- 投稿日:2023/12/31
- 更新日:2025/10/10
考え方
確率小・損失大で生活が破綻しないように備える保険、という考え方とは反している学資保険。
学資保険は一定期間、掛け金を払い続ければ、十数年後に少し大きくなって返ってくる、手数料の高い投資商品です📌
15年、20年後の子供の学費に備えるのであれば、学資保険ではなく「投資」で備えるべきだと思っています。
保険は保険、投資は投資で備えるべし!
2021年まで加入していた学資保険
・保険会社はソニー生命保険
・年間118,384円の保険料
・払込期間は15年間
・払込金額は合計1,775,760円
・18〜22年目(5年間)に毎年40万円を受け取る
15年間で1,775,760円の保険料を支払い、22年後に2,000,000円が戻ってくる契約でした。
利回りにすると12.6%📌
当時は金融リテラシーが足りず、保険の中でも学資保険だけはお得な投資…という勘違いで契約してしまいました🙈💦
22年間で12.6%、、、今考えると相当リターンの低い投資だったなぁ。。
学資保険の解約
学資保険を解約したのは4年後の2021年。
解約払戻金額は435,372円、それまでの払込金額が473,536円だったので、38,614円のマイナスでした。
(これが学長の言う、保険に入った時から損しているというやつ🥲)
学資保険だから僅かな損失で済んだものの、貯蓄型の生命保険や養老保険だったらと思うと恐ろしい…。
学資保険からNISAへ
解約返戻金の47万円に貯金を加え、2022年から一括100万円のジュニアNISAを始めました。
銘柄はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)🇺🇸
既に4年が経過していたため、息子が大学生になる(かもしれない)14年後までに、200万円の備えを持っておきたいところ。
平均リターンが年率6〜7%と言われるインデックス投資だけど、年率5%でも以下のように増えてくれる計算↓↓
1年後:1,050,000円
2年後:1,102,500円
3年後:1,157,625円
4年後:1,215,506円
5年後:1,276,282円
6年後:1,340,096円
7年後:1,407,100円
8年後:1,477,455円
9年後:1,551,328円
10年後:1,628,895円
11年後:1,710,339円
12年後:1,795,856円
13年後:1,885,690円
14年後:1,979,932円
15年後:2,078,928円
学資保険を途中解約したというアドバンテージがありながらも、一括100万円なら15年後に200万円の備えを作ることができそうです✨
年間11.8万円の保険料を7万円に
ちなみに、新NISAなら毎年7万円の掛け金で学資保険と同じことができます!
毎年7万円を15年間積み立てながら、年率5%で運用し、18〜22年目(5年間)で毎年40万円を取り崩す。
❌学資保険の場合は、毎年の掛け金118,000円
⭕新NISAの場合は、毎年の掛け金70,000円
1年後:147,000円 ← 年始に7万円
2年後:227,850円 ← 年始に7万円
3年後:312,743円 ← 年始に7万円
4年後:401,880円 ← 年始に7万円
5年後:495,474円 ← 年始に7万円
6年後:593,747円 ← 年始に7万円
7年後:696,935円 ← 年始に7万円
8年後:805,281円 ← 年始に7万円
9年後:919,045円 ← 年始に7万円
10年後:1,038,498円 ← 年始に7万円
11年後:1,163,923円 ← 年始に7万円
12年後:1,295,619円 ← 年始に7万円
13年後:1,433,900円 ← 年始に7万円
14年後:1,579,095円 ← 年始に7万円
15年後:1,658,049円 ← 年始に7万円
16年後:1,740,952円 ← 掛金0円
17年後:1,827,999円 ← 掛金0円
18年後:1,499,399円 ← 年始に40万円受け取り
19年後:1,154,369円 ← 年始に40万円受け取り
20年後:792,088円 ← 年始に40万円受け取り
21年後:411,692円 ← 年始に40万円受け取り
22年後:12,277円 ← 年始に40万円受け取り
ちなみに、ちなみに、、
新NISAで年率6%の運用で考えた場合は61,500円、年率7%の場合は54,000円を15年間積み立て投資すれば、200万円を備えることができます💰
2024年のリアルな状況
ジュニアNISAをスタートしてから2年後、2024年1月の資産額は1,337,376円です💰
想定を上回るスピードで順調に増えてます。
米国市場がコロナから大きく回復し、円安も進んだ期間だったので、良すぎる結果かもしれませんが、これが学資保険だったら全く増えていませんでした…。
200万円の使い道
一般的な文系・理系の国公立大学なら4年間で240〜260万円、私立大学なら320〜450万円くらい。
15年後は大学が無償化奨になっているかもしれない。
せめて、一人暮らしをするための引っ越し代から家具・家電、生活が安定するまでの仕送りを想定して、200万円くらいは備えを作っておこうと思っています。
私がやるべきことは、それまでに小金持ちになり、経済的自由を手に入れて、200万円の備えなんて必要ない状態にしておくこと。
親としての期待は、子供が自律して学費も生活費も稼ぎ、大学生にして5つの力を身に付けてくれていること。
そのためには、自分が5つの力を鍛えて子供に教えられるようになっておかないと💪✨