- 投稿日:2025/01/18
- 更新日:2025/01/18

分割して記事にしております認定調査の詳細。
今回は「4. 精神・行動障害(15項目)」の説明です。
介護保険 認定調査の項目詳細とは?!
認定調査は、介護や支援がどの程度必要かを判定するために、申請者の生活機能や身体状況を計74項目にわたり評価します。
構成は以下のとおり。
◎基本調査項目
1. 身体機能・起居動作(13項目)
2. 生活機能(12項目)
3. 認知機能(9項目)
4. 精神・行動障害(15項目)👈👈今回はココ!
5. 社会生活への適応(6項目)
6. 特別な医療(12項目)
◎特記事項(7項目)重要※
4. 精神・行動障害(15項目)
この項目は、BPSD(=認知症により脳の働きがうまくいかなくなることで起こる心理状態や行動のこと)によって、被害的な発言があるか、昼夜逆転の精神症状、介護に抵抗する、物を壊す、などの精神的に不安定な行動の有無を確認します。
もう少し具体的に言うと、過去1か月間の行動を中心に、その回数や頻度を確認します。また、その行動に対して何も対応を行っていない、あるいは介護の手間がかかっていなくても、実際にその行動が起きていれば、その頻度に応じて評価します。
この評価は、本人への対応や介護の大変さとは切り離して行うので、行動に対してかかっている手間暇や対応策、頻度に関しては「特記事項」という欄に別途記載します。

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