- 投稿日:2025/11/11
初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
「ブログで稼ぎたいけど、PVが増えない」
「大手サイトに勝てる気がしない」
そんな悩みを抱えていないだろうか。
本書は、そうした“弱小ブロガー”でも月50万円を達成できる「再現性のある収益構造」を教えてくれる。
キーワードは、“運営ではなく設計”。
今回は丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』(2023年発行)をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:丹洋介
株式会社バインドエッジ代表取締役。自動集客システム構築プロデューサー。2010年1月、サラリーマンのままウェブを使ってビジネスを開始。創業から1年後、初任給の2倍を稼げるようになったことで独立。ブログを使うことで、自社の商品を買う可能性が高い“ニーズドンピシャな見込み客”だけを狙い撃ちで集める自動集客の仕組みの作り方を確立。現在は、公式LINEの友達を毎月自動で1,100名以上コンスタントに増やしたり、利益率96.4%の商品を単月で1,000万円以上売り上げたり、月間3万PV程度の弱小ブログからも月500万円以上売り上げたりするなどの実績を上げている。また、その手法をオンライン講座やコンサルティングを通じて教え、受講者数は3,000名超、事業立ち上げから半年で月100万円以上の売上が立つようになった受講者が続出している。
✅ PVではなく「仕組み」で勝つ。
✅ 弱者は“戦う場所”を選べ。
✅ 収益は「導線」で決まる。
私がこの本を通じてあなたに提供するのは、あなたの商品を買う可能性が高い”ニーズドンピシャな見込み客”だけを、ウェブから効率良く狙い撃ちで集める自動集客の仕組みの作り方です。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
この記事では、その本質である「仕組み化」「差別化」「収益導線」の3つの視点から、丹洋介式・ブログ戦略の核心をまとめて紹介する。
なお、タイトルの50万円の収益化はPVではなく、専門メディアとしての考えである。
商品単価が5万円レベルの成約率10%ぐらいで月間50万円を目指している。
単純なアドセンスや少額のアフィリエイトでは不可能に近いことを知っておこう。
ただ、月1000円程度は可能なので、エッセンスは使える。
いくら欲しいのかで戦略は考えなければならない。
そうでないと、「他人からお金を奪う」でも100円~100万円を狙おうと思えば狙えてしまう。
だが、実際はリスクがあり、できる確率や不確定要素がある。
目的があっての手段なのだ。
『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
水車は自動でエネルギーを作るシステムだ。集客も同じである。
自分本位なことを考えている暇があったら、1秒でも多く、見込み客が何に悩み、何を恐れ、何を欲しているのかを突き詰める方に頭も時間も使うべきですよね。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
まずは、上位表示されている競合記事を観察。
数字(PV・CTR)を見る前に、読まれている理由の“表層要素”を分解。
上位10記事のタイトル・導入文・見出し構成・図解・記事の長さ・体験談・内部リンクを確認してみる。
次に、「なぜ読まれているのか?」を言語化する。
読者の“インサイト”を仮説化する。
難しそうで不安→“安心して行動したい”心理
成功よりも“リアルな失敗”に学びたいニーズ
“考えずに理解できる”ことへの欲求
最後に「構造(本質)」を、自分のブログに合う形で設計に落とす。
「この本の考え方を今日から実践できる3ステップ」など、行動を具体化。
図解・要点表・一言まとめなどを視覚的に配置。
関連書籍へのリンクや引用元を丁寧に明記。
ファクト→抽象化→転用は多くのリサーチで行われている。
何事も調査は最低限必要である。
あなたの記事よりも上位に表示されているライバル記事があるとしたら、そこには必ず、あなたの記事よりも上位表示できている理由が隠されているということです。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
弱小ブログが勝つ唯一の戦略──“収益から逆算する仕組み”を構築せよ
弱いのだから、むやみに動き回ってはいけない。ゴールから決めよ。
