- 投稿日:2024/12/07
- 更新日:2025/11/21
気がつけばハンガーの数よりも服が多くなっていたり、本棚がギチギチだったり、推しのグッズが増えていたり…という経験がありませんか?
日頃から物量を気にして暮らしているミニマリスト(わたし)でも、気を抜くとこの有様です。
「片付けたのに、なんだかものが増えている…」このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
実は、「ものを増やす」行為は自然と行われてしまうのに対し、「ものを減らす」行為は意識的な行動が必要なのです。
定期的な見直しを習慣化することで、一度減らしたものが再び増えてしまう「リバウンド」を防ぐことができます。
この記事では、わたしが実践している定期的な見直し方法をご紹介します。
是非、できそうなことから取り入れてみてください。
なぜ、ものを増やさない方がいいの?
「もの」は暮らしを豊かにしてくれる一方で、下手に増やすとお金を失い、居住スペースを失い、家事や労働によって自分の時間を失います。
ものを持つと、購入・維持・修繕・買い替え・保管に費用がかかります。
そのお金を捻出するために、多くの方は働くことになります。
ものを管理するには、時間と労力が必要です。
掃除・メンテナス等に手間がかかると、自分の時間が削られてしまいます。
ものを減らす行為は、単なる「片付け」ではありません。
自分の本当に大切にしたいものを見つめ直し、自分自身と向き合う貴重な機会となります。
自己理解が深まり、お金・時間・労力の無駄を削減できれば、生活全般にゆとりが生まれ、より豊かに暮らすことができるでしょう。
ものを増やさないために実践すること5選
ものを増やさないために、わたしが実践していることは、以下の5つです⬇︎
わたしの場合、1-2ヶ月毎に家の中を総点検しています。
毎日触れる部分は作業のついでに、滅多に見ない部分は時間を作って、不要なものがないかを点検します。
見直し対象は「自分の所有物すべて」。
押し入れ・引き出し・書類ケースなど、中を覗いてみると1-2ヶ月触れていないものは、結構あるものです。
定期的に「いる?いらない?」と自分に問いかけることで、本当に必要なものが見えてきます。
総点検をする際、1-2ヶ月使わなかったものは、シーズンオフのものを含めて、残すか手放すかを考えます。
1つ1つ手に取り、使っていない理由や持ち続ける必要性について考えます。
「来シーズンも気分よく使えるか?」、「傷んだり汚れたりしていないか?」「機能面に満足しているか?」など、自分に問いかけています。
点検ついでに、引き出しや棚の中を掃除して、防虫剤・除湿剤の入れ替えも行なっています。
「要・不要」の判定と同時に、ものの定数も見直しています。
数を絞り、「ないつもり」で生活して、問題なければ減らすようにしているので、実際に困ったことはありません。
無理に減らす必要はありませんが、ものが少ないほどコストや管理負担は減ります。
毎月初旬に前月の支出を確認しています。
支出は予算内に収まっているか、余分なものを買っていないか、ものを買い替えるための予算はいくらあるかをチェックしています。
何にいくらお金を使えば幸せかは、人それぞれです。
お金の価値を最大限に引き出せる予算組みを目指しています。
破損・汚損があるもの、使い勝手が悪いもの、使うと気分が萎えるものは、
買い替えを検討する前に「ない暮らし」を体験してみます。
意外なもので代用できたり、なくても生活の質に影響がなかったりと、色々な発見があり、意外と楽しめます。
「これは必要だ!」と分かれば、そのアイテムの重要性を再認識できます。
暮らしに必要なものは、迷わず買い替えましょう。
(例)「なし」で生活できたので撤去した家具⬇︎
引越し・防災・終活に役立つ!撤去した家具一覧
(例)「◯◯がなかったら?」と考えると、服も厳選できます⬇︎
着る服しかないクローゼットの作り方
(例)なんだったら、家事だってなくせます
家事をやめて時間を生み出そう
注意すること
「収納グッズを買っても、部屋が片付かない…」そんな経験はありませんか?
実は、収納を増やせば増やすほど、ものは増えてしまうんです。
収納方法よりも大切なのは、持っているものの量を見直すことです。
「スッキリ暮らす」ことに着目して、収納グッズを買うのは避けましょう。
何かを買うのは、今あるものを減らし切った1番最後です。
また、買うときは必ず「1in1out(1つ買ったら1つ手放す)」を実践してください。
これを怠ると、また振り出しに戻ります。
まとめ
以上、ものを増やさないために実践していることを5つ、ご紹介しました。
ものを増やさない暮らしは、単に部屋をスッキリさせるだけでなく、心身ともに豊かに過ごすための第一歩です。
今回紹介した方法をすべて実践するのは、大変かもしれないので、まずは1つでも、できることから始めてみてください。
皆さんの暮らしがより快適になることを願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。