです。
多くの場合は「現状への不満」「他者への対抗」「成功への渇望」といった、ネガティブとされる感情が原動力となってきました。
たとえばスティーブ・ジョブズは、Appleから追放された屈辱をバネにNeXTとPixarで成功を収めました。
そしてAppleに復帰後、iPhoneで世界を変えたのです。
「絶対に見返してやる」という執念が、イノベーションを生みました。
また孫正義は、在日韓国人として差別を受けた経験を持ちます。
そして「絶対に成功して見返す」という、強烈な野心を持ち続けました。
その野心が、今日のソフトバンクグループを築き上げたのです。
彼らの成功の裏には、美しい動機だけがあったわけではありません。
怒り・屈辱・嫉妬といった「負の感情」が、確実に存在していました。
常識的な成功法則を捨てよ
「非常識な成功法則」という、神田昌典さんの著書があります。
3,000社にのぼる顧客企業の成功事例をもとに、凡人が成功するために必要な心構えを記した名著です。
この本には、「常識的な成功法則は凡人の役に立たない」と書いてあります。
常識的な成功法則とは、たとえば「お金ではなく感謝を求めよう」「人のために尽くせば成功する」みたいな言葉です。
このような言葉に従う必要はないと、著者の神田さんは言っています。
なぜならそういった成功法則は、成功者が「すでに成功した段階で」語っている言葉だから!
まともな成功者が一番恐れることは、傲慢になることです。
それを律するために「お金を求めてはいけない」「感謝の気持ちが大切」などといった言葉は、とても効果があります。
したがってすでに成功している方々は、このようなことをたくさん口にするのです。
自分自身を戒めるためであり、社会的イメージを保つためでもあります。
しかしまだ成功していない段階では、これらの言葉は逆効果となります!
人は残念ながら、一気にお金も心も豊かな人にはなれません。
そうなろうとすると、「お金が欲しい」⇔「お金を求めてはいけない」のジレンマに陥るからです。
このジレンマは行動を鈍らせ、結果的にどちらも手に入らない状況を生み出します。
心がけるべきはまず自分の「悪」の力を解放して、金銭的に成功することです。
心を豊かにしていくのは、その後になります。
「心」より「金」の優先順位を高めることで、目標達成の確率を大きく上げましょう!
これは、通常の道徳観からすればタブーとも思われるような論理です。
しかし成功した人が人前で語る綺麗事よりは、説得力があると思いませんか?
自分の経験談
僕が実際に「悪」の力を利用した実体験を、以下に記していきます。
当時の僕は、「嫉妬」や「お金」を原動力に動いていました。
嫉妬やひがみを原動力に
僕は最初、ブロガーとして独立しました。
田舎での起業で仲間もおらず、孤独の中で作業をしていたのです。
パソコン一台で、黙々と記事を書く日々。
周囲に相談できる人もおらず、本当に孤独でした。
同じように起業した友人は都会で交流会などに参加し、SNSには楽しそうな写真を投稿しています。
その時の僕の原動力は「こんなヤツよりも必ず成功してやる!」といった、嫉妬やひがみでした。
この感情は決して、美しくありません。
しかし毎日深夜まで作業を続ける、強烈なエネルギー源となったのです。
参考:【実体験】田舎で起業は不利?僕が鳥取で専業ブロガーになれた理由
お金か理想かのジレンマ
またブログが軌道に乗ってくる中で、ジレンマが出てきます。
自分的にはあまりお勧めできない商材を紹介してほしいと、広告代理店(ASP)から頼まれたときです。
報酬は魅力的でしたが、読者の信頼を裏切ることになるかもしれない。
この時、僕は「お金」を取る選択をしました!
具体的にはその商品を実際に使い、良い点と悪い点を正直にレビューするといった形で記事を書いたのです。
メリットとデメリットを併記して、読者に判断してもらう形にしました。
「自分が悪いと思うものは紹介しない」という決断もできたし、それが理想でしょう。
しかしそれを続けていくと、紹介できる商品や収益は限られます。
月に数万円の収入では、生活が成り立ちません。
またもしかしたら、自分は悪いと思っていても他人にとっては良い商品かもしれません。
そこの可能性をつぶしてしまうのも、良くないなと自分に言い聞かせました。
結果的には「とりあえず使って良い点と悪い点をレビューする」という、ギリギリ自分が譲歩できる形にしたのです。
これも見方によっては、悪魔に魂を売ったことになるでしょう。
超えてはいけない一線
ただし、ここで重要な注意点があります。
それは「完全なブラックに堕ちない」ということ!
ブログでいえば、以下のようなことです:
・100%詐欺商品を売る
・商品を使ってもないのに体験談を書く
・著作権無視で他人の文章や画像をパクる
・「必ず儲かる」など根拠のない誇張を使う
・法律で明確に違反となっている行為
こういったことをしたら、短期的には稼げると思います。
しかし長期的に見た場合、持続的ではありません。
これは「警察に捕まるから」といった、単純な話ではありません。
そういったことを続けていると、自分の心が蝕まれていくのです!
何が良くて何が悪いのか、その境界線があいまいになってきます。
最初は罪悪感を持ってやっていたことも、だんだんマヒしてきて普通になってくるのです。
また一度甘い汁を吸うと、なかなかそこから抜け出せなくなります。
真っ当な方法で稼ぐのが馬鹿らしく感じ、ドンドン深みにはまってしまうのです。
そこで最終的に待ち受けるのは、破滅しかありません。
「悪」の力を利用するにも、超えてはいけない線はあります!
その線とは「他人を騙さない」「法律を守る」「自分の良心に反しすぎない」といったバランスです。
現在の自分
現在の自分は信頼できる人とともに、空き家を活用した民泊事業を行っています。
参考:【半年で完成】民泊の知識ゼロから田舎の空き家で月20万円!不動産の素人が成功した全記録
自分はインバウンドで稼げて、旅行者には喜んでもらえて、地域の空き家削減にもつながる。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」の、三方よしを実践中です!
これは最初にちゃんとお金を稼いで、FIRE(経済的自立)したからこそできています。
田舎の家を買い取って、満足してもらえるようにリフォームし、お客さんを募集する。
ある程度の時間とお金がないと、この事業を行うことはできません。
ブログで稼いだ資金と、時間的余裕があったからこそ実現できるのです。
逆に言えば、FIREした僕だからこそできることだと考えています。
今は「金」より「心」の優先順位を高めており、人生の満足度は高いです!
まとめ
僕の経験から言えることは、以下の通りです:
①「悪」の力を利用して金銭的成功を目指す
綺麗事よりも実利を優先する、ただし一線は超えない
②金銭的余裕ができたら「心」の豊かさを追う
三方よしのビジネスへ転換、社会貢献と利益を両立する
最初から理想を追い求めて中途半端になるよりも、まずは経済的基盤を固めることが現実的です。
あなたもまずは「金」を優先して、その後に「心」を豊かにしていく道を選んでみませんか?