• 投稿日:2025/12/03
【各資格先リンクあり】『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』:「組み合わせ」を武器にせよ

【各資格先リンクあり】『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』:「組み合わせ」を武器にせよ

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シロマサル@ノウハウ図書館×本の要約🍀

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要約
林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』は資格を“戦略的に組み合わせる”ことで、キャリアと収入を伸ばす方法を解説する。 簿記×診断士のようなスキル融合、ブランディング、発信術、独立戦略までを体系化。 資格を「飾り」から「武器」に変えるための実践書である。

初めまして!シロマサルです。

知ることで、人生はもっと楽しくなる!

今回は林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』(2024年発行)をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。

著者:林 雄次

はやし総合支援事務所代表。IT関連企業に勤務後、「はやし総合支援事務所」開業。中小企業診断士、社労士、行政書士、情報処理安全確保支援士等として企業向け支援を行いつつ、「資格ソムリエ®」「デジタル士業®」としてさまざまなメディアで活躍中。僧侶の資格も持つ。保有資格・検定は500を超える。著書に『資格が教えてくれたこと 400の資格をもつ社労士がみつけた学び方・活かし方・選び方』(日本法令)など。

00000.png✅ 資格は「単体」より「かけ合わせ」で活きる。

✅ ブランド化が収入を変える。

✅ 発信と行動がチャンスを引き寄せる。

副業(複業)、兼業が少しずつ一般化し、会社だけに依存するのではなく、個人が強みを認識して社会にアウトプットしていくことが求められるようになってきました。さらには人生100年時代、リスキリングと「学び直し」を迫るワードも次々に登場しています。でも、そう簡単に言わないでくれと思う方も少なくないでしょう。資格を取るにしても、何を選んで、どう使えば良いのかを自分で探すのは、容易なことではありません。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』


「資格を取っても、仕事に活かせない」

「せっかく勉強したのに収入が変わらない」

そんな悩みを抱える人は多い。

資格そのものは立派な武器だが、使い方を誤るとただの“飾り”になる。

林雄次氏は言う。

「資格は、組み合わせてこそ価値が生まれる」

本書は、資格を“つなげて稼ぐ”ための実践ノウハウを体系的にまとめた一冊。

本記事では、資格活用の本質を3つの視点。

かけ算の発想・ブランディング・発信力――から解説する。


『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』

Image_fx.jpg掛け算は可能性の幅を広げてくれる。

本書は、資格取得をこれから目指す方はもちろん、資格をすでにいくつかお持ちの方にも、ヒントとなる内容が満載です。きっと多くの方に役立てていただけるでしょう。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』


資格は“組み合わせ”で生きる──かけ算で個性をつくる

Image_fx (1).jpg肩書が欲しくなるのは人間が社会性の生き物だからである。

簿記と中小企業診断士資格を持っていると、財務・会計に強いコンサルタントとして活躍できます。企業のコンサルティングを行ううえで、財務・会計は切っても切れない関係にあります。経営の改善や、資金調達、投資戦略などには、現在の財務状況を正確に把握し、分析を行うことが必要不可欠だからです。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』

0.png⇒ 資格は「足し算」ではなく「掛け算」で輝く。


資格を1つ取っただけでは、専門家としての市場で埋もれてしまう。

しかし、2つ以上の資格を組み合わせると、あなたにしかできない“独自の価値”が生まれる。

林雄次氏はこの「資格のかけ算」こそが、現代の働き方における最大の武器だと説く。

たとえば「簿記 × 中小企業診断士」なら、財務に強いコンサルタントになれる。

数字を読む力と、経営戦略を構築する力を掛け合わせることで、他者には真似できない立ち位置を確立できる。

営業的な戦略を打ち出す場合にも、どのくらいの予算をかけられるのか予算策定が基盤となり、戦略の実行中も数字による評価と改善を繰り返すことが重要となってきます。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』

資格とは単なる“肩書き”ではなく、信頼を得るための“道具”である。

資格の価値は数ではない。

「どの資格を持つか」よりも、「どう組み合わせ、どの分野で活かすか」が問われている。

この発想が、これからのキャリアの主軸になる。

さらに林氏は、かけ算の効果を「指数関数的成長」と表現する。

一見無関係に思えるスキルでも、掛け合わせれば思いがけない仕事が生まれる。

たとえば「社労士 × ITスキル」であれば、デジタル労務の専門家として新たな需要を掘り起こせる。

資格のかけ算は、自分の人生を“再編集”する作業だ。

持っている知識を組み合わせ、社会にどう貢献するかをデザインする。

この視点を持つだけで、資格は「紙切れ」から「武器」に変わる。

単一の場合は「他にもいる」が、複数を組み合わせた場合に「他にはない」になる。


ブランディングがすべてを変える──“資格×自分”をデザインせよ

Image_fx (2).jpg相手にどうやって伝えるのかは印象や手法で決まる。

大切なのは資格やその組合せを実際に活かすこと。そこで、重要になってくるのが「ブランディング」です。私自身が資格を活かして副業を始め、拡大して独立し、その後もさまざまなメディアに出ることができたのは、何を隠そうこのブランディングのおかげ。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』

0.png⇒ 名刺よりも、あなたの「印象」がブランドになる。


資格を活かすために必要なのは、スキルよりも“見せ方”だ。

「どんな資格を持っているか」ではなく、「どう見られているか」が仕事を決める。

ブランディングとは、自分という“商品”をどう設計し、どう記憶に残すかの戦略である。

著者が提唱する実践ステップは次の3つ。

① 「どう思われたいか」を明確にする
(ブランドアイデンティティの確立)
② それを伝えるためのツールを整える
(肩書き・プロフィール・写真・SNS)
③ 発信を継続し、イメージを育てる
(発信と行動の一貫性)

ここで特に重要なのが“ネーミング”だ。

一般的に良いネーミングとして、短い・読みやすい・リズム感(語呂)が良いといったことが挙げられますので、それを意識するといっそう良いでしょう。 多少細かい話になりますが、流行りの技術やキーワードをネーミングに含めるのは、個人的には推奨していません。流行は変わっていくものなので、すぐに古くなってしまいます。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』

林氏が自ら名乗る「資格ソムリエ®」「デジタル士業®」という肩書きは

理解と印象の絶妙なバランスを取っている。

一瞬で概念を伝えながらも、「なんだろう?」と考えさせる余白を残す。

完璧な説明よりも、少し謎を残した表現のほうが、人は興味を持つ。

100点の理解より、80点の余白。

ブランディングとは「説明」ではなく、「想起」を作る作業なのだ。

さらに、ブランディングは見た目の演出ではない。

自分の理念・価値観・行動の一貫性が、最終的にブランドの“信頼”を作る。

見せかけではなく、積み上げた発信が本物のブランドを育てるのである。


発信がすべてを動かす──SNSと副業で広がるチャンス

Image_fx (3).jpg王道戦略は学び続けて、それを発信することだ。

資格取得を多くの人に知ってもらう場として、SNSも外せません。SNS上でのつながりは、自分の周囲にいるような関係性の深い人とは異なります。そのため、基本的には何かを発信しても反応は比較的薄くなります。ただ、直接的にやり取りができない遠方の方や、多くの方に自分のことを知ってもらえるというのは、大変大きなメリットです。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』

0.png⇒ 知られなければ、存在しないのと同じ。


資格を取っただけでは、誰もあなたを見つけてくれない。

最初の一歩は「発信」だ。

自分が何をできるのか、どんな価値を提供できるのかを外に出す。

林氏は「まずは周囲に知らせること」から始めよと勧める。

家族や同僚との雑談でもいい。

「資格を取ったんです」と口にするだけで、思わぬ依頼や機会が生まれる。

そして、その延長線上にあるのがSNS発信だ。

X(旧Twitter)やInstagramなど、誰でも情報を発信できる時代。

自分の活動を記録することで、遠くの誰かの目に留まる可能性がある。

SNSを単なる宣伝ではなく“テストマーケティング”の場と考えるといい。

また、SNS上の投稿やアカウントを検索すれば、自分と同じ資格を持っている人も見つかるはず。先行者の発信内容や活動内容を参考に、また真似できる部分は真似してみても良いでしょう(投稿のコピペなどはいけませんし、あくまで良識の範囲で)。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』

投稿の反応や「いいね」の数を見れば、どの分野に関心が集まっているかがわかる。

反応を分析して、自分の得意分野を磨いていくことができる。

さらに、副業は資格を活かす最短ルートだ。

本業の収入を確保しながら、リスクを抑えて挑戦できる。

林氏も会社員時代に副業からスタートし、経験と実績を積みながら独立を果たした。

副業には時間的制約という課題があるが、期間を区切って集中することで、実りのあるステップになる。

資格とは、行動のきっかけである。

それを動かすのは、あなたの発信と実践だ。

SNS・副業・ネットワークという“行動のかけ算”によって、資格の可能性は無限に広がる。

お金に絡むこととしては、コストをかけやすいのもメリットです。副業の場合は本業の安定収入があるからこそ、プロモーション活動が行いやすいといえます。本業の収入の一部から、ホームページを作るとか、名刺を作るといった取り組みができます。筆者自身も、在職中から個人事務所としてのホームページを作ったり、名刺を作ったりしていました。もし、これが本業の収入のない状態でコストをかけるとすると、非常に勇気がいることですので、やはり副業の優位性なわけです。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』


0000000.png295.pngバイロン・シャープ 著『ブランディングの科学 新市場開拓篇』

強いブランドは強いポジショニングを確立している。

『このブランドといえば○○○』と思ってもらえるようにしようという戦略だけではいけないと語られる。

「強いブランドとは、多くのCEPとつながったブランドだ」

バイロン・シャープ 著『ブランディングの科学 新市場開拓篇』

CEP(カテゴリー・エントリー・ポイント)とは、モノを買う際に商品を絞り込む理由や状況のこと。

「このブランドといえば○○○」という強いポジショニングより…

「○○○というときはこのブランド」になる範囲を広げろ。


313.pngアル・ライズ、ローラ・ライズ著『ブランディング22の法則』

ライバルよりもいい商品をつくって自社ブランドでアピールしたり、日本製の高品質をアピールしてブランドを築こうとする。

著者らは、これらが「大間違い」だと言う。

タイトル通り、22の法則を挙げている。

市場におけるブランディングは牧場でのブランディング(牛に焼き印をつける)にとてもよく似ている。

アル・ライズ、ローラ・ライズ著『ブランディング22の法則』


397.pngリンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』

人生100年時代とは、平均寿命が延び、100年を生きることが当たり前になる社会のこと。

本書の最大の特徴は、長寿化がもたらす「機会」と「リスク」を両面から描き出している点だ。

端的にいえば、若い人ほど長く生きる可能性が高い。 10年ごとに平均2~3年のペースで平均寿命が上昇していることを考えると、2007年生まれの50%が到達する年齢が104歳なら、10年前の1997年生まれの人の場合、その年齢は101~102歳という計算になる。

リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』


まとめ

note_見出し用.png✅ 資格は「単体」より「かけ合わせ」で活きる。

✅ ブランド化が収入を変える。

✅ 発信と行動がチャンスを引き寄せる。

人生100年時代といわれますし、使える時間が長くなる中で、さまざまな選択肢が増えていくと考えられます。一度何かを選んだらそれで終わりというわけでもありませんから、自分なりにやりたいことを試してみましょう。

林雄次著『かけ合わせとつながりで稼ぐ資格のかけ算大全』


⇒ 資格は「取って終わり」ではなく、「掛け合わせて始まる」


知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。

是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!

見ていただきありがとうございました!😆

note_見出し用 (1).pngBGO.png

参考:本書に登場する各資格先のリンク

資格や検定というのは私たちが思っている以上に多い。

各リンクから、各公式のHPにアクセスできるので、興味があれば調べてみるのも良いだろう。


○人気資格

ファイナンシャル・プランナー(AFP)
ファイナンシャル・プランニング技能士2級
キャリアコンサルタント
生命保険協会一般課程
日商簿記検定
宅地建物取引士
英検
TOEIC
TOEFL
IELTS
風水アドバイザー
風水セラピスト

○士業系

中小企業診断士
社会保険労務士
行政書士
終活ガイド
終活ライフコーディネーター
九星気学鑑定士
給与計算実務能力検定
年金アドバイザー
運行管理者
通関士
タロットカード士
手相鑑定士
ホロスコープ鑑定士
姓名判断鑑定士

○IT業系

情報処理安全確保支援士
システム監査技術者
DX検定
DXアドバイザー検定
ITストラテジスト
ITサービスマネージャ
ネットワークスペシャリスト
データベーススペシャリスト
基本情報技術者
情報セキュリティマネジメント
ITパスポート
消費生活アドバイザー
G検定
パソコン整備士検定
プロジェクトマネージャ
ほめ達検定
デジタル整理アドバイザー

○不動産系

賃貸不動産経営管理士
管理業務主任者
マンション管理士
建築士
マンション防災推進アドバイザー

○福祉系

社会福祉士
介護福祉士
精神保健福祉士
サービス介助士
認知症介助士
福祉住環境コーディネーター
健康介護コンシェルジュ

○旅行系

国内旅行業務取扱管理者
総合旅行業務取扱管理者
温泉ソムリエ(マスター)
銭湯検定
日本の宿おもてなし検定
日本城郭検定オンライン入門級
夜景観光士検定
世界遺産検定
全国道の駅検定
東京シティガイド検定
名古屋観光検定
京都検定
福岡検定
軽井沢WEB検定
エイサー検定
サービス接遇検定

○自然環境系

防災士
気象予報士
販売士検定
睡眠健康指導士
eco検定

○基礎スキル系

秘書検定
マーケティング検定
ビジネス実務法務検定
SNSリスクマネジメント検定
SNSエキスパート検定
SNSマーケティング検定
キャンプインストラクター
家電製品アドバイザー
チーズプロフェッショナル
サウナ・スパプロフェッショナル
サウナ・スパ健康アドバイザー
ソムリエ/ワインエキスパート

○飲み物系

ワイン品質鑑定士
ワイン検定
オーガニックワインアンバサダー
唎酒師
日本酒検定
日本酒ナビゲーター
焼酎検定
ウイスキー検定
カクテル検定
日本ビール検定

○食べ物系

唐揚検定
日本ラーメン検定初級
チョコレート検定
パンシェルジュ検定
ダイエット検定
食品表示検定

○変わり種・意外

整理収納アドバイザー
睡眠検定
高齢者入浴アドバイザー
アロマテラピー検定
プレゼンテーション検定

○キャリア・人生

メンタルヘルス・マネジメント検定
メンタルケア心理士
メンタルケアカウンセラー
僧侶
フォトマスター検定

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