- 投稿日:2024/10/21
- 更新日:2025/10/03

はじめに
こんにちは みかんです😊🍊
私の娘は小学3年生のときに不登校になりました。
1年間は家で過ごし、小学4年生から「オルタナティブスクール」に通い始めました。
今では小学5年生。楽しそうに毎日通っています。
同じように、不登校で悩んでいる子供さん、親御さん、または今の教育に疑問があり、新しい学びを探している方に読んで頂きたいです。
「こんな学校なら行ってみたい!」
と、新たな発見になると思います😊
どうやって見つけたのか?
当時、フリースクールを探して見学に行きました。
しかし、ほとんどが中高生向けで、小学3年生が通える場所はなかなか見つからず…。
途方に暮れていたとき、県内で初めて「オルタナティブスクール」が開校されると知りました。
「これしかない!」と、藁をもつかむ気持ちで挑戦することにしました。
オルタナティブスクールとフリースクールの違い
オルタナティブスクール:独自の教育理念を持ち、学校教育の代替となる場所。
フリースクール:より自由な学びの場。不登校支援の色合いが強い。
実際に娘が通っている学校の子どもたちも、不登校を経験して「居場所」を求めて入学した子がほとんどです。
まだまだ珍しく、公立・私立小学校を選ぶ人が多いのが現状です。
オルタナティブスクールとは?
子どもの「やってみたい」を大切にし、主体的に考え行動できる学校です。
先生はいません。支援する大人は「スタッフ」という立場です。
教えるのではなく、一緒に学ぶスタンス。
呼び方もニックネームで、アットホームな雰囲気です😄
現在は小学1年生から6年生まで11名が在籍しています。
学費について
初年度の費用は以下の通りです。
入学金:200,000円
学費:39,000円
施設設備費:7,000円
教育充実費:12,000円
給食費:3,625円
送迎費:4,500円
ハッピースクール会費:1,000円
材料費:約2,000円
合計すると 1,029,500円。
毎月にすると 約69,000円。
この金額には正直ガクブルでした🥶
公立の小学校に通っている時は月4,000円前後だった学費。
挑戦するか悩んだ。悩んだ。だけど・・・
不登校になって家にこもりがちになった娘を見ていると、どうにか家以外の居場所を見つけたいと思いました。
適応指導教室やフリースクールも全て見学に行きましたが、娘には合いませんでした。
「やった後悔は経験が残る。やらなかった後悔は何も残らない。」
これを自分に言い聞かせて、挑戦することにしました。
(挑戦するのは娘ですが。)
学校での過ごし方
勉強は国語と算数だけ。しかも強制ではありません。
やりたい子はドリルを、自分のペースで進めます。
やりたくない時は、本を読んだり、自由に過ごせます。
活動は子どもが自分で決めます。
お菓子作り
イラストを描く
木材でロッカーを作る
YouTube撮影や編集
ダンスの練習
やりたいことは無限に広がっていきます✨
子どもたちの話し合い
修学旅行に行きたい!という声が出たときは、フリマ出店を企画しました。
どんなお店にするか、いくら必要か、行き先はどこか…
全て子どもたちで話し合います。
この学校では「多数決」はありません。
正しいかどうかではなく、納得いくまで話し合うのがルールです。
とはいえ、小1〜小6の話し合いは大人の想像とは違います。
泣く子、すねる子、怒る子、どこかに行っちゃう子…。
結局決まらないこともよくあります。
それでもスタッフは見守ります。
子どもたちの力を信じて、待つのです。
誰かが騒いでいても怒っていても、「静かにしなさい!」と怒られることはありません。
全てを受け入れてくれる環境に、娘は安心しているようです。
外部の先生たち
学校には色々な職種の方が講師に来てくれます。
運動教室
そろばん
音楽
ヨガ
演劇
臨床美術
農家さんが食育を教えてくれたり、大工さんが木工作業を一緒にしたり。
特に印象的なのは、フリーランスで働く先生たちが楽しそうに仕事をしていること🤗
子どもにとって「仕事=楽しいもの」と感じられるのは大きな価値です。
まとめ
娘の通うオルタナティブスクールは、古い一軒家を改築したものです。
学校というより「実家」のような温かさがあります😊
確かに月6万円以上は大きな出費です。
でも、娘が笑顔で過ごせることを思えば、それだけの価値はあると思っています。
さらに2024年からはフリースクール支援事業が始まり、月15,000円の補助金も出るようになりました。
不登校やフリースクールの理解が広がり、全国の子どもたちが支援されることを願っています🌸
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
こちらも読んで頂けると嬉しいです☺️