• 投稿日:2026/01/12
  • 更新日:2026/01/12
川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』

川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』

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シロマサル@ノウハウ図書館×本の要約🍀

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要約
商品を変えるのではなく「売り方」だけを変える。 そのための視点として提示されるのが、ウリ・時間・場所・人・値段・方法・目的という7つの切り口だ。難解な理論を排し、具体的な事例で示される発想転換は、誰でもすぐに実践できる。売ることを苦行から、創造的で面白い仕事へ変えてくれる本。

初めまして!シロマサルです。

知ることで、人生はもっと楽しくなる!


「商品には自信があるのに、なぜか売れない」

多くのビジネスパーソンが一度は抱く疑問である。

改善策として商品改良や値下げを考えがちだが、本当に変えるべきはそこなのか。


今回は川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』2017年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。

著者:川上徹也(かわかみ てつや)

コピーライター。湘南ストーリーブランディング研究所代表。大阪大学人間科学部卒業後、大手広告会社勤務を経て独立。東京コピーライターズクラブ新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴多数。特に「経営理念」「企業スローガン」など会社の旗印になる「川上コピー」を得意とする。「物語で売る」という手法を体系化し「ストーリーブランディング」と名づけた第一人者としても知られている。著書は『物を売るバカ』『1行バカ売れ』『「コト消費」の嘘』(いずれも角川新書)など。海外にも多数翻訳されている。

00000.png✅ 売れない原因は商品ではない。

✅ 変えるべきは売り方である。

✅ 視点をずらせば需要は生まれる。

商品の売り方を変えてチャンスをつかんでほしいと思っています。
本書でご紹介するのは、以下の7つの売り方です。  
①「ウリ」を変える  
②「売る時間」を変える  
③「売る場所」を変える  
④「売る人」を変える  
⑤「売る値段」を変える  
⑥「売る方法」を変える  
⑦「売る目的」を変える  
もちろんここに書いてある通りに売ったからといって、商品がいきなり売れはじめるとは限らないでしょう。

川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』


「商品を変えずに売り方を変える」という逆転の発想を解説する。

「売れる」という現象は、色々な要素が複雑に絡み合っていることを教えてくれる。

まさに、「売るのは難しい」とも言えるし、だから「売るのはおもしろい」とも言える。

「神がいないこの国で人を操るには物語を使うのが一番いい」

朝井リョウ著『イン・ザ・メガチャーチ』


売れないものを売る方法

Image_fx.png見方を変えれば、商品の価値は変わる。

「物を売る」ためには、色々な小難しいマーケティング理論やフレームワークもありますが、私なりに極力シンプルに言い表すと、「商品力」×「売り方」  これがすべてです。

川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』


現実的には「商品開発」からかかわることができる人は限られている。

できてしまっている商品を、「さてどう売るか」と悩んでいる人の方が多い。

だから、いい商品なのになぜか売れない。というのは間違いなく起こる。

「商品を変えず」に「売り方だけを変える」という選択肢を持つのは、うまく売れないときのヒントになるだろう。

売り方だけは当事者になれる。


「売れない」は価値がないという意味ではない

Image_fx (1).pngゴミのような紙袋だって、お金を払ってでも買いたいときがある。

「大げさじゃないですって。たとえばトイレットペーパーの芯だって売れるんです」 トイレットペーパーの芯が売れる??? 実際、彼女のママ友が「30本セット」を500円で売り出すとすぐに売れたとか。 最初は半信半疑でしたが、その「ウリ」を聞いて「なるほど」と納得しました。 さて、どういう「売り文句」で売ったと思いますか? ちょっと考えてみてください。その答えは……。 「お子さんの工作用にどうぞ」、です。

