- 投稿日:2026/03/07
- 更新日:2026/03/07
しかし、保険会社の最初の回答は「60万円のみ」あきらめず、ただ誠実に動いたら、全額認められました。
今回は、マンション上階からの水漏れトラブルで、
私が実際に経験したこと、そして学んだことをお話しします。
01|突然の水漏れ—壁紙・床・吊り扉が水浸しに
異変に気づいたのは、帰宅した午後のこと。
リビングに入ると、床がじっとりと濡れている...
天井を見上げると、壁紙に茶色いシミが広がっていました。
リビングを仕切る吊り扉もふくらんでいて、少しべこべこする。上階からの水漏れでした。
まず管理会社に連絡し、上階の住人にも確認してもらいました。すると、上の階の洗面所から水が漏れていたらしく、気づかないうちにじわじわと浸水が進んでいたようです。
業者に見積もりに来てもらうと、被害箇所は3か所でした。
リビングとキッチンの壁紙、フローリングの床、そしてリビングを仕切る吊り扉。水漏れ箇所はリビングのみでも、壁紙は繋がっているので、リビングの隣の部屋とキッチンまで全部貼り替える必要がありました。
02|リフォーム業者が出した見積もりは240万円

リフォーム業者に現地を見てもらい、見積もりを出してもらいました。
壁紙の張り替え、フローリングの貼り替え、吊り扉の交換。それぞれ単独でも決して安くない工事が重なって、合計240万円という金額が産出されました。
【被害内訳】
壁紙(リビング)の張り替え
フローリングの貼り替え
吊り扉の交換
合計:240万円
こういった場合、原因を作った上階の住人が加入している保険で補償されることになるそうです。上階の方の保険会社に連絡を入れて、手続きを進めることになりました。
03|写真を送って申請—保険会社の返答は60万円のみ
被害箇所の写真を撮影し、リフォーム業者の見積書とあわせて送付しました。
保険会社から届いた回答は、以下の通りです。
【保険会社の最初の回答】
✅ 壁紙の張り替え:認定
✅ 吊り扉の交換:認定
❌ 床(フローリング)の貼り替え:対象外
認定額:60万円
「床は対象外でした」
確かに、床は見た目には濡れた様子がわからなかったです。
しかし、壁紙が濡れて、吊り扉が水を吸っているのに、その下の床だけ無事なはずがないなと私は、不安に思っていました。
「歩くと、ちょっとへこんでる気がするし、後から被害が出たら嫌だな...」私は、正直そんな気持ちでいました。
04|床が認められない?そんな理不尽、黙って受け入れるわけにはいかない
保険会社の説明によると、「写真では床への直接的な被害が確認できない」とのことでした。
でも、壁紙が濡れて、吊り扉が水を吸っているのに、その下の床だけ無事なはずがない。
床に水が溜まっていたのを見ていたのでとても心配でした。
このまま60万円で終わりにしてしまっていいのか。残りの180万円は自腹になるのか。どう考えても納得できなかったです。
実は、保険会社から「損害保険登録鑑定人に現地を確認してもらうこともできます」と当初から提案されていました。
05|損害保険登録鑑定人に現地調査を依頼

損害保険登録鑑定人とは、保険金の支払いにあたって損害の内容や金額を公正に調査・評価する専門家のことで、保険会社の社員ではなく、第三者的な立場で動く人です。
最初は「また手続きが増える……」と思って、気が重かったんです。
保険会社とのやりとりだけでも、分からないことだらけで疲弊していたし、もう面倒なことには関わりたくないという気持ちでした。
それでも、180万円の差...頑張る必要があると判断しました。
提案を受け入れて、鑑定人に現地調査をお願いすることにしました。
当日、鑑定人が部屋に来て、被害箇所を一つひとつ丁寧に確認していきました。私はあったことをそのまま全部話しました。
水が落ちてきた場所、気づいた順番、業者に指摘された内容、保険会社に「対象外」と言われた経緯。
余計なことは言わず、ただ正直に話しました。
💡 鑑定人への依頼について今回は保険会社から提案してもらいましたが、納得できない場合は自分から「鑑定人に来てもらえますか?」と申し出ることもで切ると思います。費用は基本的に保険会社が負担します。遠慮せずに聞いてみてください。
06|誰でもできる!保険金を正しく受け取る3つの行動
鑑定人の調査から数日後、保険会社から連絡が来ました。認定額は240万円全額です。
拍子抜けするくらい、あっさりした結果でした。
最初からお願いすればよかったです...何か特別なことをしたわけじゃありません。専門家を頼んで、正直に話しただけです。
振り返ってみると、やったことは3つしかありません。
① めんどくさがらない

