- 投稿日:2026/04/17
初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
「失敗すると、もう立ち直れない気がする」
「自分には挑戦する才能がないのではないか」
そんな不安を感じたことはないだろうか。
今回は真山知幸著『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方』2024年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:真山知幸
伝記作家、偉人研究家、名言収集家。1979年、兵庫県生まれ。2002年、同志社大学法学部法律学科卒業。上京後、業界誌出版社の編集長を経て、2020年より独立。4児の父。偉人や名言の研究を行い、『ざんねんな偉人伝』『ざんねんな歴史人物』は計20万部を突破しベストセラーとなった。徳川慶喜や渋沢栄一をテーマにした連載で「東洋経済オンラインアワード2021」のニューウェーブ賞を受賞。名古屋外国語大学現代国際学特殊講義、宮崎大学公開講座などで講師活動も行う。『泣ける日本史』(文響社)、『逃げまくった文豪たち』(実務教育出版)、『おしまい図鑑』(笠間書院)、『10分で世界が広がる 15人の偉人のおはなし』(高橋書店)など著作50冊以上。
✅ 偉人は失敗しなかった人ではない。
✅ 挑戦をやめなかった人である。
✅ 心のしなやかさは後から身につく。
すごいアイデアで新しいものを発明して、人びとの生活を便利にしたり……。 科学的な発見によって、多くの人の命を救う治療法を開発したり……。 心を揺さぶる芸術で、世界中を感動させたり……。 活躍したジャンルはみなそれぞれですが、人類の発展に貢献した人のことを「偉人」と呼びます。
真山知幸著『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方』
今回は、偉人たちの失敗と再起の物語から、心が折れない考え方を解説する。
人生の壁にぶつかるのは、挑戦しているから。
挑戦には、失敗や困難が付きものである。
そのとき重要なことは、「心が折れない」こと。
心が折れないで成功するまで挑戦をやめなかった人こそが、賢者と呼ばれる人たちである。
10代の若者、特に小・中学生にとって、この本は大いに参考になるだろう。
もちろん、大人でも問題ない。
(むしろ読んだほうが良い。)
難しい本だけを読むのは正しい知性ではない。
シンプルな方が伝えたいことがはっきりしているからだ。
『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方』
ドラマと一緒で華やかな部分しか見れないから遠く感じるのだ。
エジソン、アインシュタイン、野口英世、ナイチンゲール、などなど、具体的な名前が何人かすぐに思いつくことでしょう。偉人の伝記を読んで「こんなに立派な人がいたなんて!」と感心した、という読者もいるかもしれませんね。
真山知幸著『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方』
大半の偉人がいた時代と今の時代は違う。
だから、偉人たちがとったノウハウをそのまま生かすことはできない。(陳腐化)
しかし、人間や群衆の本質はそう簡単に変わるものではない。
精神やメンタルというのは大いに参考になる。
偉人ほど、人生で深くつまずいている
偉人に共通することは、折れなかったことに収束する。
しかし、華やかな成功の裏で、偉人たちは大きな挫折を味わったり、不運な出来事にふり回されたりしたことが、一度や二度ではありません。本書に登場する偉人たちもみんな、人生の困難に直面しながら、生きていました。
真山知幸著『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方』
⇒ 偉人は成功より失敗の数が多い。
エジソン、ベートーヴェン、野口英世といった偉人たちは、最初から評価され、順調に成功した人物ではない。
むしろ、失敗や挫折の連続の中で生きてきた人々である。
高杉晋作は理想と現実のギャップに苦しみ、何度も志を打ち砕かれた。
モネは作品を理解されず、酷評され続けた。
チャップリンは制作した映画を切られ、否定される経験を何度も味わっている。
それでも彼らは挑戦をやめなかった。
結果が出ない時期が長く続いても、「自分は失敗した人間だ」と結論づけなかった。
失敗を人生の終わりではなく、途中経過として受け止め続けたのである。
偉人とは、特別な才能を最初から持っていた人ではない。
何度失敗しても、その都度立ち上がり、試行錯誤をやめなかった人のことを指す。
この視点に立てば、「失敗している自分」は、むしろ偉人に近づいている途中だと言える。
「失敗のない人生なんておもしろくないですね。歴史がないようなもんです」
本田技研工業を創業した:本田宗一郎
苦しみは人を壊すのではなく、鍛え、深める
重要なことほど時間がかかる。君の身長は数日で2倍になることはない。
「わたしたちにとってもっとも恐ろしい敵は不遇ではなく、わたしたち自身のためらいであります。自分でこんな人間だと思っていると、それだけの人間にしかなれません」
ヘレン・ケラー
⇒ 困難は、自分を知るための材料になる。
本田宗一郎は、失敗を「人生の面白さ」だと語った。
ドストエフスキーは、苦しみが人間を深くすると述べている。
「もし苦しみがなかったら、人間は自分の限界を知らなかっただろうし、自分というものを知らなかっただろう」
ドストエフスキー
ヘレン・ケラーもまた、恐れるべき最大の敵は不遇そのものではなく、ためらいであると言い切った。
彼らに共通しているのは、苦しみを排除すべきものとして扱わなかった点である。
むしろ、苦しみの中にこそ、人間の本質や価値観が現れると考えていた。
人は順調なとき、自分について深く考えない。
しかし、思い通りにいかないとき、初めて「自分は何を大切にしているのか」「どこまで耐えられるのか」と向き合うことになる。
苦しみは、人を壊すために存在するのではない。
自分の輪郭をはっきりさせるために存在する。
避けられない困難に意味を見出せるかどうかで、人生の厚みは大きく変わる。
苦しみを経験した人ほど、他者に対しても、そして自分自身に対しても、深い理解を持てるようになるのである。
心が折れない人は、現実を受け入れ、自分を信じ続ける
下り坂で大きい理想を持ち続けられる人間は多くない。
あの孔子ですら、「天下は秩序乱れてわたしの理想にほど遠い、もういかだに乗って海外にでもいこうか」とヤケクソになったことがあるくらいです。大事なのは、開き直りです。
真山知幸著『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方』
⇒ 完璧を捨て、自分を信じた人だけが前に進める。
足利尊氏は、すべてを投げ出して出家を考えるほど追い詰められた。
O・ヘンリーは獄中で人生の終わりを感じるほどの絶望を味わっている。
それでも彼らは、状況を否定するのではなく、「今の現実」を受け入れるところから再出発した。
ここで言う開き直りとは、投げやりになることではない。
理想通りでない現実を認めた上で、「では今、何ができるか」を考える姿勢である。
完璧であろうとするほど、人は動けなくなる。
完璧を諦めた瞬間に、人は一歩を踏み出せる。
また、賢者たちは日常生活を軽視しなかった。
ソクラテスやディオゲネスは質素な食事を大切にし、ルソーは自然の中で生活を整えた。
心が弱ったときほど、生活のリズムを立て直すことが重要だと理解していたのである。
そして何より重要なのは、自分を過小評価しない姿勢だ。
ヘレン・ケラーは、自分で限界を決めることこそ最大の敵だと語った。
才能は最初から明確である必要はない。
自分を信じ続けた人だけが、結果として前に進み続けられる。
「賢者」とは、ただ「頭のよい人」をいうのではありません。壁を乗り越えるべく、戦略を練ったり、自分が信じる人生観をつらぬいたりした人のことをいいます。
真山知幸著『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方』

プラトン著『ソクラテスの弁明』
古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、理想的な食事についてこう語っている。
「小麦粉を焼いてつくったお菓子やパンを、きれいな木の葉の上に盛りつけて食べる。食後にはぶどう酒を飲む」と。 おかずはといえば「塩やオリーブやチーズを使い、野の草や畑の野菜を煮るのがよい」
その質素さに聞いた人から「ブタの餌と、どうちがうんですか?」と呆れられた。
ソクラテスは「贅沢な食事をすると、国家を大きくせざるをえない」と持論を展開。
国全体のことを考えて、日々の食事を考えているところが、いかにも賢者である。
本田宗一郎 著『俺の考え』
⇒ 失敗しても正常運転。
⇒ 挑戦をやめない人が残る。
⇒ 勝つまでやる、それが挑戦。
⇒ 「頭を使って働け」
⇒ 指示待ちでは損をする。
⇒ 自律的な人間が強い。
こんな箇条書きは人生で何度も言われたことだろう。
「そういうのが聞きたいんじゃない。ラクに勝ちたいんだと。」
しかし、これらこそが人生の意義につながることをユーモアを交えながらも、”その方法しかないんだぞ”とダイレクトに伝えてくる。
与えられた枠に収まらず、自ら発見し創造する姿勢が、本田の求めた人間像である。
『人べん』をとった人間の能力は20分の1馬力に過ぎないが、『人べん』がつけばその能力は無限大の可能性をもってひろがるにちがいないのである。
本田宗一郎 著『俺の考え』
まとめ
✅ 偉人は失敗しなかった人ではない。
✅ 挑戦をやめなかった人である。
✅ 心のしなやかさは後から身につく。
「もしかして、人生って、思いどおりにいかないことのほうが多いのでは?」 そのことに気がついたとき、人はひとつ、大人になります。
真山知幸著『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方』
⇒ 挑戦をやめなければ、人は何度でも立ち直れる。
「おもしろき こともなき世に おもしろく」
(面白くない世の中を面白く生きよう。)
高杉晋作
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆
