- 投稿日:2025/10/02

はじめに:自己啓発本の存在意義
みなさまこんにちは!
元薬剤師💊で現在FIRE生活中📚の「のり」と申します👏
私は30代前半で目標資産を達成し、
現在はLean FIRE生活をしています。
※薬剤師(→本社管理職)と薬局運営で元本を作り、インデックス投資のみで増やしました。
今回は、
「自己啓発本」について思うことを書いていきます。
私は20歳になるまで、
全てが中途半端な無気力人間でした。
人生に迷っていた頃は自己啓発本を100冊(※)ほど読み、
常時「成長した気分」に浸っていました。
※自己啓発本の定義をかなり広義にした場合
しかし、
一切行動することはなく、
その時間はまるで「無駄」でした。
昔の自分に対し、
「自己啓発本なんて、読むんじゃねぇ!」と伝えたいです。
そんな経験も踏まえ、
私は「全ての自己啓発本の答えは1つに集約される」と考えています。
全自己啓発本の答えは、
『「今ここ」を生き、「行動」すること』です。
至極当然の話ですが、
どれだけ自己啓発本を読んでも「現実世界での行動」が伴わなければまるで無意味です。
自己啓発本の存在意義は、
「背中を押してくれること」に尽きると考えています。
必要以上に読むことは時間の無駄であり、
まるで意味がありません。
そのことについて、
実体験を基に詳しく解説していきます。
📚自己啓発本を読んでも成長しない人
🌀行動力がない人
🔥人生を変えたい人
必見です👀
自己啓発本の根っこは全て同じ!たくさん読む意味はない!
18〜20歳ころの私は人生に悩み、
常に「ぼんやりとした不安」に苛まれ、
自己啓発本を読み漁っていました。
”なんとなく成長した気になる”自己啓発本は、
当時の私にとっては大きな救いだったのです。
しかし、
今思えばそれはただの自己満足でしかありませんでした。
自己啓発本を読むだけで満足し、
実際に行動に移すわけではありません。
無駄に頭でっかちになり、
経験が紐づかないため「身に付いたことは1つもない」と言っても過言ではありません。
この現象は、
多くの人が陥りがちな1つの病だと思います。
身に覚えがある人も多いのではないでしょうか。
多くの人が行動できない要因の1つとして、
「自己啓発本同士での矛盾」という現象があると考えています。
①「自己啓発本同士での矛盾」をどう捉えるか
「自己啓発本同士での矛盾」は頻発する現象です。
まず、
その背景として「著者はポジションを明確にして過激な発言をする性質を持つ」という事実を把握する必要があります。
ポジションを明確にして過激な発言をしたほうが、
本がよく売れるからです。
「成功する人ほどよく寝ている」と主張する本の隣に「できる人は超短眠」という本があったり、
「メールはすぐに返信するな」と主張する本の隣に「メールは1分で返しなさい」という本があるのは、
なんとも滑稽な光景です。
要は、
「必要な情報は人それぞれ」ということです。
また、
上記のような「明確な矛盾」であれば比較的付き合いやすいですが、
ベストセラー同士で発生する「部分的な矛盾」がとても厄介です。
どちらの本も正論に見えるが、
「部分的に矛盾」しているような事例です。
本で学んだ内容を生活に取り入れようとしても、
矛盾でぶつかり合う両者を取り入れることが不可能。
こんなことはザラにあります。
そもそも「やるべきこと」が多すぎて、
情報過多で頭が混乱し、
行動が抑制されてしまいます。
人間は「よく分からない」と思ったら行動しないものです。
勉強した気になって、
成長した気になって、
それでおしまいです。
自己啓発本をたくさん読み、
情報を取り入れれば取り入れるほど、
人生が停滞する現象。
「自己啓発本あるある」だと思います。
私もこの重症患者でした。
結局のところ、
「1冊に書いてある全て」を実践し、
「他の本は全て完全無視」することが大切なのです。
「自分の聖書を1冊見つける」ということです。
なので、
自己啓発本を”たくさん”読むことはまるで意味がないと考えています。
混乱を生むだけです。
私自身、
矛盾ばかりの自己啓発本に嫌気がさし、
自己啓発本の根っこの共通点を探しました。
その結果、
『「今ここ」を生き、「行動」すること』
という唯一の解を見つけました。
全ての自己啓発本は、
ここに行き着くと考えています。
②自己啓発本は3冊読めばOK
かと言って、
「自己啓発本は意味ない」という意見を鵜呑みにし、
1冊も読まないこともお勧めできません。
自己啓発本の持つ「馬鹿馬鹿しさ」を、
自分の肌で知ることも非常に大切です。
中にはお勧めできる本もあります。
ただ、
”たくさん”読むのは時間の無駄だということです。
「読書習慣」や「自己解釈力」「要約力」はとても大事なので、
自分で3冊ほど読むことをお勧めします。
私のおすすめ本は下記3冊です。
①嫌われる勇気
②自分の中に毒を持て
③チーズはどこへ消えた?
※3冊の特徴は下記で詳しく解説します
③「こんな本を読んでいる暇があれば行動しろ!!」
自己啓発本に書いてある一番重要なことは、
「こんな本を読んでいる暇があれば行動しろ!!」ということです。
これが真理です。
自己啓発本の唯一の解は、
『「今ここ」を生き、「行動」すること』です。
上記おすすめ本3冊における、
このエッセンスを紹介します。
「嫌われる勇気」の一節
自分がいる「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てて真剣に、丁寧に生きることが真に「生きる」ということである。
「自分の中に毒を持て」の一節
強烈に生きることは常に死を前提にしている。
死に対面する以外の生はない。
死という最も厳しい運命と直面して、はじめて命が奮い立つのだ。
「チーズはどこへ消えた?」の一節
変化に対する恐ろしいことばかり考えて、我を失ってはいけない。
早い時期に小さな変化に気づけば、やがて訪れる大きな変化にうまく適応できる。
全て、
『「今ここ」を生きろ』『行動しろ』と強く促しています。
自己啓発本は、
私たちの背中を押してくれるだけのツールです。
いつまでも本の中に留まり続けてはいけません。
「今ここ」を生き、「行動」するためには
「今ここ」を生き、「行動」するためにはどうしたら良いのか?
私なりに考えている要素が3つあるので、
詳しく解説していきます。
※それぞれ独立して記事を書いているので、ぜひ読んでみてください
①メメント・モリ(死を想え)
「死という最も厳しい運命と直面して、はじめて命が奮い立つのだ」
と岡本太郎が言っている通り、
「メメント・モリ(死を想え)」という概念が重要です。
100年後、
私たちは「ヒト」「モノ」「カネ」全てを失っています。
この儚さを原動力にし、
死を想うことで「今ここ」に集中するという考え方です。
生きる上での根本のマインドとして非常に重要な概念だと思います。
下記記事で詳しくまとめているので、
興味がある方は読んでみてください。
↓
ーーーーーーーーーー
はじめに:メメント・モリ(死を想え)とは
→死を想うことは、今を生きることに繋がる
在宅医療の現場で学んだメメント・モリの教訓
①死の受容の中にある「後悔」🌀
→「もっと冒険しておけば良かった」という後悔
②進化学的には「いつ死んでもおかしくない」💀
→理不尽な病による死は、誰にでも起こりうる
③「最後の足跡」を考える🐾
→「その場所に最後に踏み込む一歩」を大切にする
ーーーーーーーーーー
②マルチタスク→シングルタスクへ
現代病である「マルチタスク」をしていては、
真に今を生きることができません。
自己啓発本を読んで空想して満足し、
「あれもこれもやらなきゃ...」と混乱した挙句、
現実世界で何も行動しなかった過去の自分を殴ってやりたいです。
自己啓発本の中に留まり続ける人生など、
まるで意味がありません。
シンプルに時間の無駄です。
シングルタスクで「今ここ」に集中することが、
有意義な「行動」につながると考えています。
下記記事で詳しくまとめているので、
興味がある方は読んでみてください。
↓
【マルチタスクは不可能🙅】マルチタスクのデメリットと解決策🔥【仕事が遅い人からの卒業🙌】
ーーーーーーーーーー
・マルチタスクのデメリット
①圧倒的非効率
②集中力の低下
③慢性的なストレス
・マルチタスクの解決策
①マルチタスクをあきらめること
②タスクの切り替え頻度を最小限にする
③「今ここ」を生きること
ーーーーーーーーーー
③ドーパミン中毒から卒業
「今ここ」を生きることは、
「一時的な快楽に浸ってドーパミン中毒になる」という意味ではありません。
「今ここ」を生きることは、
「一時的な快楽」と「我慢」のバランスをとることです。
現代社会で「今ここ」を生きることはとても難しくなっています。
テクノロジーの進化により、
ドーパミンを刺激する誘惑があまりにも多くなっているからです。
ドーパミン中毒は行動力を容赦なく削ぎ落とします。
スマホ中毒を含め、
一刻も早く卒業すべきです。
下記記事で詳しくまとめているので、
興味がある方は読んでみてください。
↓
【ドーパミン中毒から卒業👋】「一時的な快楽」と「我慢」のバランスを考える【「今ここ」を生きる🔥】
ーーーーーーーーーー
「一時的な快楽」と「我慢」のバランスを考える
①現代社会に溢れるドーパミンの存在を知る
②「FIRE=我慢」か?
③ピダハンから学ぶ、「今ここ」を生きること
ーーーーーーーーーー
まとめ:自己啓発本を読むより、今すぐ行動!
以上、
全ての自己啓発本の答え、
『「今ここ」を生き、「行動」あるのみ🔥』についてでした。
まとめです。
ーーーーーーーーーー
自己啓発本の根っこは全て同じ!たくさん読む意味はない!
①「自己啓発本同士での矛盾」をどう捉えるか
②自己啓発本は3冊読めばOK
③「こんな本を読んでいる暇があれば行動しろ!!」
「今ここ」を生き、「行動」するためには
①メメント・モリ(死を想え)
②マルチタスク→シングルタスクへ
③ドーパミン中毒から卒業
ーーーーーーーーーー
自己啓発本は、
冴えない人生を送っている時ほど救いになります。
しかし、
私の経験上、
自己啓発本はほとんど意味がないと考えています。
至極当然の話ですが、
どれだけ自己啓発本を読んでも「現実世界での行動」が伴わなければまるで無意味です。
自己啓発本の存在意義は、
「背中を押してくれること」に尽きると考えています。
「こんな本を読んでいる暇があれば行動しろ!!」ということです。
自己啓発本を読むより、
今すぐ行動しましょう。
自己啓発本は、
私たちの背中を押してくれるだけのツールです。
今すぐ自己啓発本の中から飛び出し、
現実社会で行動しましょう。
まずはリベシティオフィスに行き、
人と会うことをお勧めします。
※横浜オフィスで待ってます🙌
少しでも参考にしていただけると幸いです。
最後まで読んでいただけましたら、
是非リアクション(いいね👍/レビュー📝/ブックマーク📚)をお願いいたします🙇‼️
これからも、
みなさまの役に立てるような記事を書いていきたいと考えています👏
FIREに興味がある人はこちらの記事も読んでみて下さい📚
↓
【FIREには旬がある!】目標資産を達成したらすぐにFIREすべき理由【お金の貯めすぎに注意】
【妥協じゃない🙅】サイドFIREがFIREの上位互換である理由【FIREへの近道🔥】
【FIRE後のお金事情💰】「お金が増えなくなる苦痛」葛藤と向き合う方法【相対的にお金が減る🌀】
【1億円は必要ない🙅】「お金持ちになる必要はない」という最強のマインド🔥【小金持ちでOK🙆】
【本気でFIREしたい人へ🔥】平均値や中央値は無視!FIRE達成の心構え【常識を疑い続ける⚔️】