- 投稿日:2025/06/21
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回は、???著『月1,000万円稼ぐコンテンツ販売やファンビジネス等で顧客からの支援を得たい人へ』(2024年発行)を紹介。
著者:???
無名・資産ゼロ・信用ゼロの状態から、個人でファンベースを構築し、月1000万円以上の収益を得るようになった人物。
自らの実体験をもとに、「どんな人でも、自分の存在や活動そのものに“価値”を感じてもらい、“自発的な支援”を得る仕組みを構築できる」と断言している。
「売り込みは苦手だけど~ SNSで人気になりたい」
「応援してくれる人と長くつながっていたい」
そんな悩みを持つ人にとって、本書は“支援される人”になるための地図だ。
今回は以下のような人に向いている。
1.自分の商品やスキルではなく「存在」や「関係性」でファンに応援されたい人
2.SNSで人気になりたい、でも売り込みが苦手な人
3.お金のお願いができずに苦しんでいる人
4.ファンと「強い関係性」を築きたいクリエイター・ライバー・インフルエンサー
今回は、無名・ゼロから始めた著者がなぜ支援され続けるのか?その秘密に迫る。
✅ 売るよりも、信頼されることが第一
✅ 共感こそ、支援を生む最強の武器
✅ 応援されるには「“キャラ設計”がすべて」
身につけるべき5つの力
❶自分の存在価値に“対価”を得る力
あなた自身が商品となり、コンテンツ以上に「あなただから支援したい」と思わせる構造を作る必要がある。
❷顧客(ファン)の心理を読む力
彼らがどんな“承認欲求”や“孤独”を抱えていて、何を求めてお金を出すのかを理解する。
❸優しいコミュニケーション適応力
「顧客=支援者」との関係性を信頼ベースで構築し、売り込み感なくリピートを生み出していく。
❹「支援したくなる存在感」を演出する力
スペックや実績よりも「共感」と「安心感」でファンの中の“一番大切な存在”になる戦略が必要。
❺顧客を“推し支援者”に育てる力
「この人を応援することで自分も救われる」と感じさせる“エモい関係性”を作っていく。
あなた自身が「商品」になる時代
⇒ 価値はモノではなく“存在”に宿る。
スキルや実績以上に大事なのは「この人だから応援したい」と思わせる存在感である。
一度きりの関係ではなく、「応援され続ける人」になるために“信用の積み立て”の継続だ。
「今の自分を更新し続けることで、去る人もいれば、育つ人もいる」
稼ぎとは「愛される技術」であり、それは鍛えられるのだ。
西野亮廣著「夢と金」
ファンは「安く買いたい人」じゃない。 ファンは「応援したい人」だ。 キミが売らなきゃいけないのは「機能」じゃない。「意味」だ。 「キミへの応援代」がキミの商品に含まれる状態に持っていくことが重要だ。 キミの商品を高く売りたいのであれば、「ファン心理」を学べ。 「応援」がどこから生まれるか科学しろ。
西野亮廣著「夢と金」
⇒ 商品の機能ではなく、自分自身の「意味」を売れ!
佐藤航陽 著「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」
✅ お金の目的化で「価値主義」が台頭してきた。
✅ SNSの普及で「見えない価値」が可視化されている。
✅ 「副業」は価値主義になれるチャンス!
人気のあるYouTuberほど、お金を失うことは怖くないが、ファンやチャンネル登録者を失うのは怖いと言います。 これはYouTuberが、自分の価値は動画を見てくれるファンの人たちからの「興味」・「関心」であり、お金はその価値の一部を変換したものに過ぎないということをよく理解しているからだと思います。
佐藤航陽 著「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」
売らずに支援されるための3ステップ
❶信頼関係にコミット
自分とファンとの“特別なつながり”を演出する。
DMや配信、リプライで丁寧に関係構築。
❷“応援したくなる存在”になる
顧客が「この人がいなきゃダメ」と思うような物語と感情設計。
過去の苦労話や努力の裏側を適度に共有。
❸ファンからの“自発的な支援”を引き出す
「お願い」ではなく、「語りかけ」や「日常共有」によって、相手の中から“支援欲”を引き出す。
信頼を構築し、物語を共有し、日常会話の中から“支援欲”を引き出すプロセスが鍵。
ファンの心理は“承認欲求”と“孤独”で動く
⇒ 支援とは、感情と感情の交換である。
誰かを応援することで“自分の居場所”を得たいと思っている人に、あなたの発信が届く。
「支援される人」のキャラ設計要素
過去:自分が「挑戦者」「傷を抱えながら立ち上がってきた人」であることを示す。
性格:素直・一生懸命・少し不器用(失敗談)で応援したくなる
ビジュアル:派手すぎず、親近感・清潔感を重視
振る舞い:笑顔・共感・距離感を意識した発信
⇒ 応援したくなる人には理由がある。
挑戦者であり、不器用だけど頑張っている。
そんな“共感性のある人”が好まれる。
直接「買って」「支援して」と言わず、相手に「あなたの存在が必要」と思わせることで自発的支援を生み出していく。
つまり、「搾取」ではなく「共感と信頼の設計図」を意識していく。
⇒ 売り込まずに自然と支援が集まる。
参考:学長マガジンチャット
「学長ビジネス講座:リベシティ編 嫌われない宣伝方法の話〜上手に宣伝し〜や〜〜」
売りたいという気持ちがなさすぎるのは、大きく時間がかかるが、あまりにも見せすぎるのは、スパムメールと大差がない。
セス・ゴーディン著『パーミッション・マーケティング』
パーミッション・マーケティングはまるでデートのようなものだ。 見知らぬ人を友だちに、友だちを生涯の顧客に変える。
セス・ゴーディン著『パーミッション・マーケティング』
テイカーは切り捨てて、ギバーを育てよ
「ファンの種類」を見極めよう
❶テイカー型ファン(搾取型)の特徴
無料コンテンツだけ消費し、見返りを求めてくるタイプ。
早期かつ穏便に見切るべき。
ペルソナ(典型的な顧客像)
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経済状況:余裕はないが「つながり」を求める
SNS利用:LINE・DM・配信コメントで積極的に絡む
心理状態:
「自分だけが特別扱いされたい」
「推しと深く関わりたい」
「見返り(承認)を強く求めてしまう」
行動パターン:
最初は積極的だが、応援が“自己承認の取引”になりがち
自分が見返りを得られないと不満を感じて離脱しやすい
付き合い方を間違えるとトラブルになりやすいため要注意
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❷マッチャー型ファン(対等型)の特徴
与えた価値に応じて対価を払ってくれる。
「信頼」と「継続接点」が重要。
ペルソナ(典型的な顧客像)
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経済状況:中程度。支援は少額(月数千〜数万円)が中心
SNS利用:TikTok・Instagram・Xなど日常的に使用
心理状態:
「自分にも頑張ってる人がいると励まされる」
「その人の夢や生き方を応援したい」
「推しを支援することが自己投影になる」
行動パターン:
あなたの苦労話や挑戦に共感する
配信・投稿を欠かさずチェックする
1000円のグッズでも買って応援したいと思う
継続的支援は難しくても、一度は必ず何か買う・反応する
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❸ギバー型ファン(支援型)の特徴
あなたに意味を見出し、「支援したい」が先に立つ人。
コミュニティの中核にすべき存在。
ペルソナ(典型的な顧客像)
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経済状況:可処分所得が高く、独身or家庭外で自由に使えるお金がある
SNS利用:X(旧Twitter)・YouTube・コミュニティなどでひっそりと活動
心理状態:
「自分は誰かの役に立ちたい」
「応援される側より、する側でいたい」
「“推す”ことで社会的な役割を得たい」
行動パターン:
「がんばってる人」を見つけると感情移入しやすい
困ってる相手に自然と手を差し伸べる
見返りをあまり求めない
DMやコメントで「本当に応援してるよ」と言ってくれる
名前を覚えてもらったり、感謝されると深く喜ぶ
その他:自己肯定感がやや低めだが、誰かを支えることで自分の存在意義を感じたい
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⇒ 応援の種をまく相手を間違えるな。
無料だけを消費する人(テイカー)に消耗するより、支援したい人(ギバー)と向き合おう。
🎯中心にすべきは「ギバー型ファン」
→ 少数でも強い信頼と支援が得られる。
単価も高く、リピートしやすい。
✅マッチャー型は母数の確保が重要
→「支援人口の層」として安定収益を作れる。
継続支援型の商品設計(サブスクなど)と相性が◎。
❌テイカー型は相手にしすぎない設計が必要
→ ストレスや労力を浪費しやすい。無料で見れる範囲だけで完結してもらう導線を設けておくのがベスト。
アダム・グラント著『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』
自分がその仕事をせずにはおれないという「意義」がポイントだ。 「自分にとって意義のあることをする」 「自分が楽しめることをする」 この条件が満たされれば、ギバーは他人だけでなく、自分にも「与える」ことができる。
アダム・グラント著『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』
⇒ 成功は「与える力」にあり。
⇒ ギバーは「自己犠牲」だけではない。
⇒ 大事なのは、あなたが"どのタイプか"を知ることである。
グレッグ・マキューン 著「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」
一軍のメンバーをそろえるのだ!
※メンバー =「ワクワクしてやること」
不要なメンバーを決めるためには「選考基準」が必要。
魚を取りたいなら、船の操縦、釣りスキルを持つメンバーは欲しい。
砂漠に詳しい人は…必要だろうか?🤔
嫌な気持ちは「境界線」のヒント!
⇒ まずは境界線(選考基準)で真のメンバーを見つけるのだ!
でも、ケンカ腰はダメだよ。
コンテンツを展開するHHH(スリーエイチ)戦略。
参考になるのが、Googleが提唱するHHH(スリーエイチ)戦略。
動画マーケティングの一種で、視聴者の目的や流入経路に応じて、3つのコンテンツタイプに分けることが推奨されている。
参考 Think with Google.
https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-strategies/video/schedule-your-content/
❶ヘルプコンテンツ
新規視聴者を獲得
ヘルプコンテンツは、主に新しい視聴者が検索や関連動画を通じてたどり着く入り口として機能する。
例えば、料理チャンネルなら「肉じゃがの作り方」などのハウツー動画がこれに該当する。
・主にユーザーの具体的な疑問や課題を解決するための動画。
例:“○○の使い方”、“トラブルシューティング”など。
初心者でも簡単に理解できる内容にすること。
SEOを意識して検索に引っかかりやすいタイトルやキーワードを設定する。
⇒ タイトルやサムネイルで明確に動画(記事)内容を示すことが重要。
❷ハブコンテンツ
既存視聴者をつなぎとめる
ハブコンテンツは、既存の登録者を対象とした定期的な情報発信を行うコンテンツ。
・既存のフォロワーや顧客に対し、興味を維持し続けるための動画。
例:定期的に配信されるシリーズ動画や、ターゲットの趣味・関心に寄り添ったコンテンツ。
・特定の曜日に公開される「週刊ニュースまとめ」や、恒例の「視聴者質問コーナー」など。
ターゲット層のニーズや関心に基づいたテーマ設定をしよう。
視聴者の習慣に組み込むため、週1回の定期更新や、シリーズ化されたフォーマットを活用すると効果的。
このコンテンツは既存ユーザーのためなんだと割り切ることが重要。
⇒ ハブコンテンツは新規視聴者の流入は期待しづらい。
❸ヒーローコンテンツ
外部流入を増加
ヒーローコンテンツは、SNSやコラボレーションを通じて外部流入を増加させることを目的とする。
これらの動画は、一気に注目を集め、拡散力を発揮するのが特徴。
・広範囲にリーチするために制作される、大きなインパクトを持つ動画。
例:キャンペーン動画や製品発表会の映像。
・有名なユーチューバーとのコラボ動画や、話題性の高いチャレンジ企画など
❶ヘルプコンテンツで新規顧客を獲得。
❷ハブコンテンツでチャンネル登録者数の囲い込みをする。
2つができたら、安定的な人気チャンネルに成長したと言える。
視聴者をリピーターにするための工夫も忘れずに。
人気のインフルエンサーは囲い込みのユーザー数も多い。
結果、自然と人気ランキングに入りやすくなる。
動画や記事も自然と❷ハブコンテンツであり❸ヒーローコンテンツにもなりやすい。
良い流れ(正のフィードバック)が生まれる。いいね!
⇒ 新しい層への認知拡大を図る。
⇒ ヒーローコンテンツは成長拡大に必須!
HHH戦略を実践する際の重要なポイントは、3つのコンテンツタイプをバランス良く組み合わせること。
どれか一つに偏りすぎると、視聴者層が限定され、チャンネルの成長が停滞する。
飯田祐基著「バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ インフルエンサーマーケティングの基本がわかる本」
とりわけこの動画・ライブ配信というものは、トライアル・アンド・エラーを繰り返す中でしか答えが見つからないことも多いので、とにかく「やる」「やってみる」ことです。
飯田祐基著「バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ インフルエンサーマーケティングの基本がわかる本」
⇒ 制作だけでなく、広げる工夫を意識する。
まとめ
✅ 売るよりも、信頼されることが第一
✅ 共感こそ、支援を生む最強の武器
✅ 応援されるには「“キャラ設計”がすべて」
⇒ 支援とは、共感と信頼で育つ果実である。
あなたの人生や考え方、発信や行動のすべてが「物語」である。
その物語に感情移入したファンが「あなたにお金を払いたい」と思うのは、ごく自然なことだ。
「自分のままで生きる」ことを支援してもらう。
これからの時代の、新しい“稼ぎ方”の一つである。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆
この世には善だけの世界も悪だけの世界も存在しない。