- 投稿日:2026/04/15
- 更新日:2026/04/15
前提条件
- Googleアカウントがあること
- スプレッドシートを開いたことがあること(超入門は[第1回]を参照)
- 関数の基本(SUM、IFなど)をなんとなく知っていること
※完全初心者の方は、先に[第1回〜第4回]を先に読んでおくとスムーズです🐹記事は一番下に貼り付けてあります👇️
はじめに
メルカリで不用品を売るようになったとき、こんな悩みはありませんでしたか?
👤「送料いくらだったっけ?毎回調べてる…」
👤「結局いくら稼いだのか、月末にならないとわからない」
👤「手数料の計算、毎回電卓たたいてる」
これ、全部スプレッドシートで解決できます。
でも「管理シートを作ろう」と思って調べると、難しそうなものばかり…🌀
この記事では、難しい関数は最小限に抑えながら、実際に使える管理シートを一緒に作っていきます。
完成したら、日々の売上・経費・利益がひと目で把握できるようになります🐹✨️
この記事を読むとできるようになること
今回のメインの内容はこの4つ💡
・マスタシートを作って、プルダウンの元データを管理する
・VLOOKUPで手数料・送料を自動計算する
・IF関数で「売れたときだけ計算する」条件をつける
・円グラフで売上比率を見える化する
これ以外にも
・ROUND関数で小数点以下を四捨五入
・IFERROR関数でエラーの場合は空欄を表示
・TODAY関数で出品からの経過日数を表示する
・条件付き書式でステータスを色分けする
などを扱います💡
今回作るシートの全体像
今回は2つのシートを作ります。
なぜシートを2つに分けるのか?
手数料率や送料を管理表に直接書くと、値が変わったときに全行を修正する必要があります。マスタシートに1か所だけ書いておけば、修正は1か所で済み、全行に自動で反映されます。
これが「マスタデータ」の考え方で、実務でもよく使われるテクニックです🐹
✏️ 勉強会配布資料
STEP1|管理表の枠組みを作る
🎯 ねらい
メインの管理表となる不要品管理シートの見出しと列構成を作り、土台を整える。
まず伝えたいこと
まず「何を作るか」の全体像を見ておきましょう。
今回のゴールは13列の管理表です。左から順に「No.・商品名・カテゴリ・プラットフォーム・出品日・売却日・ステータス・発送方法・出品価格・手数料・送料・利益・経過日数」と並びます。
手入力するのはA〜I列の9項目だけ。J〜M列(手数料・送料・利益・経過日数)は数式で自動計算されます。このSTEPでは、まずその「器」を作ります🐹
✏️ やること
①新しいシートを作成してファイル名とシート名を入力
マイドライブ → +新規 → Googleスプレッドシート
タイトル部分をダブルクリック → 260415_不用品管理シート_名前
※日付とファイル名をつけておくと、後で検索が楽になります。
スプレッドシート下部の + ボタンをクリック → シート名をダブルクリック → 「不要品管理」と入力
②見出し行を入力する
A1〜M1に、以下の見出しを入力する。
(勉強会では時間の関係でサンプルデータを使用します)
③見出し行を太字にする
1行目を選択(行番号の「1」をクリック)→ ⌘ + B で太字にする
④表をテーブルに変換する
表全体を選択(⌘ + A)→ メニュー → 表示形式 → テーブルに変換する
※ショートカットキーは ⌘ + ⌥ + T
⑤1行目を固定する(※テーブル変換では自動ですでに固定されています)
メニュー → 表示 → 固定 → 1行 を選択
スクロールしても見出しが常に表示されるようになります。データが増えてきたときにとても便利です🐹
⑥列の表示形式を設定する
E列・F列(出品日・売却日): 列を選択 → メニュー → 表示形式 → 数字 → カスタム数値形式 → m/d(aaa)
I列〜L列(出品価格・手数料・送料・利益): 4列を選択 → メニュー → 表示形式 → 数字 → 通貨(端数切捨て)
✅ チェック(目で見て判定)
◻️ 見出し行が太字になっている
◻️ スクロールしても1行目が固定されている
◻️ E列に日付を入力すると「4/8(水)」のような形式で表示される
◻️ I列に数字を入力すると「¥1,000」のような形式で表示される
◻️ テーブル変換ができる
🪄 小技
列幅の自動調整: 見出しが途中で切れてしまう場合は、列の境界線をダブルクリックすると、内容に合わせて列幅が自動で調整されます✨️
STEP2|マスタシート(プルダウンリスト)を作る
🎯 ねらい
VLOOKUPやプルダウンの元データとなるマスタシートを作る。
まず伝えたいこと
STEP1で管理表の器ができました。次は、プルダウンの選択肢やVLOOKUPで計算するための元データ(マスタデータ)を準備します。
マスタシートを作る理由は2つです。
・プルダウンの選択肢をここで一元管理する(追加・変更が1か所で済む)
・VLOOKUPでここのデータを参照して、手数料・送料を自動計算する(STEP4で使います)
手数料率や送料を管理表に直接書くと、値が変わったときに全行を修正する必要があります。マスタシートにまとめておけば、修正は1か所で済み、全行に自動で反映されます🐹
✏️ やること
①新しいシートを追加して名前を付ける
スプレッドシート下部の + ボタンをクリック → シート名をダブルクリック → 「マスタ」と入力
②見出し行を入力する
A1〜F1に、以下の見出しを入力する。
③サンプルデータを入力する
④見出し行を装飾する
1行目を選択(行番号の「1」をクリック)→ 太字(⌘ + B)
✅ チェック(目で見て判定)
◻️ 「マスタ」シートが追加されている
◻️ A列にカテゴリ、B〜C列にプラットフォームと手数料率、D列にステータス、E〜F列に発送方法と送料が入力されている
◻️ 見出し行が太字になっている
🪄 小技
列幅の自動調整: 発送方法の名前が長くて途中で切れる場合は、E列の右端の境界線をダブルクリックすると、内容に合わせて列幅が自動で調整されます✨️
STEP3|プルダウンでデータ入力を楽にする
🎯 ねらい
カテゴリ・プラットフォーム・ステータス・発送方法を選ぶだけで入力できるようにして、入力ミスを防ぐ。
まず伝えたいこと
不用品販売では「メルカリ」「めるかり」「Mercari」のように、同じものでも人によって書き方がバラバラになりがちです。
プルダウンを設定しておけば、選択肢から選ぶだけなので表記ブレがなくなります。あとでVLOOKUPで自動計算するときにも、マスタシートと完全に同じ文字列であることがとても大事です。
今回は STEP1 で作ったマスタシートのデータを、プルダウンの選択肢として参照します🐹
✏️ やること
①カテゴリ列(C列)にプルダウンを設定する
C2を選択 → メニュー → データ → データの入力規則 → 条件を「プルダウン(範囲内)」に変更 → 範囲に以下を入力
マスタ!A2:9
→ 完了
②プラットフォーム列(D列)にプルダウンを設定する
D2を選択 → 同じ手順で、範囲に以下を入力
マスタ!B2:B9
③ステータス列(G列)にプルダウンを設定する
G2を選択 → 同じ手順で、範囲に以下を入力
マスタ!D2:D9
④発送方法列(H列)にプルダウンを設定する
H2を選択 → 同じ手順で、範囲に以下を入力
マスタ!E2:E9
✅ チェック
◻️ C列をクリックすると「衣類」「本」「家電」「その他」が選べる
◻️ D列をクリックすると「リベフリマ」「メルカリ」「ラクマ」が選べる
◻️ G列をクリックすると「出品中」「売却済み」「発送済み」「取引完了」「出品停止」が選べる
◻️ H列をクリックすると発送方法の一覧が選べる
⚠️ つまずきやすいところ
1. プルダウンの選択肢が表示されない
→ 「プルダウン(範囲内)」になっているか確認してください。「プルダウン」だと、マスタシートを参照できません。
STEP4|VLOOKUPで手数料と送料を自動計算する
🎯 ねらい
プラットフォームを選ぶだけで手数料が、発送方法を選ぶだけで送料が自動で計算される状態を作る。
まず伝えたいこと
メルカリの手数料は10%、ラクマは6%、リベフリマは0%……。発送方法によっても送料が違います。
これを毎回手で計算するのは大変ですよね。今回はVLOOKUP関数を使って、マスタシートから手数料率や送料を自動で引っ張ってきます。
VLOOKUPは「Vertical Lookup(縦方向に探す)」の略で、「あるキーワードを元に、別の表から対応するデータを取得する」 関数です。イメージとしては、電話帳で名前を探して電話番号を見つけるような動きをしてくれます🐹
✏️ やること
①送料の数式を入力する(K2セル)
=IF(H2="","",VLOOKUP(H2,プルダウンリスト[[発送方法]:[送料]],2,FALSE))
=IF(H2="","",VLOOKUP(H2,’マスタ’!E:F,2,FALSE)) ※テーブル変換していない場合
H2 → 検索する値(発送方法。例:「らくらくメルカリ便(ネコポス)」)
‘マスタ’!E:F → 探す範囲(マスタシートのE列〜F列)
2 → 範囲の中で左から2列目の値を返す(= 送料)
FALSE → 完全一致で探す
🗣️ 日本語で読むと: 「発送方法が空欄なら、空欄。入力されていれば、マスタシートから対応する送料を探して表示する。」
②手数料の数式を入力する(J2セル)
=IF(F2="","",IFERROR(ROUND(I2*VLOOKUP(D2,プルダウンリスト[[プラットフォーム]:[手数料]],2,FALSE),0),))
=IF(F2="","",IFERROR(ROUND(I2*VLOOKUP(D2,マスタ!B:C,2,FALSE),0),""))
※テーブル変換していない場合
この数式を分解してみましょう。
まず核心部分の VLOOKUP から:
VLOOKUP(D2, マスタ!B:C, 2, FALSE)
D2 → 検索する値(プラットフォーム名。例:「メルカリ」)
マスタ!B:C → 探す範囲(マスタシートのB列〜C列)
2 → 範囲の中で左から2列目の値を返す(= 手数料率)
FALSE → 完全一致で探す
🗣️ 日本語で読むと: 「マスタシートのB列からD2と同じプラットフォーム名を探して、その右隣にある手数料率を取得する」
次に周りの関数:
I2 * VLOOKUP(...) → 出品価格 × 手数料率
ROUND(..., 0) → 小数点以下を四捨五入して整数にする
IFERROR(..., "") → エラーが出たら空欄にする(プラットフォーム未入力時など)
IF(F2="","",...) → 売却日が空欄なら計算しない
🗣️ 全体を日本語で読むと: 「売却日が入力されていれば、マスタシートから手数料率を探して、出品価格に掛けて、四捨五入する。エラーが出たら空欄にする」
③数式を下の行にもコピーする
J2とK2を選択 → セルの右下にある小さな青い四角(フィルハンドル)を下にドラッグ → 50行目あたりまでコピー
※フィルハンドルが見つからない場合は、J2:K2をコピー(⌘ + C)して、下のセルにペースト(⌘ + V)でもOKです。
✅ チェック
◻️ D列で「メルカリ」を選び、I2に「1000」、F2に売却日を入力すると、J2に「¥100」と表示される
◻️ D列で「ラクマ」を選ぶと、J2が「¥60」に変わる(6%)
◻️ H列で「らくらくメルカリ便(ネコポス)」を選ぶと、K2に「¥210」と表示される
◻️ D列やH列が空欄のとき、J2やK2は空欄のまま
⚠️ つまずきやすいところ
1. #N/A エラーが表示される
→ VLOOKUPは完全一致で検索します。プルダウンから選んだ値とマスタシートの値が1文字でも違うとエラーになります。プルダウンを使って入力すれば、このエラーは起きません。
2. 手数料が計算されない(空欄のまま)
→ 売却日(F列)が空欄ではありませんか? この数式は IF(F2="","",...)で「売却日があるときだけ計算する」という条件になっています。売却日を入力すると計算が始まります。
3. マスタ!B:C でエラーになる
→ マスタシートのシート名が「マスタ」と正確に一致しているか確認してください。シート名にスペースが入っている場合は 'マスタ '!B:C のようにシングルクォーテーションで囲む必要があります。
STEP5|利益と経過日数を自動計算する
🎯 ねらい
売れた商品の利益を自動計算し、出品中の商品には経過日数を表示する。
まず伝えたいこと
STEP4でVLOOKUPを使って手数料と送料が自動で入るようになりました。あとは利益(出品価格 − 手数料 − 送料)を計算すれば、「この商品でいくら儲かったか?」が一発で分かります。
さらに、出品中の商品には出品日から今日までの日数を表示して、「もう30日も売れていないから値下げしようかな」といった判断にも使えるようにしましょう💪
✏️ やること
①利益の数式を入力する(L2セル)
=IF(F2="","",I2-J2-K2)
F2="" → 売却日が空欄かどうかを判定
I2-J2-K2 → 出品価格 − 手数料 − 送料
"" → 売却日が空欄(まだ売れていない)なら空欄にする
🗣️ 日本語で読むと: 「売却日が入力されていれば、出品価格から手数料と送料を引いた利益を計算する。まだ売れていなければ空欄にする」
②経過日数の数式を入力する(M2セル)
=IF(G2="出品中",TODAY()-E2,"")
G2="出品中" → ステータスが「出品中」かどうかを判定
TODAY() → 今日の日付を取得する関数
E2 → 出品日
"" → 出品中でなければ空欄
🗣️ 日本語で読むと: 「もしステータスが出品中なら、今日の日付から出品日を引いて経過日数を出す。出品中でなければ空欄にする」
③数式を下の行にもコピーする
L2:M2を選択 → 下にドラッグまたは ⌘ + C → ⌘ + V
✅ チェック
◻️ 売却日が入力されている行には利益が表示される
◻️ 売却日が空欄の行は利益も空欄
◻️ ステータスが「出品中」の行に経過日数が表示される
◻️ ステータスが「売却済み」「取引完了」などの行は経過日数が空欄
◻️ 明日開くと経過日数が1増える(TODAY関数は毎日自動更新)
⚠️ つまずきやすいところ
1. 経過日数が「1970/01/15」のように日付で表示される
→ M列の表示形式が「日付」になっています。M列を選択 → メニュー → 表示形式 → 数字 → 数値(小数なし) に変更してください。
2. 利益がマイナスになっている
→ 計算自体は正しいです。送料が高い商品は利益がマイナスになることがあります。「赤字の商品がある」ことに気づけるのも、この管理シートの価値です🐹
3. 「売却済み」のダブルクォーテーションを忘れる
IF関数の中で文字を条件にするときは、必ず " で囲みます。" の入力方法は Shiftキーを押しながら 2 です。
STEP6|条件付き書式でステータスを色分けする
🎯 ねらい
ステータスごとに行の色が自動で変わるようにして、表を見た瞬間にどの商品がどんな状態か分かるようにする。
まず伝えたいこと
第3回で条件付き書式を学びましたね。今回はその応用で、プルダウンの値に応じて行全体の色を変えます。
⚪️取引完了→灰色
🔴 出品停止 → 薄い赤(見直しが必要)
✏️ やること
①「取引完了」の行をグレーにする
見出しを除いた表全体を選択(A2:M50)→ メニュー → 表示形式 → 条件付き書式 → セルの書式設定の条件 → カスタム数式 → 以下を入力
=$G2="取引完了"
→ 書式をグレーに設定 → 完了
②「出品停止」の行を赤にする
=$G2="出品停止"
→ 書式を薄い赤に設定 → 完了
数式 =$G2="取引完了" の意味
$G → G列を固定して見る(列は変えない)
2 → 2行目から始めて、自動で下に進む
="売却済み" → ステータスが「売却済み」かどうか判定
🗣️ 日本語で読むと:
「各行のG列(ステータス)が売却済みなら、その行全体に色をつけてね」
第3回で =$E2>5000 を学んだのと同じ仕組みです。条件の部分が「金額」から「文字」に変わっただけですね🐹
✅ チェック
◻️ ステータスを「売却済み」にすると行全体が緑になる
◻️ ステータスを「取引完了」にすると行全体が緑になる
◻️ ステータスを「発送済み」にすると行全体が黄色になる
◻️ ステータスを「出品停止」にすると行全体が赤になる
◻️ ステータスを「出品中」にすると色なしに戻る
⚠️ つまずきやすいところ
色がつく行がずれてしまう
適用範囲と数式の開始行が合っていないと、色がずれます。
適用範囲が A2:M50 なら、数式は =$G2 から始める
適用範囲が A1:M50 なら、数式は =$G1 から始める
迷ったら、適用範囲の開始行と数式の行番号を同じにすると覚えておけばOKです👍️
STEP7|円グラフで売上比率を見える化する
🎯 ねらい
売上データを円グラフにして、カテゴリ別やプラットフォーム別の売上比率をひと目で把握できるようにする。
まず伝えたいこと
数字だけだと「どのカテゴリが一番売れているか」がパッと分かりにくいですよね。
グラフにすると、全体に対する割合が直感的に分かるようになります。今回は円グラフを使って、売上の内訳を見える化してみましょう🐹
✏️ やること
①集計用のデータを準備する
グラフを作るには、集計データが必要です。表の下の空いている場所(たとえばO1あたり)に、カテゴリ別の売上合計を作ります。
O2に以下の数式を入力して、下にコピーします。
=SUMIFS(不用品管理[出品価格],不用品管理[カテゴリ],$O2,不用品管理[売却日],"<>")
🗣️ 日本語で読むと: 「不用品管理テーブルの中で、カテゴリがO2セルと一致し、かつ売却日が空白でない行の出品価格を合計する」
②カテゴリ別売上の円グラフを作る
集計データを選択 → メニュー → 挿入 → グラフ → グラフの種類で「円グラフ」を選択
③プラットフォーム別の集計と円グラフも作る
同様に、プラットフォーム別の売上合計を作り、円グラフを作成します。
✅ チェック
◻️ カテゴリ別売上の円グラフが表示され、各カテゴリの割合が分かる
◻️ プラットフォーム別売上の円グラフが表示される
◻️ グラフにマウスを合わせると、金額とパーセンテージが表示される
プラスアルファ1|グラフエディタで編集する
ここからはおまけです。 余裕のある人だけ学習してみてください🙌
🎯 ねらい
グラフエディタを使って、グラフを見やすくする。
✏️ やること
①タイトルを編集
②凡例を見やすくする
その他、色を変更したり、枠線をなくしたり…
詳しくは動画で解説しています
まとめ
ここまでできたあなたのスプレッドシートは、「メモ帳」ではなく
「プラットフォームを選べば手数料が自動計算、発送方法を選べば送料も自動、利益まで一発で分かる販売管理シート」に進化しました。
不用品販売は、1個1個は小さな金額でも、積み重ねると意外とまとまった収入になります。このシートがあれば、「メルカリで売ったときの手数料はいくらだった?」「ラクマのほうが手数料安くて得だったな」といった振り返りが数字でできるようになります。
今日できるようになったこと(振り返り)
✅ マスタシートを作って、プルダウンとVLOOKUPの元データを準備できた
✅ 13列の管理表を作り、見出し・書式・行の固定を設定できた
✅ マスタシートを参照するプルダウンで、入力ミスなく選べるようになった
✅ VLOOKUPで手数料と送料を自動計算する数式を入れられた
✅ IF関数で「売れたときだけ計算する」「出品中だけ経過日数を出す」条件をつけられた
✅ 条件付き書式で、ステータスに応じた色分けができた
想定つまずきポイント4選と解決策
1. VLOOKUPで #N/A エラーが表示される
💬 どんな疑問だった?
手数料や送料のセルに #N/A エラーが表示されて、計算ができないケースがありました。
⚠️ 原因
VLOOKUPは完全一致で検索するため、検索する値とマスタシートの値が1文字でも違うとエラーになります。
よくあるパターン:
手入力で「メルカリ 」(末尾にスペース)と入力してしまった
プルダウンを使わず直接「Mercari」と入力した
✅️ 対策
プルダウンから選択して入力すれば、マスタシートと完全に同じ文字列になるため、このエラーは起きません。
すでにエラーが出ている場合は、セルの値を一度削除してからプルダウンで選び直してください。
💡 ひとことポイント
VLOOKUPのエラーは、ほぼ「文字の不一致」。プルダウンを使えば防げる。
2. プルダウンの参照元シートが見つからない
💬 どんな疑問だった?
プルダウンの範囲に マスタ!A2:A5 と入力したのに、「範囲が無効です」とエラーになるケースがありました。
⚠️ 原因
シート名が正確に一致していないことが原因です。
✅️ 対策
画面下部のシートタブに表示されている名前をそのままコピーして、数式に貼り付けるのが確実です。
💡 ひとことポイント
シート名の参照エラーは、シートタブからコピペすれば防げる。
3. 手数料が計算されない(空欄のまま)
💬 どんな疑問だった?
プラットフォームも出品価格も入力しているのに、手数料が計算されないケースがありました。
⚠️ 原因
手数料の数式に IF(F2="","",...) という条件が入っているため、売却日(F列)が空欄だと計算が実行されません。
これは意図的な設計で、まだ売れていない商品に手数料が表示されるのを防いでいます。
✅️ 対策
売却日を入力すれば計算が始まります。「売れたあとに利益を確認したい」という使い方を想定しています。
もし出品時点で手数料の目安を知りたい場合は、数式の条件を IF(I2="","",...) に変更すれば、出品価格が入っていれば計算されるようになります。
💡 ひとことポイント
「計算されない」と思ったら、数式のIF条件を確認。何をトリガーにしているかを見る。
4. 条件付き書式の色が意図した行につかない
💬 どんな疑問だった?
「売却済みの行を緑にしたいのに、1行ずれて色がつく」「まったく関係ない行に色がつく」というケースがありました。
⚠️ 原因
第3回でも同じつまずきがありましたが、適用範囲の開始行と数式の行番号がずれていることが原因です。
適用範囲: A1:M50 ← 1行目から
数式: =$G2="売却済み" ← 2行目から
→ 1行ずれる!
✅️ 対策
適用範囲の開始行と、数式の行番号を合わせる。
適用範囲が A2:M50 なら → =$G2="売却済み"
適用範囲が A1:M50 なら → =$G1="売却済み"
💡 ひとことポイント
条件付き書式がずれたら、「範囲の最初の行番号」と「数式の行番号」が一致しているか確認。
おわりに
✅️ この記事が少しでも役に立ったと感じたら、つぶやきでシェア、コメントやいいね、ブックマークをよろしくお願いします✨️次の記事を作る励みになります🐹✨️
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
何かわからないことなどありましたらお気軽にコメントやDMください📥️✨️
🎬 関連記事:ハムすけのスプシ教室シリーズ
このシリーズでは、スプレッドシートの基礎から実務活用まで段階的に学べます。まだ読んでいない回があれば、ぜひチェックしてみてください👇️
【第1回】スプレッドシート超入門:最初の基本3つ|ハムすけのスプシ教室
https://library.libecity.com/articles/01KJKD6ZKEFTEJB7H7VQNQB8E0
【第2回】表を作成しよう― 集計できる表の基本 ―|ハムすけのスプシ教室
https://library.libecity.com/articles/01KJTP9BQXA72QZ69BBB66W936
【第3回】表を整える― 見やすく・探せて・ミスに気づける表作り ―|ハムすけのスプシ教室
https://library.libecity.com/articles/01KKD511FZNJKV4NN74M4169XX
【第4回】グラフ作成― 集計・見える化・IF関数 ―|ハムすけのスプシ教室
https://library.libecity.com/articles/01KKT0ATBCHA604M8AFW6BVSM5