- 投稿日:2024/11/16
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回はリー・ギャラガー著「Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法」2017年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:リー・ギャラガー
フォーチュン誌アシスタント・マネジング・エディター。
CBSの「This Morning」、MSNBCの「Morning Joe」ほか、CNBCやCNNでもコメンテーターを務めている。
補足Airbnb(エアビーアンドビー):世界191カ国以上で利用されている民泊サービス。
出典:https://news.airbnb.com/ja/about-us/ブライアン・チェスキー:Airbnbの共同創業者兼CEO(最高経営責任者)
ジョー・ゲビア:Airbnbの共同創業者。
ネイサン・ブレチャージク:Airbnbの共同創業者であり、最高戦略責任者。
エアビーアンドビーは3人が創業した会社である。
こちらで紹介した本:ブラッド・ストーン著『UPSTARTS UberとAirbnbはケタ違いの成功をこう手に入れた』にもAirbnbの記載があります。
Uber創業者:トラビス・カラニックから見る 反感を買うのは悪手
こちらの記事ではUber(ウーバー・テクノロジーズ)に焦点を当てているので取り上げてはいませんが…。
将来はどうあれ、エアビーアンドビーはすでに大きな足跡を社会に残している。これほど一気に拡大した企業は過去になく、それは300億ドル規模の企業の経営手法に革命を起こした。
リー・ギャラガー著「Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法」
エアベッドから始まった夢
できあがったサイトには、大げさな宣伝文句を並べた。(「国際デザイン会議で新しい人脈をつくろう!」)
リー・ギャラガー著「Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法」
チェスキーとゲビアの苦境から生まれた発想
サンフランシスコの高額な家賃に苦しんでいたチェスキーとゲビア。😱
その時、この2人が思いついたのが空いている部屋を貸し出すというシンプルなアイデア。
エアベッドを3つ用意して、一晩80ドルで泊まれる、というサービスをネットで紹介したところ、3人から予約が入り、2人は家賃を無事払うことができた😊
それが「エアベッド&ブレックファスト」──のちのAirbnbの始まり。
⇒ 必要は発明の母である。
誰にも理解されなかった挑戦
『僕たちみたいに、ちょっと余ったスペースで小遣い稼ぎをしたい普通の人がほかにもいるはずだ』
リー・ギャラガー著「Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法」
周囲の冷たい反応と投資家たちの否定
エアビー&ビーのアイデアは、ただ誰かに自分の部屋を貸すだけ。
最初は誰からも相手にされず、スタートアップ企業を支援する人たちからも馬鹿にされた。
「アイデアってまさか、それだけじゃないよね」😅
7人の投資家にアイデアを持ち込んでも全て断られる始末。
「このアイデアは絶対に行ける!」と確信しているのに、誰も理解してくれない。
それどころかそんなつまらないアイデア……と酷評される。🫣
しかし、彼らは信念を捨てることなく努力を続けた。
チェスキーは「誰も理解してくれなくても、自分にはこれしかない」と語り、その信念を頼りに進んでいったのです。
⇒ どんなものでも、信念がなければ続かない。
「8時に起きて夜中まで働く。休日はない。人生で初めて、一つのことに100%集中する。ダメなら別の道を進む。」
リー・ギャラガー著「Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法」
スタートアップ教室で学び続けた3か月
「起業したいっていう人は多いけど、実際にやる人はそれほど多くない。彼らはやったんだ」。 そしてわからないことがあれば、進んでそれを探り、自分のものにした。 「ぐずぐずと頭の中で想像をこねくり回してばかりじゃなかった。ローンチしたんだ。」
リー・ギャラガー著「Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法」
ビジネスで必要なことは何か?
諦めきれないチェスキーとゲビア、そしてブレチャージクの3人は、3か月間、起業のノウハウを教えたり、アイデアのブラッシュアップの手助けをして、よいアイデアには投資もしてくれるという教室に入る。
そこ学んだのは、熱狂的な100人を作ること。
「何となく好きになってくれる100万人より、熱烈に愛してくれる100人を大切にする」ことや「ユーザーに話を聞く」ことを重視した。
「ノウハウ図書館」でいうなら、誰か1人に刺さる記事。独自性のある記事。
ただ、「フォロワーが10人の者より、1000人いる者の方が読まれる」、「人間の欲望にかかわる、気にしていることをタイトルにする方が読まれる」という事実を忘れてはいけない。
「何を書いたか」よりも「誰が書いたか」の方が重視される😎
本:読みたいことを、書けばいい。 ③だれに書くのか
需要と供給は"差"から生まれる。シンプルなことでもビジネスは生まれる。
本:ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 ⑪仕組みを作る
実に面白い。
だからこそ、忘れてはいけない。目的に合った手段を。
目的で釣り場所と釣り方は変わる。
話を戻そう。
チェスキーは毎日早朝から夜遅くまで働き、ニューヨークに赴いてホストたちを直接訪問する。
彼らが求めているものを丁寧に聞き出し、サービスを改善に注力していく。これも「人に会う」である。
サイトやサービスに改良を加えていくうちにサイトを訪問するユーザーは増え、実際に利用する人も増えていった。
ついに週1000ドルの売り上げ目標を達成する。
認められ、2009年にはセコイア・キャピタルからの資金調達に成功する。😎
補足
セコイア・キャピタル (Sequoia Capital) :アメリカを代表するベンチャーキャピタル。Appleやグーグル、ヤフーなどに投資してきた。
何百というスタートアップを見てきた教室の主宰者はこう話している。
「いかにも優秀なタイプが成功するわけじゃない。ダメなやつらだけども、一番熱心な人間が、誰よりも成功する」
リー・ギャラガー著「Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法」
⇒ 成功は努力の先にある。
「知識や才覚は最高でなくてもいい。だが熱意だけは最高でなくてはならない」-松下幸之助-
国と時代は違えど、熱意だけは成功に必ず必要である。
成功するまでのエネルギーやモチベーションはその人間が出せる「熱意」が保証してくれる。
現代の大きく花開いたサービスも、進歩は日進月歩である。
まとめ
⇒ 熱意こそ成功の鍵。
3クリックルール なめらかに動くこと。 簡単に使えること。 掲載物件が美しく見えること。 必ず3クリック以内で予約が完了すること。
リー・ギャラガー著「Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法」
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