- 投稿日:2026/04/02
※この記事は、全4回のシリーズ企画「Antigravityで効率化~AIライティング入門~」の第4回目です。
記事内容の解説ライブを 4/3(金)にoviceで行います。
参加希望の方は、ぜひこちらのチャットにご参加ください。
※チャット内にて、講義のアーカイブ動画の視聴もできます。
第1回、第2回、第3回の記事をまだご覧になっていない方は、先に見ていただくと、本記事の内容をより深く理解できると思います😊
【第4回】この記事のゴール
🙍♀️「毎回同じ指示を書くのめんどくさい…自動でやってくれないかな💦」
🧑「一度上手くいったやり方を、次も同じように再現したい!」
そんな方に向けた記事です!
シリーズの第4回目となる今回のゴールは、以下の2つです💡
✅️ 「skills」の概念を理解する
✅️ 簡単なskillsを作れるようになる
【結論!】
⭕️ skillsは「AIに作業のやり方を覚えさせるレシピ」
⭕️ 一度作れば、次からは自動で同じ品質の仕事をしてくれる
ぜひこれらを意識しながら記事を読んで、実際に手を動かして試してみてください!
それでは本編に進みましょう✨️
skillsとは
①skillsは「AIにやり方を覚えさせる」レシピ
skills(スキルズ)は、Claudeを開発しているアンソロピック社が生み出した、AIエージェント時代の新しい仕組みです。
これまでのように毎回その場で長い指示を書くのではなく、よく使う作業の進め方をあらかじめ登録しておき、必要な場面で呼び出して使うイメージです。
いわばAIのためのレシピのようなもの🍳
料理のレシピに「材料」「手順」「仕上がりのイメージ」が書かれているように、skillsにも「何を」「どの順番で」「どんな形で仕上げるか」が書かれています。
レシピがあれば誰が作っても同じ味になるように、skillsがあればAIが毎回同じクオリティで仕事をしてくれるわけです😊
なお、この記事では特にAntigravityでの解説をしていますが、他のAIエージェントでも同じ流れで考えていただければ大丈夫です。
ちなみに、1つ1つの単位はskill(単数形)、それらをまとめてskills(複数形)と呼びます。
読み方は「スキル」や「スキルズ」で大丈夫です👍️
②従来のプロンプトと何が違うのか
「AIへの指示文」という意味では、skillsもプロンプト(AIへの指示文)の延長線上にあります。
ただし、通常のプロンプトがその場限りの指示なのに対して、skillsはあらかじめ登録しておいた指示を、必要なときに自動で使えるのが大きな違いです。
たとえるなら、プロンプトは「その場で口頭で伝えるお願い」、skillsは「マニュアルとして渡しておく業務手順書」のような感覚です。
つまり、「自動で」「繰り返し」「同じ内容を」使えるというのが最大のポイントです✨️
skillsが便利なポイント3選
①毎回同じ指示を書かなくていい
skillsに登録されているプロンプトの内容を自動で実行してくれるので、いちいち自分で指示を出す必要がありません。
毎回「記事構成を作って」「ここの表現のトンマナ(文章のトーン&マナー)が合っていない」「初心者向けに言い換えて」のように指示を出す手間がなくなります😊
②出力のばらつきを減らせる
skillsでは、どんな手順で進めるかや、最終的にどのような形で出力するかをあらかじめ決めておけます。
毎回微妙に方向性がズレるのを防ぎやすくなり、「なんかちょっと違うな。やり直そう」という手戻りを減らせます👍️
③自分のやり方を再利用できる
一度上手くいった仕組みを「今の流れをskillにして」とAIエージェントに指示するだけで、簡単にskill化してくれます。
自分でコードやプロンプトを書く必要は一切ありません。
上手くいった流れをそのまま保存して、何度でも再利用できるのが強みです💪
skillsの種類と具体例
skillの種類は、あえて分かりやすく言い切ると、
✅️ 毎回同じトンマナで出させるskill
✅️ 毎回同じことをやらせるskill
の2種類に分けられます。
実際にはもう少し細かく分けることもできますが、最初はなんとなくの理解でOKなので、この2つのジャンルだけ覚えておけばOKです!
①毎回同じトンマナで出させるskills
こちらは、どんな文章にするか、どんなトーンで書くか、どんな見せ方で出力するかを安定させるためのskillsです。
たとえば、クライアントの過去記事をもとにトンマナをそろえた文章を書くskillがこれに当たります。
Webライティングで言えば、
- 文章をやわらかくする
- 語尾を統一する
- リード文の雰囲気をそろえる
- 見出しの付け方をそろえる
といった用途で使いやすいです😊
②毎回同じことをやらせるskills
こちらは、毎回同じ順番で進める作業を丸ごと再利用するためのskillsです。
たとえば、キーワードを入力したら
> 競合調査 → 読者ニーズ整理 → 見出し作成 → 構成案の出力
までを一連の流れとして実行するskillが考えられます。
Webライティングとの相性が特に良く、「毎回頑張って手動で進めていた作業を型にできる」のが強みです🔥
skillsの作り方
skillsの概念が理解できたところで、実際にAntigravityでskillsを作っていきましょう!
