- 投稿日:2025/10/24
- 更新日:2025/10/29
1. はじめに:つまずきの正体は「自分の思考スタイル」かも?
「ブログやアフィリエイトを始めたいけれど、自分の強みがわからない」
「個性を出すって、どうすればいいの?」
「そもそも、収益につながるのか不安……」
そんな風に、最初の一歩で立ち止まってしまう人は少なくありません。
この“書きづらさ”や“迷い”の原因は、スキル不足だけではなく、自分の中にある「感じ方・考え方・伝え方のクセ」にあることも多いです。
たとえば、感情を出すのが苦手だったり、誰にどう見られるかが気になって筆が止まってしまったり。実はこれ「弱み」ではなく、あなたらしい思考パターンの表れなんです。
今回は、個性診断(HRパーソナル診断)でも特に表現やコミュニケーションに関わる3つの尺度――
🎭表出性(感情の出し方)、
💞共感性(他者への寄り添い方)
🗣会話性(話すことへの快・不快)
――に着目して、「あなたに合った書き方のヒント」を整理していきます。
2. よくある“つまずき”には、思考のパターンが影響している
あなたは、こんな悩みに心当たりがありませんか?
「自分の体験に価値があると思えない」
「キャラを出すのがなんだか気恥ずかしい」
「誰に向けて書いているのか、定まらない」
これらの悩みは、あなたの能力が足りないのではなく、自分の感情の扱い方や他人との距離感の取り方といった“思考のスタイル”が関係していることがあります。
HRパーソナル診断では、人の行動やスキルではなく、「発想のクセ」や「感じ方の違い」を12の尺度で分析します。
今回は、ブログや副業の文章発信に直結しやすい3つの尺度に絞って、自分の傾向を見つけてみましょう。
3. あなたの思考スタイルをチェックしてみよう
① 🎭 表出性|感情や体験をどれだけ“外に出せる”か
🔶 よくあるつまずき
・自分の気持ちを正直に書くのが恥ずかしい
・感情を出しすぎると引かれる気がしてしまう
✅ あなたはどれ?
□ 感情を素直に出すのが得意 → 表出性【高め】
□ 感情を抑え、論理的に発信する → 表出性【低め】
□ 書く内容によって調整する → 表出性【バランス型】
🌟 特徴と活かし方
高めの人:感情の温度や熱量が伝わりやすく、読者との“心の距離”が近づきます。エッセイや人柄が出るコンテンツが向いています。
低めの人:落ち着いた視点で論理的にまとめるのが得意。レビューや解説系、情報を整理する記事で信頼を得やすいです。
バランス型:文体やトーンを柔軟に変える力があり、多ジャンルへの対応力が強みになります。
📎関連リンク
🎯 感情を出すのが得意?苦手? 表出性タイプ別・副業の選び方
https://library.libecity.com/articles/01K1CMQJ3VKBYR918GWH2GCPNY
② 💞 共感性|読者の気持ちにどれだけ“寄り添える”か
🔶 よくあるつまずき
・誰に向けて書けばいいかわからない
・相手の悩みに響くのか自信がない
✅ あなたはどれ?
□ 感情の機微を想像しやすい → 共感性【高め】
□ 論理的・事実ベースで伝えたい → 共感性【低め】
□ 相手に応じて伝え方を変える → 共感性【バランス型】
🌟 特徴と活かし方
高めの人:相手の立場に立って物事を考えるのが得意。感情に寄り添う文章に自然と信頼が集まります。
低めの人:感情に流されず、事実を軸に構成する記事が得意です。専門的・分析的なテーマに強みを発揮します。
バランス型:相手を意識しつつも、自分の意見や情報を効果的に混ぜ込む力があります。
📎関連リンク
💞 気を使いすぎて疲れてない? 共感性タイプ別・副業の選び方
https://library.libecity.com/articles/01K1ER5PN3M7DNQ2ZAQVH4G892
③ 🗣 会話性|“話しかけるような文章”が書けるかどうか
🔶 よくあるつまずき
・文章がかたくなってしまう
・話しかけるように書くのが不自然に感じる
✅ あなたはどれ?
□ 口語調でスラスラ書ける → 会話性【高め】
□ きっちりした文体になる → 会話性【低め】
□ 媒体によって調整できる → 会話性【バランス型】
🌟 特徴と活かし方
高めの人:フレンドリーで親しみのあるトーンを自然に出せるタイプ。SNSや日常系ブログに向いています。
低めの人:整った文体と構成力で、読者に「分かりやすい」「信頼できる」と思われやすいです。情報系や専門性の高いジャンルと良い相性。
バランス型:媒体や目的に応じてトーンを調整できる柔軟さがあります。
📎関連リンク
🗣 話し方のクセは強みになる? 会話性タイプ別・副業の選び方
https://library.libecity.com/articles/01JYWRXMMMBE26F4BXCEV9E9FN
4. あなたのブログスタイルは?診断×文章タイプのヒント
自分に合った文章スタイルは、「どう見られたいか」「どんな感情を扱うか」「誰に向けて書くか」によって変わります。
以下はあくまで一例ですが、自分の感覚に近い組み合わせを参考にしてみてください。
① 🗣会話性【高め】 × 🎭表出性【高め】 × 💞共感性【高め】 → 親しみ重視のナチュラル発信タイプ
気取らず話すように書くのが得意で、感情表現も豊か。読み手との心の距離を縮めやすいタイプです。
▶︎ 向いている記事:育児・体験談・SNS投稿風ブログ・ゆるレビューなど
🟡注意点:感情に乗りすぎると、読者との境界線が曖昧になることも。
「共感してもらえるか不安」で迷いすぎると、筆が止まりやすくなります。テーマや目的を先に決めてから書くと◎。
② 🗣会話性【低め】 × 🎭表出性【低め】 × 💞共感性【低め】 → 論理と情報で勝負する分析タイプ
感情を抑え、整った構成と論理性で伝えるのが得意。無駄がなく信頼感のある文体です。
▶︎ 向いている記事:専門知識の整理/レビュー比較/SEO記事/数値や検証系記事
🟡注意点:冷静すぎて“読者との温度差”が生まれやすい傾向あり。
伝えたい内容は正確でも、「読み手はどう受け取るか?」という視点を一言添えるだけで印象が柔らかくなります。
③ 🗣会話性【高め】 × 🎭表出性【高め】 × 💞共感性【低め】 → 発信力で惹きつけるキャラ型タイプ
感情表現と話し方のクセが個性に。読者と議論したり、自分の考えをストーリーに乗せて発信するのが得意です。
▶︎ 向いている記事:雑記ブログ/コラム/自己開示や生き方コンテンツ
🟡注意点:個性が前面に出すぎると、読者が「置いてけぼり」に感じることも。
「誰に届けたいか?」を明確にしたうえで、読者の視点をちょっとだけ意識できるとバランスが取れます。
④ 🗣会話性【低め】 × 🎭表出性【低め】 × 💞共感性【高め】 → ていねいに寄り添うサポート型タイプ
目立つのは苦手でも、丁寧な説明と相手目線の誠実さで信頼を築けるタイプです。
▶︎ 向いている記事:Q&A形式・悩み相談・初心者向けマニュアル・ユーザーサポート系
🟡注意点:思いやりが強いぶん、「こんなこと書いていいのかな…」と慎重になりすぎて、書けなくなることも。
まずは自分の意見を「前置き付き」で出してみる練習から始めてみましょう(例:※個人の体験ですが…など)。
💡「どれにも当てはまらない…」と感じたあなたこそ、オリジナルの発信スタイルを築くチャンス。
あなたの尺度の組み合わせが、あなたにしか書けない文体や企画につながります。
5. まとめ:「稼ぎ方」より「書き方の自然さ」にヒントがある
ブログ・アフィリエイトは、「どうやって稼ぐか?」という情報に振り回されがち。
その前に、「自分はどう感じ、どう書くのが心地よいか?」を知ることが、長く続けられる鍵になります。
“自分にとって心地よい書き方”=「続けやすく、結果的に成果につながるスタイル」です。
初心者だからこそ、焦らず、無理せず。
自分らしい伝え方を少しずつ形にしていきましょう😊
💡HRパーソナル診断ってなに?
この記事で紹介した3つの尺度は、心理アセスメント「HRパーソナル診断」でチェックできます。
スキルや経験ではなく、自分の「感じ方・関わり方・考え方のクセ」を見える化して、自分にフィットする働き方や副業スタイルを探したい人におすすめです。
▶︎ 診断について、もっと知りたい方は
【仕事も人間関係もラクになる】はじめての個性診断
https://library.libecity.com/articles/01K14KRAQRWD6M9XJ13G8FYGT8
▶︎ 副業との相性を知りたい方は
【副業×個性】相性ガイド|副業16選とあなたの活かし方
https://library.libecity.com/articles/01K1VN9YFCJTFK0W32W6B94RT9