面倒でも、動くことをやめないことが大切だと思います。
なぜなら、保険の交渉は「申し出た人」だけが受けられるからです。
黙っていれば、最初の回答がそのまま結論になってしまいます。
実際、鑑定人を呼ぶという一手間を踏み出しただけで、認定額は60万円から240万円に変わりました。
「また手続きが……」と気が重くなる気持ちはよくわかります。しかし、その一歩を踏み出すかどうかが、180万円の差を生みます。
面倒だと感じたときこそ、動くときかもしれません。
② 誠実に何度も訴える

被害は、感情的ではなく、誠実に伝えることが重要だと思います。そして、何度も伝えましょう。
相手は専門家であり、感情的な訴えより、事実に基づいた説明のほうがずっと伝わりやすいです。怒鳴ったり、責め立てたりしても、状況はむしろ悪化する可能性があります。
鑑定人が来たときに、私は「床に水がたまっていた事実と、水漏れした床と被害を受けてない床の感覚の違い」を、落ち着いた言葉で何度も伝えました。
冷静に何度も、伝えることが重要だと思います。
③ ウソはつかない

当たり前ですが、ウソは良くありません。
大げさに言ったり、ないことをあるように言ったりすれば、信頼を失います。
「床は見た目には変化はないけど、歩くとべこべこする感じがある」とそのまま話しました。誇張もなく、弱気にもならず、ただ起きた事実だけを何度も伝えました。
正直に伝えることが一番の近道です。
07|知っておきたい保険の真実

保険金が認定されたとき、保険会社から教えてもらって初めて知ったことがあります。
リフォームするかどうかは自分で決めていい
保険金を受け取った後、リフォームするかどうかは自分で決めていい。ということです。
「必ずリフォームしなければならない」というルールはありません。ぶっちゃけ、リフォームせず旅行に行ってもいいのです笑
保険金はあくまで損害に対する補償であって、その使い道を強制されるわけではありません。
あとから追加で請求することはできない
ただし、あとから追加で請求することはできません。
保険金を受け取った後に、「やっぱりあの部分も直したい」となっても、同じ案件として再請求するのは難しいです。
受け取る前に、被害箇所を漏れなく申告できているか、しっかり確認することが大切です。
💡 実費請求できる場合もあるリフォーム工事中にホテルなどへの一時的な引越しが必要になった場合、その宿泊費や移動費を実費で請求できることがあるそうです。ただし、全額が認められるとは限りません。保険会社に事前に確認したうえで、領収書はすべて保管しておきましょう。
私が、当該保険会社に確認した際に伝えられた内容です
こういった情報は、こちらから聞かないと教えてもらえないこともあります。
知っているか知らないかで、受け取れる金額も、損をするかどうかも変わってくと思うので、不明点は保険会社に確認しましょう。
被害の訴えは、自分の感覚に従っていい
そして最後にもう一つ伝えたいことがあります。
被害を訴える際は、証拠写真よりも、床のシミの有無よりも、自分の感覚が重要です。
「これくらいで大げさかな」「クレームみたいで言いにくいな」そう思って黙っていると、損をするのは自分です。
おかしいと感じたら、その感覚を信じて声に出しましょう。
08|まず、動いてみてください

保険会社の最初の回答が、すべてではありません。
「60万円と言われたから、そうなんだ」と思って終わりにしていたら、私は180万円を自腹で払っていたかもしれません。
でも、あきらめずに一歩動いただけで、結果は全額認定されました。
水漏れ被害は、何度も経験することではありません。十分に勉強して知識を蓄えて対応できるとは限りませんよね。
だからこそ、めんどくさがらず、誠実に、正直に。が必要です。
リフォームするかどうかは、その後に考えればいいことです。まずは、被害を全て申請しましょう。
もし今、保険会社の回答に「なんか納得できない」と感じている人がいたら、ぜひ動いてみてほしいです。損することは、何もありません。
※ 本記事は個人の実体験に基づいています。保険の適用可否は、ご契約内容・被害状況により異なります。詳細は、保険会社にご確認ください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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