今回は「同じトンマナで出させるskill」と「同じことをやらせるskill」それぞれについて作っていきます👍️
①トンマナ合わせskill
まず作りやすいのが、文章の雰囲気をそろえるskillです。
たとえば、クライアントの記事URLを3本ほど渡して、以下のように指示してみましょう👇
https://libeblog.com/roadmap/
https://libeblog.com/10-boost-earn-point/
https://libeblog.com/summarize/
このリンク先のトンマナを分析して、ライティングルールのskillを作って
入力するプロンプト例 ※今回は「リベ大ブログ教室」を見本に
このように入力すると、クライアントの記事を分析してくれて、
- 語尾の特徴
- リード文の書き方
- 比喩の頻度
などの「トンマナ」を覚えてくれます✨️
②記事構成自動作成skill
もう1つ作りやすいのが、記事構成づくりの流れをskill化する方法です。
まずは普通にAIへ指示を出してみて、「この流れ、かなり良かったな」と思えるやり取りができたら、それをベースにskillとして保存してもらうのがわかりやすいです。
第3回の記事で、競合調査から記事構成作成までを自動でやりましたよね。
たとえば、記事構成が作成できたタイミングで、以下のように指示してみましょう👇
今の流れが良かったので、今後も自動化したいです。リサーチから記事構成作成までの流れをskill化してください
入力するプロンプト例
次からは特に指示しなくても、検索キーワードを入力するだけで自動的に競合調査から構成作成までをやってくれるようになります😆
③作られたskillsはどこに保存されるのか
作られたskillは「.agents/」フォルダの中に保存されます。
最終的には、SKILL.mdというMarkdown(マークダウン)ファイルの中に、skillの説明や発動条件、実際の指示内容が書き込まれる形になります。
イメージとしては、「業務マニュアルを1冊のファイルにまとめて、AIが読める場所に置いておく」感覚です📁
skillsの使い方
①自動で使ってもらう
skillsは作られたときに「発動条件」が決められます。
SKILL.mdの「description(説明文)」を見ると、どんなタイミングでskillが発動するかが分かります。
実際の「SKILL.md」の中身↓
あとは普通にやり取りをする中で、実行タイミングを勝手に判断してskillを使ってくれます。
「こっちが毎回呼び出さなくても、必要なときに勝手に使ってくれる」という感覚が、skillsの気持ちよさです😊
③手動で起動する
自分でskillsを選択して手動で起動する方法もあります。
その場合は 「@skill」と入力すると使えるskillが選べます。
使いたいskillを選択して、やってほしいことを入力しましょう💡
GPTsとの違い
ここまでskillsの説明を聞いて「え?なんかGPTsやGemsに似てない?」と思った方、ビンゴです👍️
skillsはGPTsをAIエージェント向けに進化させたものだと考えると、理解しやすいと思います。
さらに、GPTsより便利な点が2つあります。
①使うタイミングを自動で判断してくれる
GPTsは使うタイミングを自分で選ばないといけませんが、skillsはタイミングを自動で判断して、勝手に使ってくれます。
②複数のskillsを同時に併用できる
GPTsは1個1個が独立していて、組み合わせて使うことができません。
一方skillsは同時にいくつも併用することができます。
たとえば、
- 「クライアントのトンマナに合わせて」
- 「自動で文章化して」
- 「誤字脱字チェック」
これらを 同時に使うことができるのが大きな強みです🔥
第4回のまとめ:skillsを使いこなして作業効率を底上げしよう
AIエージェントは、めちゃくちゃ覚えのいい新人です。
一緒に試行錯誤しながら作業を進め、手ごたえを感じたら「今のいいね!次からも同じようにやってほしいから、手順と品質を覚えておいて!(=skillsにして)」といえば、次からは勝手にやってくれるようになります。
本物の人間相手にこんなことをしたら新人は混乱してしまうかもしれませんが、AIエージェントはこれをばっちり覚えて実行までしてくれます😂
ぜひskillsを使いこなして、業務効率を爆上げしちゃってください!!
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※この記事は、全4回のシリーズ企画「Antigravityで効率化~AIライティング入門~」の第4回です。
各テーマは以下のとおりです👇
- 第1回:Antigravityの基本と使い方
- 第2回:Antigravityの中で記事を書いてみよう
- 第3回:Antigravityを活用して効率的に執筆しよう
- 第4回:「skills」を理解して活用しよう(今回の記事)
「朝活!AIセミナー」チャットでは、講義のアーカイブ動画を一部公開しています。
ぜひチャットに参加してご覧ください♪
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AntigravityのようなAIエージェントツールは、あなたのパソコンの中の大切なデータを勝手に消してしまう可能性があります。
大事なデータは複数バックアップを取っておくなど、必要な対策を推奨します。
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