- 投稿日:2025/08/17
- 更新日:2025/09/29

🟩はじめに
売これまでの連載で、利益が出ない原因を「売上が足りない」「粗利が低い」「固定費が重い」の3つに整理してきました。
でも、読んで終わりにしてしまっては、ただの知識のまま。
せっかくなら、ご自身の数字に当てはめて“行動のヒント”にしていただきたいです。
そこで今回は、誰でも簡単に使える Googleスプレッドシート をご用意しました。
あなたの売上やコストを入力するだけで、損益分岐点売上高、限界利益率、営業レバレッジが自動で計算されます。
(※リンクをクリックすると、自分のGoogleアカウントにコピーして利用できます)
【「コピーを作成」を押してください】
🟩 このシートでできること
シートに数字を入力すると、次の3つの指標がすぐに表示されます。
損益分岐点売上高
― 赤字か黒字かの境界となる売上高
限界利益率
― 1円売ったときに、利益として残る割合
営業レバレッジ
― 売上の増減が利益にどれくらい効いてくるかを表す倍率
これらはすべて、経営や副業を「なんとなくの感覚」から「数字で見える化」に変えるための重要な視点です。
🟩 使い方:3ステップ
STEP 1|数字を入力する
売上
変動費(材料費・仕入れ・発送コストなど)
毎月の固定費(家賃・サブスク・人件費など)
👉「income」「COGS」「SG&A」シートに入力します。
👉 入力欄はクリーム色でマークしてありますので、迷わず使えます。
STEP 2|結果を見る
限界利益率 Marginal Profit ratio
損益分岐点売上高 Break-even point sales
営業レバレッジ Operating Leverage
👉 「PL」シートに記載されます。
「今の売上規模で大丈夫か?」「値付けを見直したほうがいいか?」が一目でつかめます。
STEP 3|気づきを行動につなげる
現在の売上高が損益分岐点売上高よりも低い
→ 「あといくら売れば黒字か?」を把握できる
限界利益率が低い
→ 仕入れや値付けの改善を検討するきっかけになる
営業レバレッジが高すぎる
→固定費を削減して変動費化するなど、 売上減少時のリスクに備える
👉 数字を見ることで、次の行動を決めるヒントにしていただきたいです。
🟩 スプレッドシートはこちら
(※リンクをクリックすると、自分のGoogleアカウントにコピーして利用できます)
【「コピーを作成」を押してください】
🟩 まとめ
「売れているのに利益が残らない…」という悩みは、気合いで解決するものではありません。
数字で構造を見える化すること こそ、最初の一歩です。
このスプレッドシートを使えば、感覚的だった“勘どころ”が数字で裏付けられ、次にとるべき行動がクリアになります。
ぜひ一度、ご自身の数字を入れて試してみてください。
🟩 次のアクション
実際に数字を入れて、損益分岐点・限界利益率・営業レバレッジを確認してみましょう。
気づいたことをメモに残すと、行動につなげやすくなります。
最後に
最後まで読んでくださいましてありがとうございました‼︎
とても嬉しいです。
読んでいただいて、感じたことや思ったことがあれば、ぜひコメントに残していってくださいね。
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