- 投稿日:2026/03/17
初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
なぜ、真面目で勉強熱心な人ほど投資で失敗するのか。
なぜ、市場平均に勝とうとするほど成果が遠のくのか。
今回はデビッド・クラーク著『マンガーの投資術』2017年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:デビッド・クラーク
ウォーレン・バフェット研究の第一人者。カリフォルニア大学でファイナンスおよび法律を専攻。バフェット一家と長年友人関係にあり、ポートフォリオ・マネジャー、弁護士、バフェットロジー講師という3つの顔を持つ
✅ 結論は「賢くなろうとするな。愚かさを避けよ」である。
✅ 理解できないものに手を出すな。
✅ 何もしない勇気こそ、最大の戦略である。
ビジネスの世界では、物事を分析する能力が優れていて、勤勉であっても、当たり前の良識を持ち合わせていなければ何の役にも立たない。
デビッド・クラーク著『マンガーの投資術』
補足:チャーリー・マンガー
出典:Wikipedia
バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの思考法から、「勝つ方法」ではなく「負けない方法」を読み解く。
本書は、新聞、雑誌、スピーチ、書籍、ブログ、格言サイトといったチャーリー・マンガーの言葉を網羅し、解説している。
邦訳前のタイトルは「The Tao of Charlie Munger(チャーリー・マンガーの道)」であり、投資術だけでなく人生、ビジネス、そして富の追求に関する名言集である。
私はこの本を非常に気に入っている。
特に本のカバーを外して何とも言えぬ緑色の硬い表紙で読むのが好きである。
『マンガーの投資術』
レバレッジを仮想通貨でスキームにすればトレードオフできるんだ!!
自分が何を知らないのかを認識すれば、知恵が生まれる。
デビッド・クラーク著『マンガーの投資術』
自分が知らない事実を理解し、わきまえるべし。
わからないものに投資する愚をおかさないようにすべきだ。
投資の本質は「賢さ」ではなく「愚かさ回避」である
下手にごちゃごちゃしたものを触ってはいけない。ごまかされるぜ。
人はみな賢くあろうとしている。私は馬鹿にならないように努めている。
それはほとんどの人が考えているより難しい。
デビッド・クラーク著『マンガーの投資術』
⇒ 愚かな行動を避けるだけで、成績は劇的に改善する。
チャーリー・マンガーは、投資で成果を上げるために最も重要なのは「賢くなること」ではないと説いた。
彼が一貫して重視したのは、愚かな判断を徹底的に排除する姿勢である。
頻繁な売買を繰り返す。
仕組みを理解できない商品に手を出す。
周囲が買っているからという理由で同じ行動を取る。
これらは知識不足ではなく、人間の衝動が引き起こす典型的な失敗である。
マンガーは、こうした行動を一つずつ生活から削ぎ落とすだけで、多くの投資家は平均以上の結果に近づくと考えた。
実践として有効なのが「破産する行動リスト」を書き出すことである。
レバレッジをかけすぎる。
短期の値動きに一喜一憂する。
理解していない企業に資金を投じる。
これらを紙に書き、今後一切やらないと決める。
新しい手法を探す前に、やってはいけない行動を潰す。
それだけで、投資の地雷は大きく減る。
投資とは、何かを付け足す競争ではない。
余計な判断をしない競技である。
成果は「集中」と「何もしない」から生まれる
勝ち目がある時に徹底的に勝つ。そのために待てる体力が必要だ。
勝ち目があるときにだけ行動すること。あなたは勝算(オッズ)を理解し、自分に勝算があるときにだけ賭けるという規律を守らなければならない。
デビッド・クラーク著『マンガーの投資術』
⇒ 少数の優良企業を持ち、時間を味方につけよ。
多くの投資家は、リスクを減らすために分散が必要だと教え込まれている。
しかしマンガーは、50銘柄以上に分散されたポートフォリオは、思考停止に近いと考えた。
なぜなら、そこまで広げれば一社一社を深く理解することは不可能だからである。
彼が選んだのは、10〜15社程度の厳選された企業だけを保有する戦略だった。
ビジネスモデルが単純で、競争優位があり、長期で成長する構造を持つ企業に限る。
理解できる企業だけを選び、妥当な価格で買う。
その後にやるべきことは、ほとんど何もない。
株価を毎日チェックしない。
ニュースに反応して売買しない。
動きたくなったときは、恐怖か欲望が原因だと自覚する。
何もしないことは怠慢ではない。
複利を最大化するための、極めて能動的な選択である。
行動例としては、売買ルールを事前に紙に書くことが有効だ。
「企業の競争優位が壊れない限り売らない」と決める。
判断基準を先に固定しておくことで、感情の介入を防げる。
成果は、動いた回数ではなく、耐えた時間によって決まる。
人生を支配するのは「心理バイアス」である
よくわからなくなった時ほど、ルールを1つずつ守って進め。
正確に予測することはできない。厳密な予測に基づいて儲けようとは考えていない。良い会社の株を買って持ち続けることしか私にはできない。
デビッド・クラーク著『マンガーの投資術』
⇒ 人間は常に間違える前提で設計せよ。
マンガーは、人間の最大の敵は無知ではなく思い込みだと考えた。
人は報酬に引きずられる。
周囲の行動を正解だと思い込む。
他人の成功を見て冷静さを失う。
こうした心理が重なると、判断は一気に歪む。
彼はこの現象を「ロラパルーザ効果」と呼んだ。
一つ一つは小さなバイアスでも、同じ方向に作用すると破壊力を持つ。
だからこそ必要なのが、感情に頼らない判断装置である。
チェックリストを用意する。
判断前に必ず確認する項目を決める。
「理解しているか」
「インセンティブは歪んでいないか」
「群衆に流されていないか」
これを機械的に確認する。
頭の良さに頼ると、調子の良いときほど事故が起きる。
規律に頼ると、調子の悪いときでも致命傷を避けられる。
これは投資だけでなく、仕事や人生の選択にも通じる。
重要な決断ほど、感情から距離を取る仕組みを先に作る。
それが、長期で自分を守る唯一の方法である。

ベンジャミン・グレアム著『賢明なる投資家』
「投資」と「投機」は似ているようで異なる。
愚かと言わざるを得ない投機とは…。
①投資と勘違いした投機
②娯楽としてではなく真剣に、しかも適切な知識も技術も持たずにする投機
③リスクを許容できないほどの金額を賭けた投機
グレアムは明確にこう述べている。
「投資とは、詳細な分析に基づき、元本の安全と適正な収益を確保する行為である。この条件を満たさないものはすべて投機である」と。
本書が対象としているのは投資家(investor)であって、投機家(speculator)ではない。
ベンジャミン・グレアム著『賢明なる投資家』
ジョン・C・ボーグル著『人生のダイヤモンドは足元に埋まっている』
金融業界は複雑な商品を好む。
なぜか?それは複雑さが「高い手数料」を正当化する理由になるからだ。
しかし、複雑な商品ほどリスクを理解できず、投資家は失敗しやすい。
金融システム側の取り分が多いほど、投資家の取り分は少なくなる。
ジョン・C・ボーグル著『人生のダイヤモンドは足元に埋まっている』
マルクス・アウレリウス著『自省録』
ストア哲学の核心は「外的要因は変えられないが、自分の反応は選べる」という考えだ。
人間は外部の出来事を完全にコントロールすることはできない。
しかし、自分の内面、すなわちその出来事に対する評価や反応は選ぶことができる。
この姿勢を身につけることで、人は怒りや恐怖、不安に支配されることなく、平静を保てるのである。
いかなる行動もでたらめにおこなうな。 技術の完璧を保証する法則に従わずにはおこなうな。
マルクス・アウレリウス著『自省録』
まとめ
✅ 結論は「賢くなろうとするな。愚かさを避けよ」である。
✅ 理解できないものに手を出すな。
✅ 何もしない勇気こそ、最大の戦略である。
忍耐強く、その日が来るのを待たなければならない。待つことにはお金はかからないのだから。でも、一日中何もせずに座っていることは人間の本質に反する。いろいろとすることがあるほうがずっと楽だ。何もせずに五年も待ち続けることを想像してみてほしい。自分が無力で、何の役にも立たない存在に思えてくるはずだ。だからこそ、人は愚かなことをしてしまうのである。
デビッド・クラーク著『マンガーの投資術』
⇒ 愚かさを避け、時間と信頼を味方につけよ。
他にも、人生最後のインタビュー記録(2023年)が無料で公開されている。
以下外部サイトなので注意。
世界のほとんどの記事は英語だが、パプちゃんで探し、チャッピーで訳し、NotebookLMで図解できる便利な時代になった。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆
