- 投稿日:2024/07/12
- 更新日:2025/09/29
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食品の保存に欠かせない冷蔵庫。
暑い夏場は冷蔵庫がないと食品が傷んでしまいます。食品を無駄にしないためにも正しく使用して美味しく食べたいですね。
冷蔵庫内の温度について
冷蔵庫内の温度は次のとおりになります。冷蔵室、チルド室、野菜室の冷風口付近を塞いでしまうと冷気が循環せずに食品が痛む原因になります。8割位を目安に入れましょう。冷凍庫は、ギュウギュウに詰めることにより冷気を節約することができます。
冷蔵室:3〜5℃。
チルド室:0〜3℃。
冷凍室:−18℃。
野菜室:3〜8℃。
食品の収納方法
それぞれの食品を冷蔵庫のどこに入れたらよいのかをお伝えします。冷蔵室の中でもドアポケットは気温差が大きく、置くことのできるものが限られているので注意しましょう。
ただし、どんな食材も消費期限・賞味期限を守って使用するようにしましょう。
冷蔵室
調理済みの食品(残り物)や開封済みの粉類、デザートなどを置きます。上段ほど温度が安定しています。開封してから消費するまで時間がかかるものほど上段に入れるのがおすすめです。
チルド室
生肉やソーセージ、ハムなどの加工品、生魚や干物、かまぼこなどの加工品、チーズやバターなどを保存します。ドリップなどが漏れないようにビニール袋や密閉容器に入れて保存しましょう。
冷凍室
冷凍食品は使用する分だけ取り出してすぐに戻しましょう。できるだけ、ギュウギュウに詰めると温度を一定に保つことができます。
野菜室
野菜や果物を保存します。葉野菜は3〜5℃、根菜類や果物は5〜8℃が適しています。根菜類や果物は、新聞紙で巻いたり、紙袋に入れたりして低温から守るようにすると良いですね。
ドアポケット
ドアは開閉が多いため温度変化が大きいので温度変化に耐えられる飲料や調味料を置きましょう。
*卵の専用トレイがドアポケットにあることが多いですが、卵は温度変化に弱いのでできれば冷蔵庫内に入れましょう。消費が早い家庭では取り出しやすようにドアポケットで保存しても大丈夫です。
食品の整理
食品を無駄なく使用するには、整理整頓が書かせません。食品の整理は消費期限と賞味期限を最優先に保存しましょう。
先入れ先出し
新しい食材は後ろに、古い食材は前に配置して古いものから順に使用しましょう。
ラベルを貼る
開封日や購入日を記載したラベルを貼り管理しましょう。面倒かもしれませんが、古いものから調理することで期限内に使い切ることができ無駄がありません。
冷蔵庫の清掃とメンテナンス
なかなか冷蔵庫の中が空っぽになることは少ないかと思います。1週目冷蔵室、2週目冷凍室、3週目野菜室など小分けにして清掃しましょう。
定期的な清掃
1ヶ月に1度は冷蔵庫内を清掃し、こぼれた液体や食材のクズをとりのぞきましょう。食品容器に液垂れしたものがドアポケットに付着していたり、お皿に入っていたものを取り出そうと煮汁が落ちていたり、意外に汚れているものです。
1.棚や付属品(棚・ドアポケット)は外して中性洗剤で洗い、乾燥させる。
2.庫内は薄めた中性洗剤を使用し、布巾で汚れを落とす。
3.洗剤が残らないように拭き、乾燥させる。
4.庫内、棚や付属品(棚・ドアポケット)をアルコール消毒し、元に戻す。
知っているのと知らないのとでは大違い!清潔な冷蔵庫を保ちましょう。
換気口のチェック
換気口が食品で塞がれていないか定期的に確認しましょう。温度管理がしっかりできる環境を整えると節電ができます。
まとめ
いかがでしたか??
ついついいろんな物を冷蔵庫に入れてしまいがちですが、ずっと保存できる魔法の家電ではありません。できるだけ早く消費する工夫が必要です。
定期的に見直しと清掃をして、衛生的に保ちましょう。
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