ニーズ先行型集客は、成約につながりやすい”見込み客だけ”を積極的に集めることができる集客方法だということです。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
⇒ トラフィックではなく「利益構造」から逆算せよ。
丹洋介氏が唱える「弱小ブログの成功法則」は、徹底して“逆算”の思想に基づいている。
多くの人がやっているのは、「アクセスを増やして、その中から誰かが買ってくれるはず」という“運任せの集客”。
だが著者は、真っ向から否定する。
「PVを増やすこと」と「利益を出すこと」は、まったくの別物である。
重要なのは“どれだけの人を集めるか”ではなく、“どれだけの人を動かせるか”だ。
SNS集客は、あなたのサービスに興味を持つ人が”偶然”お店の前を通りかかるのを運頼みで待っていることしかできないのに対し、ニーズ先行型集客は、あらかじめサービスに興味があると分かっている人だけをこちらから”積極的”に呼び込んでくことができるようなイメージです。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
著者が提唱する「月50万円モデル」は、たった3本の収益柱で構成されている。
主力柱は1件あたり1〜3万円の高単価案件、副柱は中単価の関連商品、そして安定柱はクリック広告。
これらを組み合わせ、少ないアクセスでも確実に収益を出す構造を設計する。
◆高単価案件のジャンル例
不動産(査定・賃貸・仲介)
美容クリニック・脱毛
高級コスメ・美容機器
婚活・結婚相談所
金融商品・投資講座
士業サービス(弁護士、転職等)
◆中単価関連商品の例
格安SIM(1,000~8,000円など)
宅食弁当(1,000~5,000円)
メンズ美容・AGA治療(5,000円~20,000円)
電化製品やデジタルサービスのサブスク
◆安定収益ジャンルとクリック広告の例
日常・暮らしのお役立ち情報
エンタメニュースや趣味系(漫画・アニメ等)
ファッション・グルメ・ペット
芸能・トレンドブログ
ここで重要なのが、「PVを上げるための行動」ではなく、「CV(コンバージョン)を増やす行動」に集中することだ。
つまり、アクセスではなく“導線”に労力を投下する。
著者は、すべての記事を3種類に分類している。
① 集客記事(読者の悩みを拾う入口)
② 導線記事(悩みを解決に導く橋渡し)
③ 収益記事(課題を解決する最終提案)
この三層構造が、「収益から逆算された仕組み」である。
すべての記事には役割があり、無駄がない。
これが、少ないアクセスでも安定的に稼ぐ“弱小ブログの生存戦略”なのだ。
「弱小ブログとは、PVが少ないブログではなく、“設計のないブログ”である」と。
戦う前に負けないためには、まず“どの市場で戦うのか”を決めること。
その上で、「誰に」「何を」「どの順番で」届けるかを逆算し、勝てる構造を描くことがすべての出発点である。
SEOの限界を超える──“検索意図の深さ”で差別化せよ
自然界と同じ。小さな畑で戦うなら場所をしっかり選ばないと。
具体的に”ニーズを狙い撃ちして集客する”ためには、どうすれば良いのでしょうか。ズバリ、「検索キーワード」を活用します。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
⇒ 権威性よりも、“誰に刺さるか”を設計せよ。
丹洋介氏は、従来のSEO戦略を「大資本の戦い」と見切っている。
検索上位を狙うために記事量を増やし、被リンクを集め、ドメインパワーを上げる──。
それは、大手メディアがリソースで圧倒的優位に立つ“力のゲーム”だ。
だが、弱小ブログには別の勝ち筋がある。
それが、「検索意図の深掘り」と「ペルソナ特化」である。
たとえば「副業 ブログ」ではなく、「副業 ブログ 続かない 30代 男性」
「ブログ 売上 停滞 主婦 子育て中」「痩せ体質 改善」「太り方 どうすれば太れる」といった複合語を狙う。
お金を稼ぎたいならある程度お金のある世帯を狙うのも効果的だ。
若者よりも40代~高齢者。もしくは高収入の若者でも良い。
悩むなら、ChatGPTに「〇〇(あなたの事業分野)についてのブログを立ち上げようと思っています。その分野で盛り込むべきキーワードにはどのようなものがありますか?」と聞いてみて、100個ほど出してもらおう。
もちろん、何度も繰り返して、Googleトレンドと組み合わせてより多いものを探そう。
もしも、ChatGPTの有料版なら、エージェントモードでさらに「Googleトレンドと照らし合わせてアクセス数の多いキーワードを多い順に列挙して」としても良い。(使用するかは自己責任!)
例えば、「読書感想文」は夏休み前に急増し、「オーディオブック」や「積読(買ったまま読んでいない本を積み上げている状態)」などは長期的に伸びていることを教えてくれる。
もしくは、その際中に表示されるキーワードをメモしておくのも良い。
これからはAIに調べられることも考えておこう。
とにかく最初は関係のないキーワードも気にせずにまとめていき、そこからそぎ落としていく方が人間は簡単にできる。
ゼロから始めるのは難しいが、100から50にするのはまだできるものである。
そしてやりがちな失敗は以下の3つ。
表面だけパクる
例:「〇〇が伸びてたから全部〇〇にする」
→ キーワードだけ真似しても、世界観や欲求とズレたら刺さらない
視聴者属性を無視する
自分の視聴者が「落ち着いた30〜40代」なのに、やたらギラついた煽りコピーだけ持ってくる など
一度の成功例を“絶対ルール”にしてしまう
「このテーマでバズったから、今後は全部これ!」
→ 市場も変わるので、仮説止まりにしておくのが大事
“超ニッチ”な領域こそ、大手が参入してこない“空白地帯”だ。
そこに的確な答えを提示すれば、Googleはその記事を“唯一無二の解答”として評価する。
ニーズ先行型集客を実現するためにはどのようなブログを作っていけば良いのか?と言うと――、特定の分野についての需要ある情報を、あなたの価値観と共に網羅的に載せたブログです。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
つまり、丹洋介流のSEOは「検索ボリュームを追う競争」ではなく、「検索意図を満たす競争」である。
ユーザーが何を知りたいかではなく、“なぜそれを検索したのか”に焦点を合わせるのだ。
さらに、読者が離脱せずに収益記事まで到達するための“導線の美しさ”も重視する。
集客記事で読者の悩みを明確化し、導線記事で共感を築き、収益記事で具体的な解決策を提示する。
この流れが自然であればあるほど、読者は「押し売り」ではなく「納得」で購入に至る。
著者はこの構造を、「信頼で成り立つ自動販売機」と表現する。
集客を始めるための3つの質問にまずは答えられなければならない。
❶あなたの事業・業界において「否定したい常識」や「それは違う」とかんじていることは何か?
❷その主張は、見込み客にもある程度受け入れられそうなものか?
❸質問❷の答えが「No」であったなら、見込み客に求められているニーズを踏まえてあなたの主張を改善させると、どんな落としどころがあるか?
この3つの質問に答えて出てきたものが「始まりのメッセージ」である。
とにかく大事ななのは、あなたがあなたの事業において、どんな主張を持っているのか?というただ一点です。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
SEOで勝つのではなく、“信頼の流れ”で勝つ。
だからこそ、ドメインパワーが低くても十分に上位表示が可能なのだ。
仕組みを“育てる”時間術──継続の自動化が自由を生む
ブログをやる理由は「努力よりも仕組み」が大事だからだ。
記事の更新ペースの目標をお伝えしますが、理想は1日1記事です。(中略)
まずは月間10記事更新を必達のタスクとして、アップしていくようにしてください。3日に1記事ですね。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
⇒ 仕組みが人を働かせるようになった時、ビジネスは完成する。
丹洋介氏が最も重視するのは、「継続の仕組み化」である。
多くの人は、成果が出る前にブログ更新をやめてしまう。
これはモチベーションの問題ではなく、“構造の問題”だ。
「努力で続けようとする人は、いつか限界を迎える。だが、仕組みで続ける人は、一生続けられる。」
この“仕組みで続ける”とは、属人性を排除した「自走型構造」を指す。
たとえば、記事テンプレートを作り、構成・導線・CTA配置を全て型化しておく。
無駄な判断を減らし、思考コストを最小限に抑える。
また、収益に直結しない作業──デザイン・SNS運用・アクセス分析──は極力削る。
ランキング順位に一喜一憂するのではなく、「CVR(成約率)」だけを見よと著者は言う。
努力の対象を“成果に直結すること”だけに限定するのである。
そして、テンプレート化・外注化によって、仕組みが人を働かせる構造が生まれる。
GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスの2つで十分。
アクセスが来るようになるまではサーチコンソールのみでOKとのこと。
自分が手を動かさずとも、ブログが収益を生み出し続ける。
ここで初めて、ブロガーは「時間の奴隷」から「時間の主人」へと変わる。
最小の労力で最大の結果を生むための鍵は、「続けられる設計」を作ること。
“成功”とは、月50万円を稼ぐことではない。
自分が動かなくても利益が生まれる状態──すなわち“自由を設計すること”なのだ。

藤吉豊、小川真理子 著「「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。」
補足:「型」を使えば、ブログ記事が書ける。
テーマの例
自分が夢中になっているモノを1200~2000文字で紹介する。
ブログの型
(1)主題:好きなモノの「特徴」
(2)理由:好きになった「きっかけ」
(3)具体例:人に勧める「理由やメリット」
(4)提案:始めてみたいと思っている人への「アドバイス」
本書において、書く技術は職人的なモノと思われがちだが、「共通のノウハウ」が意外に多くある。
文章の書き方を大事な順に40個紹介しているので参考になる。
田中泰延著『読みたいことを、書けばいい。』
「ライター」=「著述する人」
「文書」とは書くのも読むのも「給料をもらうためである。」
「事象×心象=随筆→文章」が人を惹きつける。
「事象」寄りの職業:ジャーナリスト、研究者。
「心象」寄りの職業:小説家、詩人、演出家である。
わけもわからないまま誰かが使った単語を流用しない。
そうでなければ他人に意味を伝達することは不可能である。
唐木元著「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」
⇒ 結論→問題提起→状況説明→付帯情報の順
⇒ 核心から切り込む構成が効果的。
もしあなたが文章を書くことを仕事でなさっているとしたら、どこかしらクリエイティビティを忍ばせられる余地はないか、常に模索してみてください。 毎回ちょっとだけの工夫、ほんの少しの変化を織り込んでいくことが、長く書き続ける秘訣です。
唐木元著「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」
佐々木ゴウ著「AI時代のWebライター1年目の教科書」
AIを活用することで、執筆時間を短縮し、記事の質を向上させられる。
普段からAIツールを使いこなし、生産性を高めよう。
深みや面白さのある記事は、ほかの類似サイトには無いようなオリジナリティ溢れるコンテンツに仕上がる。
読者の役に立つならもちろんGoogleの評価も高くなる。
関連記事:【知っておこう】Googleが掲げる10の事実
今後、考えられる未来としては二つあると思っています。 一つは今後も責任の所在がはっきりしている人間のウェブライターにお願いし続ける未来。 そしてもう一つは、AIに任せられるところは任せつつ最後の責任の所在をはっきりさせるためチェックで人間を立てて記事を作る未来。 いずれにしても、人間は必要で社会的な責任のある企業の発信においてウェブライターのような記事の内容や文章を見られる人が完全に排除されることはないと思います。
佐々木ゴウ著「AI時代のWebライター1年目の教科書」
覚詩著『動画ライティングの技術 相手の「ほしい」を引き出す』
動画の台本にも型がある。
「Problem(問題提起)→ Affirm(共感)→ Solution(解決策)→ Testimony(証拠)→ Offer(提案)→ Response(行動喚起)」
ブログと動画は違うようで似ている。
PASTORフォーミュラとは、YouTubeの動画において、最も視聴者に伝わりやすいとされる形式です。
覚詩著『動画ライティングの技術 相手の「ほしい」を引き出す』
まとめ
✅ PVではなく「仕組み」で勝つ。
✅ 弱者は“戦う場所”を選べ。
✅ 収益は「導線」で決まる。
基本的には毎日のように電話をかけて情報提供していたら高確率で嫌われますから、見込み客がふとした時に半思考停止でボーっと見られるような、軽い感じで情報を届けられる「メルマガ」や「LINE」を活用するのが効果的だというわけです。
丹洋介著『ブログ集客の仕組みづくり 弱小ブログでも月50万円が可能!』
⇒ 「努力を続ける人より、仕組みを作る人が勝つ」。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆
