- 投稿日:2026/01/16
- 更新日:2026/01/25
育休を「キャリアの空白」で終わらせない。国の制度をフル活用し、新スキルを習得して「100万人に1人の人材」になる戦略です。
0. はじめに
本記事をお読みいただきありがとうございます🙏 ばったんです。
私は普段、現役の「メーカーエンジニア」として働きながら、
「キャリアコンサルタント」×「Gallup認定ストレングスコーチ」として、 強みを活かし、ウェルビーイング(幸福)を実現するためのキャリア設計をサポートしています。
本記事は、そんな私が「夫婦で1年間弱の育児休業を同時取得」した実体験記です。
今回のテーマはズバリ【教育訓練給付金の活用】
育休中にキャリアアップやキャリアチェンジを本気で考えている皆様へ、国の制度を賢く使い倒すための戦略をお伝えします。
1. 知らないと損する? 実は「会社員のほぼ全員」が対象の『教育訓練給付制度』
まず、驚くべき事実をお伝えします。
雇用保険に入っていて育児休業が取得できている方は高確率で「教育訓練給付制度」の対象です。
教育訓練給付制度とは、働く人のスキルアップや資格取得にかかった費用を、国が一部キャッシュバックしてくれる制度のこと。その還元率は、なんと最大70〜80%(※講座区分による)。
育休中にキャリアアップやキャリアチェンジを考えているのなら、この制度を使わない手はありません。
※事前に必ずハローワークでチェックしてくださいね。

出典:厚生労働省

1-1. キャリアコンサルタント面談を「使い倒す」
給付金対象の講座の中でも、特に還元率が高い「専門実践教育訓練」や「特定一般教育訓練」を受ける場合、受講前にキャリアコンサルタント(国家資格)による訓練前キャリアコンサルティングが必須となります。
この際、「ジョブ・カード」と呼ばれるキャリアの棚卸しシートを作成する必要があるため、「手続きが面倒だ」と感じる方もいるかもしれません。 しかし、これを単なる「事務手続き」と捉えては非常にもったいない!
これは、キャリアのプロの視点を借りて、無料で自分のキャリアを深く棚卸しできる絶好のチャンスなのです。
通常、私たちのような資格保有者とキャリア面談を行う場合、1時間あたり5,000円〜15,000円ほどの費用がかかります。しかし、この制度を使えばその費用は国が負担してくれます。 訓練を受ける前の面談は、自分の方向性を定める羅針盤です。遠慮せず、徹底的に使い倒しましょう😁

2. オンライン講座も充実!「育児との両立」も可能
「子供を見ながら勉強なんて、本当にできるの?」
その不安はもっともです。
しかし、現在はオンライン完結型の講座が多数あり、厚生労働省の講座検索システムから簡単に探すことができます。
実際に私が受講した「キャリアコンサルタント養成講座」も完全オンラインでした。 画面の向こうには、同じように育児の合間を縫って受講している「戦友」たちがいました。 抱っこ紐をしたまま受講する人、画面の端に子どもが映り込んでいる人。
「頑張っているのは自分だけではない」 その事実は、孤独になりがちな育休中の学習において、何よりの励みになります。

3. 国の狙いと個人の「掛け算」戦略
なぜ国はここまで手厚い支援をするのでしょうか。答えは「人材の流動性を高めたいから」です。国は労働者に新しいスキルを身につけてもらい、成長産業への移動を促進したいと考えています。
私たちは国の意図をさらに賢く利用しましょう😁
狙うのは、「今の仕事(既存の武器)× 新しい資格(新規の武器)」の相乗効果(シナジー)です。
単独の資格だけですぐに稼げるほど世の中は甘くありません。
しかし、今のスキルと新しいスキルを掛け合わせれば、あなたの市場価値は確実に上がります。

3-1. 「100万人に1人」のレア人材になる方法
教育改革実践家の藤原和博氏が提唱する「100万人に1人の存在になる方法」をご存知でしょうか。
一つの分野で100万人に1人の天才(オリンピック級)になるのは困難です。
しかし、 「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」 と、異なる3つの分野の100人に1人を掛け合わせれば、誰でも100万分の1の希少な人材になれます。
・これまでのキャリアで培ったスキル(1/100)
・育休というライフイベントを経て得た視点(1/100)
・国の制度を使って手に入れた新たな専門性(1/100)
この3つを組み合わせれば、他に替えの効かない「レア人材」の誕生です😁
3-2. 掛け算の実例
例えば、簿記3級の保有者は珍しくありませんが、FP(ファイナンシャルプランナー)資格と両方を持っているとなると、その希少性は一気に高まります(※一説には両方とも数パーセントで、計算上では掛け算すると500人に1人程度とのこと)
あなたの手元にあるカードを並べてみてください。
・職場の専門性
・教育訓練制度で身につけた新スキル
・コミュニティ(リベ等)で学んだ金融知識やITスキル
・親としての人生経験
これらを掛け合わせた時、あなたは「何人に1人」の逸材になれるでしょうか?
想像するだけでワクワクしませんか😁

4. 現実は甘くない。だからこそ「自信」になる
良いことばかり言いましたが、正直にお話ししましょう。すべてが順風満帆だったわけではありません😅
育休中はまだしも、本当の地獄は「復職後」に待っていました😱
仕事への復帰、待ったなしの育児、そして迫りくる試験日。 「仕事、育児、勉強」。 この3つを回す日々は、記憶が飛ぶほど大変でした。
しかし、その限界ギリギリの日々を乗り越え、無事に合格通知を手にした時、得られたのは資格だけではありませんでした。
「どんな状況でもやり抜ける」という、強烈な自信です。
みんなと同じ道を歩むのではなく、違う場所に旗を立てる。
育児休業という期間を、ただの「お休み」にするか、未来を変える「掛け算のピース」を得る時間にするか。
その選択が、あなたのキャリアを、そして人生を劇的に変えるはずです。

5. さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました🙏
育児休業について「もっと詳しく知りたい」「ここが不安」ということがあれば、ぜひコメントにお書きください。
ご要望が多ければ、深掘りした記事を執筆します。
また、応援コメントや「いいね」があると、私が大喜びしてやる気が上がります😁
補足 教育訓練給付金についてのリンク
まずは、自分がどんな講座を受けられるか、検索サイトで『自分の住む地域』『興味のあるジャンル』を入力してポチッとしてみてください。
そのワンクリックが未来を変える第一歩です!