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  • 投稿日:2026/01/03
  • 更新日:2026/01/03
齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』

齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』

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シロマサル@ノウハウ図書館×本の要約🍀

シロマサル@ノウハウ図書館×本の要約🍀

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要約
『読書する人だけがたどり着ける場所』から、"深さ"を手に入れるための読書技法を要約する。SNS中心の生活では浅い情報にとどまりがちだが、本を通じて知識を広げることで世界の見え方そのものが変わる。クリック3回の浅い探索では得られない“深み”を読む力で獲得する方法を紹介する。

初めまして!シロマサルです。

知ることで、人生はもっと楽しくなる!


「SNSばかり見て1日が終わってしまう…」

「思考の深さが足りない気がする…」

そんな悩みを抱える人ほど、読書は最大の武器になる。


今回は齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』2019年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。

著者:齋藤孝

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラー著者、文化人として多くのメディアに登場。『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)は18万部、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)は30万部を突破するベストセラーに。著書発行部数は1000万部を超える。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導

00000.png✅ 深く考える力は読書でしか鍛えられない。

✅ 浅い情報に逃げず、知の潜水をすべし。

✅ 世界を広げたければ、理系分野まで踏み込め。

自分の持つ知識の中で、たとえば自然科学系の知識が足りないと思えば、そういった本を積極的に読むといいでしょう。

齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』


今回は、浅い情報に飲み込まれないために“どう読書を使うべきか”について解説する。


『読書する人だけがたどり着ける場所』

Image_fx (1).png私たちが見ている世界は実に小さい。読むほどそう思う。

あるテーマについて知りたい場合、続けて5冊ほど読むとかなり知識が得られます。私は一人の研究者、学者の先生につき、だいたい5冊を続けざまに読みます。そうすると、5冊目を読む頃には同じことの繰り返しのように感じられます。それだけ知識が定着したということです。

齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』

上記の話は、言い方が異なるだけで、外山滋比古もナヴァル・ラヴィカントもナシム・ニコラス・タレブも語っている。

様々な人物が語り、私自身もそう感じている。

それが知識だ。

浅い情報社会から抜け出す「知の潜水」

Image_fx.png世界には世界最高峰の山よりも深い場所がある。

インターネットでは、深く潜るのだって実は難しくありません。クリックして3回とべばいい。最初にたどり着いたページだけ読んで終わらせるのではなく、関連するページや、他の角度から見たページを探して読めばいいのです。それだけで、情報にも厚みや深みが出ます。ただ、どこをどう潜るのか、というところは人によって差ができるでしょう。まずは3回クリックするだけで深くはなりますが、もっともっと知識を深めるには潜る能力が必要なのです。

齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』

0.png⇒ 浅い情報に漂う生活から脱却し、意識的に“深く潜る力”を取り戻すことが知性の再起点である。


現代の日常は、SNSの断片的で刺激的な「浅い情報」に絶えずさらされている。タイムラインを流れる数秒の動画、短い投稿、アルゴリズムが選んだ「軽い知識」。

これらは便利だが、思考を浅瀬に固定してしまう。

深い思考や広い視点を得たいなら、意識的にこの浅瀬から離脱し、自ら“潜る行為”が必要である。

深みに到達するための最も効果的な技法が「読書による潜水」である。

本を読む行為は、ページをめくるごとに思考を沈めていく“知的な潜水訓練”だ。

SNSはコミュニケーションのツールとしてとても優れていますが、情報摂取の観点から言うとあまり役立ちません。友達とのコミュニケーションからは、基本的に「新情報」は出てこないもの。お互いに知っている物事、身近な物事について情報交換をしていることが多く、新情報へのきっかけはあるとしても、深く知ることは難しいでしょう。

齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』

クリック3回で世界が変わるネットの軽さとは異なり、本は私たちに粘り強く考え、作者と対話し、物語や論理の奥底まで潜ることを強いる。

これこそが潜水能力を磨く行為であり、その結果、思考に立体感と厚みが生まれていく。

そして、深さは特別な日に訪れるものではない。

寝る前の1時間、朝の15分、通勤中の10分――こうした“小さな深い時間”の積み重ねが、浅い情報社会の流れから私たちを切り離し、精神の沈静を取り戻す。

深みに触れ続けた人は、不思議と表情が変わり、語り口が落ち着き、判断に芯が通る。

これはまさに「知の潜水」がもたらす変化である。


読書が世界を広げる“知識の拡張”

Image_fx (2).png現在のイーロン・マスクを作ったのも「本」である。

知識を使うには、「文脈」が重要です。文脈に合わせて、さまざまな知識を取り出す。本の中にあったエピソードをひとまとまりにして話せたりすると会話も盛り上がります。話の流れに乗りながら、自然な形で本の話題を出し、そこからまた次へつなげていきます。そういった取り出しがうまい人が「知識のある人」として評価されるのです。

齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』

0.png⇒ 異なる分野へ触れる読書は、世界の“見え方”そのものを拡張する知的装置である。


読書とは、単なる情報取得ではなく「新しい視点の追加」である。

特に文系の読者こそ、理系の本や自然科学の入門書に触れることで、世界の構造が一気に立体化する。

難解だと敬遠しがちなテーマも、言葉で丁寧に説明してある本であれば、専門外の人間でも十分理解できる。

例えば、素粒子、宇宙、生命、エネルギー……こうした概念に触れることで、これまで見えていなかった世界の奥行きが突然開ける。

良書は“視点を追加する”だけでなく、自分の認識力そのものを底上げしてくれる。

科学読み物や理科読のガイドブックは、複雑な研究を日常の言葉でかみ砕き、理解へのハードルを下げてくれる存在だ。

こうしたガイド本を活用することで、いずれは本格的な名著へと進んでいける。

読書を通して得られるのは、知識そのものよりも「世界を読み解くためのレンズ」である。

世界の多様性、複雑さ、美しさは、知識の幅が広がるほど鮮明に見えるようになる。

読書はそのための“知識の拡張装置”であり、分野の境界を越えるほど、理解の地平は大きく広がっていく。


驚きこそが知のスタート地点である

Image_fx (3).png知は娯楽であり、苦痛であり、力である。

本を読んで知識を自分のものにするには、人に話すのが一番です。自分が発見したことであるかのように臨場感を持って、感情をのせて語る。そうすると、知識はしっかりと定着し、自在に使うことができるようになります。いくら知っていることが多くても、誰にも話さないし使うことがないというのでは、宝の持ち腐れです。知識は人に話して、使ってこそ輝くというもの。

齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』

0.png⇒ 知は人間の知性を動かす最初の衝動であり、すべての学びはそこから始まる。


知識は「知ろう」と決めた瞬間に始まるのではない。

最初の起点はいつも“驚き”である。

高校物理では、エネルギーには…。

運動エネルギー:動いている物体が持つエネルギー(式:E=½mv²)

位置エネルギー:高い場所にある物体が持つエネルギー(式:E=mgh など)

自動車で他にぶつかる際、速度が速いほど大事故になり、2階よりも8階から落下してきた植木鉢が頭にあたった方が死ぬかもしれないというイメージは付きやすい。

山の上にある岩は位置エネルギーが高く、岩が斜面を滑り降りるにつれて運動エネルギーに変換されていく──これがエネルギー保存則の典型的な例である。


その上で、アインシュタインの有名な式 E=mc²。

この短い数文字の式の背後には、宇宙とエネルギーの本質を貫く壮大な真理が凝縮されている。

Eはエネルギー、mは物体の質量、cは光速(光の速さ)

光は常に秒速30万kmで進む。

速度とは「距離 ÷ 時間」で、光の速度はどの観測者から見ても変わらない。

だから、「エネルギーを持つすべてのものは、質量を持っている」

わずかな質量が莫大なエネルギーに変換できるという事実を知ったときの衝撃は、誰の中にも深い知的感動を呼び起こす。

太陽がなぜ輝き続けるのか、核の仕組みはどう働くのか、宇宙はどう形成されたのか?

式の理解を起点として、世界を読み解く扉が次々と開いていく。

「エネルギーとは何か」「質量とは何か」

深い知識とは、驚きを追いかけ、さらに深く潜っていく過程の副産物である。

知れば知るほど世界は複雑で、美しく、そして奥深くなる。

驚きはその世界へ踏み出す最初のきっかけであり、読書はその驚きを絶えず補給してくれる行為である。


例えば、ユヴァル・ノア・ハラリというイスラエルの歴史学者が書いた本を試しに3冊読んでみれば、「難しいテーマを、中高生でも読める平明な言葉と物語で語る」ことを軸に、時系列(先史→近代→未来)を追いつつ、その中で「宗教」「資本主義」「科学」などテーマ別にまとめている。

ひとつの小説として読んでみるのも面白い。

「世界を読み解くためのレンズ」であり、知ることで、人生はもっと楽しくなる!


461.pngユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』


438.pngユヴァル・ノア・ハラリ著『21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考』


452.pngユヴァル・ノア・ハラリ著『ホモ・デウス』


つまり、本というものは…。

main-qimg-b40286bb0c21109c9241534b81da9ee1-pjlq.jpgmain-qimg-e557f91dfe7ff1399279ce098cacde46-pjlq.jpgmain-qimg-9e322701fbb332e3293db70174ead3f0-pjlq.jpgホルヘ・メンデス・ブレイク《城》, 2007年
レンガとフランツ・カフカの『城』

(ホルヘ・メンデス・ブレイクによる2007年のインスタレーション作品《城》は、フランツ・カフカの小説『城』の単行本1冊の上に、モルタルを使わずにレンガを積み上げた巨大な壁で構成されている。)


どんな本でも、未意識レベルで何らかの痕跡を残すものである。


まとめ

note_見出し用 (1).png✅ 深く考える力は読書でしか鍛えられない。

✅ 浅い情報に逃げず、知の潜水をすべし。

✅ 世界を広げたければ、理系分野まで踏み込め。

1冊2冊読んでもまぁ身につきません。理解できていない箇所も多いと思います。だからと言って、一行一行理解しようとしたら先に進めず挫折してしまうでしょう。それよりも、8割忘れたっていいやというくらい気楽に、まずは通しで読んでみる。読み終わったら、同じ著者の別の本を読む。 それを繰り返します。

齋藤孝著『読書する人だけがたどり着ける場所』


⇒ 世界は深い。本はその深さへ案内する扉である。


知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。

是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!

見ていただきありがとうございました!😆

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