- 投稿日:2025/10/20
- 更新日:2025/11/19
- 1.はじめに
- 2.600点はコツをつかめば誰でも届く!
- 3.私フレンドの失敗談:英語の試験だと思っていた
- 4.TOEIC600点とは?レベルの目安を知ろう
- 6-1.攻略ステップ①:まずは“TOEIC試験のつくり”を理解しよう
- 6-2.攻略ステップ②:最初は“基礎固め”に集中
- 6-3.攻略ステップ③:リスニング対策は“音に慣れる”が最優先
- 6-4.攻略ステップ④:リーディングは“時間配分”と“設問タイプ”を意識
- 6-5.攻略ステップ⑤:“模試で実戦力”を養う
- 6-6.攻略ステップ⑥:本番1週間前の“最終チェックリスト”
- 7.私フレンドの勉強スケジュール:600点を超えた日々
- 8.TOEIC600点は努力より“方向性”が大事
- 9.最後に
- 10.TOEIC試験に関する関連記事
1.はじめに
社会人になってから英語の勉強を再開しようと思ったとき、まず思い浮かぶのがTOEIC。
でも、いざ勉強を始めると「どこから手をつけたらいいかわからない…」と感じる人も多いですよね。
この記事では、社会人のTOEIC初心者の方に向けて、確実に500点を突破するための受験時の攻略法とスコアアップのコツを、私フレンドの実体験をもとにやさしく解説します。
2.600点はコツをつかめば誰でも届く!
TOEICで600点を取るのは、決してムズカシイことではありません。
英語力というよりも、
出題形式や受験のコツを理解し、効率的に回答できるかどうかでも結果が大きく変わります。
たとえるなら、マラソンに挑戦するのに「走り方を知らないまま走り出す」ようなもの。
まずはTOEICの“走り方”を知ることが、600点への第一歩です。
3.私フレンドの失敗談:英語の試験だと思っていた
私は初めてTOEICを受けたとき、「自分の英語力を試す!」と勘違いしていました。
リスニングでは設問の意図を先読みをせず、流れてくる音声をすべて聞き取ろうとしていました。
結果、途中で混乱し、設問を読むころには次の問題が始まっているという地獄ループ。
またリーディングでも、文のアタマから正確に訳そうとして時間が圧倒的に足りず、後半はほぼ空欄…。
でもそのあと気づいたんです。
TOEICは“英語の実力テスト”ではなく、
**“出題形式を理解し、戦略的に解くテスト”**なのだと。
この気づきが、600点突破の大きな転機でした。
4.TOEIC600点とは?レベルの目安を知ろう
TOEIC600点を取る人は、英語がペラペラしゃべれる人というイメージを持っていませんか? でも実際には英語を「なんとなく理解できるレベル」の人なんです。
仕事でいえば、次のようなスキルを持つイメージです。
簡単なメールの内容を理解できる
短い会話なら相手の意図がわかる
プレゼンやミーティングでキーワードを拾って流れを追える
つまり英語がペラペラというわけではないのです。
むしろ、キーワードをつかんで要点を理解できる力があれば十分取れるスコアです。
つまり、基礎的な文法とテストによく出る単語を覚え、あるていどリスニングに慣れれば、600点は誰でも届くはずです。
6-1.攻略ステップ①:まずは“TOEIC試験のつくり”を理解しよう
TOEICは大きく分けて2つのセクションに構成されています。
リスニング(Part1〜4):約45分・100問
リーディング(Part5〜7):約75分・100問
それぞれで求められるスキルが異なるため、まずは全体像を把握しましょう。
▶ リスニングパートの特徴
● 音声は1回しか流れない
● Part 3と4(会話・説明文)が特に難所
● 英語特有の単語と単語の音がつながるということに慣れる
💡ポイント:設問の先読みを必ずする!
先に設問を見て「何が問われるか」を意識しておくだけで、正答率が一気に上がります。キーワードが聞き取れるだけで解ける問題もあるくらいです。
▶ リーディングパートの特徴
●時間との勝負!
●文法と語彙の基礎がカギ
●問題形式に慣れるとミスが激減
ここでのカギは「全文を訳そうとしない」こと。
**“訳すのではなく、意味をつかむ読み方”**を意識しましょう。
また文法や熟語を知っているだけで解ける問題もあるので、基礎固めはとても大事です。
6-2.攻略ステップ②:最初は“基礎固め”に集中
600点を目指すなら、いきなり模試よりも基礎を固めるのが近道。
▶ 文法の基礎を取り戻す
中学〜高校レベルの文法が理解できていれば、十分対応可能です。
特に以下の3つは最優先で復習しましょう。
● 品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞):品詞がわかるか問われます。
● 時制(現在・過去・完了):特に完了形は理解しておく必要あり!
● 前置詞・接続詞の使い分け
💡オススメ教材:「TOEIC文法問題でる1000問」
TOEICに直結する構成で、Part5の正答率が劇的に上がります。
▶ 単語力を伸ばす
TOEICでは、基礎単語+ビジネス英語表現が多く出題されます。
毎日少しずつ、ムリのない数をコツコツ覚える習慣をつけましょう。
💡オススメ教材:「キクタン TOEIC® L&R TEST SCORE 600」
TOEIC600点を目指すなら、**見出し語のレベル1(400〜600点目標)**だけでも完璧に。
これだけでリーディング速度とリスニング理解力が格段にアップします。
6-3.攻略ステップ③:リスニング対策は“音に慣れる”が最優先
リスニングは、**量より「聞き取り方の理解」**が重要です。
▶ シャドーイングを取り入れよう
音声を聞きながら、発音やイントネーションをマネするトレーニング。
最初は聞き取れなくてもOK。
音のリズムに慣れることで、自然と耳が鍛えられます。
▶ TOEIC頻出フレーズを“音”で覚える
たとえば、
Could you repeat that, please?
I’d like to confirm the schedule.
といったフレーズを声に出して練習すると、リスニング中にスッと聞き取れるようになります。
💡オススメ教材:TOEIC公式問題集(最新版)
1冊を繰り返し使い込むことで、「出題傾向」+「音の癖」まで自然に身につきます。
6-4.攻略ステップ④:リーディングは“時間配分”と“設問タイプ”を意識
リーディングでの最大の失敗は「最後まで解けない」こと。
▶ 理想的な時間配分
Part5:10分
Part6:10分
Part7:55分
この配分を意識して、1問あたりのスピード感を身につけましょう。
▶ 設問タイプを把握する
Part7では、以下の2点を意識します。
文書タイプ別(メール・広告・記事など)の読み方
キーワードを先に読む「設問先読み法」
また、迷ったら直感を信じる!
長文を何度も読み返すより、テンポよく進めた方がスコアが安定します。
6-5.攻略ステップ⑤:“模試で実戦力”を養う
基礎が固まったら、本番さながらの練習を始めましょう。
▶ 模試を解くポイント
制限時間を守って解く
間違えた問題の“原因分析”をする
リスニングはスクリプトで復習する
💡オススメ教材:「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」シリーズ
模試の復習こそが最強の勉強法。
「解く」より「分析する」時間に価値があります。
6-6.攻略ステップ⑥:本番1週間前の“最終チェックリスト”
直前期は、新しいことに手を出さず、復習に集中!
▶ やるべきことリスト
公式問題集を1回通しで解く
苦手なPartを集中復習
試験当日の流れをシミュレーション
試験当日は、脳がベストな状態で動くことが大切です。
「もうやるべきことはやった」と自分に言い聞かせ、前日は勉強を休み、睡眠をしっかり取って万全の状態で挑みましょう。
7.私フレンドの勉強スケジュール:600点を超えた日々
私は600点を超えるまで、勉強時間の確保にとても苦労しました。
そこでまず、自分が1日どんな時間の使い方をしているのかをすべて記録しました。
SNSやテレビの時間を見直し、少しずつ英語学習に置き換えていったんです。
最初は1日30分からのスタート。
でも、続けていくうちに習慣化できて、最終的には毎日1時間は勉強に使えるようになりました。
通勤電車では「金のフレーズ」を見て、夜は公式問題集のリスニングをシャドーイング。
**「まとまった時間がなくても、積み重ねれば結果は出る」**と実感しました。
8.TOEIC600点は努力より“方向性”が大事
TOEICは、英語力だけでなく、“慣れと戦略”を試すテストです。
闇雲に勉強するよりも、出題傾向を理解し、正しい順序で対策することが最短ルート。
TOEICでハイスコアを取る人は、
「目標に向かって努力を継続できる人」と評価される存在です。
今日から少しずつ始めれば、3か月後には自信を持って試験会場に向かえます。
9.最後に
もしこの記事が少しでも役に立ちましたら、いいねボタンをクリックしていただけるとうれしいです。また小さなコメントでも執筆の励みになるのでお時間のある方は「良かった」と残していただけると更にうれしいです。
今後は勉強時間の確保のしかた、勉強方法についても書いていく予定です。リクエスト、質問などありましたら、コメントに残していただけるとうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
10.TOEIC試験に関する関連記事
本記事がTOEIC受験に関する3本目の記事です。全部で3記事あります。前の記事をお読みいただきたい方は下記のリンクをクリックしてみてください。
■【英語資格】TOEIC 800点への道(TOEICシリーズ1)
■社会人のためのTOEIC学習本おすすめガイド|たった3冊で500点突破へ(TOEICシリーズ2)
いずれもサクッと読めるようにしています!