川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』

0.png⇒ 商品力ではなく、価値の翻訳がズレている。


売れない商品は、価値が低いから売れないのではない。

価値が存在していないのではなく、伝わっていないだけである。

トイレットペーパーの芯が「ゴミ」として見られている限り、誰もお金を払わない。

しかしそれを「子どもの工作用」と定義し直した瞬間、立派な商品になる。
これは品質が変わったわけでも、機能が増えたわけでもない。

変わったのは、価値の見せ方だけだ。

本書が繰り返し示すのは、ウリとは商品そのものではなく、文脈であるという事実である。

人はモノを買っているのではない。
意味を買っている。

売れない原因を商品に求める限り、解決策は見えない。

視点を変え、価値を翻訳し直したとき、同じ商品がまったく別の存在として立ち上がるのである。


時間と場所を変えるだけで需要は生まれる

Image_fx (2).png欲しい人に商品が見えていなければ、いつまでも売れない。

同じ店内でも売り場を変えるだけで、売れることもあります。

川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』

0.png⇒ ニーズは、見過ごされた空白に眠っている。


売れない理由は、商品と顧客の距離が遠いからとは限らない。
そもそも、出会う時間と場所が間違っている可能性がある。

24時間営業のジムは、設備を豪華にしたから流行ったわけではない。
忙しい人が使える時間帯を提供しただけで、客層が一変した。

深夜対応を始めた畳店も同様である。
畳を張り替えたい飲食店は以前から存在していた。

ただし、店を休めないという制約が需要を眠らせていただけだ。

時間をずらす。
場所をずらす。

それだけで、今まで見えなかった需要が輪郭を持ち始める。

売れないとは、市場がないことではない。

市場とズレた位置に立っている状態を指す言葉なのである。

あなたはスーパーで買い物をしていて、レジで並んでいるとき、近くに置かれていたガムをついつい買ってしまった、という経験はありませんか?  スーパーのレジ前には「乾電池」「電球」「ゴミ袋」などの日用品がよく置かれていますね。わざわざ売り場に行くことはなかったとしても、会計前に商品を見て「そういやアレ切れてたな」と買い足すようなモノが売られているのです。

川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』


売り方は5W2Hで設計でき、物語が人を動かす

Image_fx (3).png商品は単一で完結するものではない。「流れ」が必要なのだ。

さらに重要なポイントがあります。「5W2Hで売り方を変える」ことで、現場に「熱」が生まれることです。「売れない」からとじっと待っていても「急に売れる」なんてことはまずありません。 もちろん「5W2H」は魔法の杖ではありませんから、「売り方を変えた」からといって、本書の事例のように売れるとは限らないでしょう。 それでも、本気になってトライすると、すぐに成功しなかったとしても、現場に何らかの「熱」が生まれていきます。

川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』

0.png⇒ 人は論理ではなく、意味のある体験で選ぶ。


「100人に1人タダ」は、数字で見れば実質1%引きに過ぎない。
それでも人は強く惹きつけられる。


なぜならそこには、自分が選ばれるかもしれないという物語があるからだ。

人は確率を計算して買い物をしていない。

体験を想像して意思決定をしている。

本書で語られる売り方は、すべて5W2Hに分解できる。

誰に売るのか。
いつ売るのか。
どこで売るのか。
何をウリとして伝えるのか。
なぜそれを売るのか。
どうやって売るのか。
いくらで売るのか。

この問いを一つずつずらすことで、売り方は無限に生まれる。

重要なのは、正解を探すことではない。


問いを立て直し、現場に「熱」を生み出すことだ。

もちろん「熱」だけでは空回りする可能性も高い。


売るとは、設計であり、物語づくりなのである。

それが、コピーライティングやマーケティングである。


0000000.png391.png柿内尚文著『このオムライスに、付加価値をつけてください』

既存価値・付加価値・不要価値の3つがある。

顧客の心を動かすのは“なくてもいいけどあるとうれしい”付加価値である。

付加価値は言い換えれば、「想定外の喜び」である。

商品やサービスを買うときに、選択基準になるのが価値です。 また仕事では、価値を生み出そうと奮闘しています。 家庭でも、家族に喜んでもらいたいと思い料理をつくることは、家族に対する価値の提供です。

柿内尚文 著『このオムライスに、付加価値をつけてください』


286.pngアル・ライズ、ジャック・トラウト著『ポジショニング戦略[新版]』

ポジショニングという概念は、1969年に本書の2人の著者が発表した。

戦略を始める前に6つの自問を説いている。

1.自社の現在のポジションは?
2.どんなポジションを築きたいのか?
3.ライバルは誰か?
4.資金は十分か?
5.同じことを続けられるか?
6.自社にふさわしい広告をつくっているか?

当初の時代にはなかったGoogle広告などのより洗練された現代でも、十分活用できる内容である。

ポジショニングは、「広告の本質を変えるコンセプト」である。

アル・ライズ、ジャック・トラウト著『ポジショニング戦略[新版]』

マーケティングの基本を古いと思うのは間違っている。

できることが少なかった時代でも有効だった戦術である。


418.pngロバート・ラッシュ著『サービス・ドミナント・ロジックの発想と応用』

価値の最終的な判断者は常に顧客である。

たとえば、店主が「自慢の一杯」として提供するラーメンであっても、顧客が味に満足しなければ価値は認められない。

逆に、特別な思い出や状況によって顧客が高い満足感を得れば、同じ料理でもその価値は格段に高まる。

つまり、企業や提供者が一方的に「価値がある」と主張しても無意味であり、顧客との関わりや体験の中で初めて価値は成立するのである。

結局、価値の共創がサービスとサービス交換およびS-Dロジックの核心である。

ロバート・ラッシュ著『サービス・ドミナント・ロジックの発想と応用』


まとめ

note_見出し用 (1).png✅ 売れない原因は商品ではない。

✅ 変えるべきは売り方である。

✅ 視点をずらせば需要は生まれる。

「熱」を持ちつつ、クールな頭で売り方の工夫をすることが重要です。そのとき本書で紹介した「5W2H」のフレームが役立つでしょう。

川上徹也著『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください!』


⇒ 売れない理由は、見方を変えていないだけ


知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。

是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!

見ていただきありがとうございました!😆

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