- 投稿日:2026/04/17
- 更新日:2026/04/17
1. はじめに
こんにちは❗ Naoです。フリーランスのFPとITコンサルをやっています✨️
突然ですが、こんなお悩みはありませんか?
🌀 毎月の記帳がめんどくさい…
🌀 未仕訳が溜まって確定申告前にバタバタする
🌀 勘定科目、毎回どれか迷う
フリーランスや個人事業主にとって、記帳は避けて通れない作業ですよね💦
私もマネーフォワードクラウドを使っていますが、銀行やカードの明細が自動で取り込まれても、仕訳は結局手作業になってしまいます。
そんな方のために、今回はクロコちゃん(Claude Code/Cowork)にマネーフォワードクラウドの記帳を丸投げする方法をご紹介します❗
✅️ クロコちゃんが過去の仕訳を覚えて、自動で記帳してくれる
✅️ 分からない取引は「これ何ですか?」と確認してくれるので安心
ちょっと長い記事ですが、最後に「コピペで使えるプロンプト」も載せているので、まずはそこだけ見てもOKです👍️
①マネーフォワードMCPの設定
②クロコちゃんに仕訳ルールを教える
③実際に仕訳する
の3段階で解説していきます!
2. マネーフォワードMCPを使う!
MCPとは、クロコちゃんが外部のサービスと直接やり取りできるようになる仕組みです。
もう少しかみ砕くと、「クロコちゃんがマネーフォワードクラウドのデータを直接見に行けるようになる窓口」のようなものです。
MCPを接続すると、クロコちゃんはこんなことができるようになります。
・過去の仕訳データを読み取る
・勘定科目や税区分の一覧を確認する
・新しい仕訳を作成する
つまり、マネーフォワードクラウドの画面を開かなくても、クロコちゃんが帳簿の中身を把握できるようになるということです✨️

3. マネーフォワードMCPの導入方法
導入は少し長いですが、一本道です❗ スクショで説明します。
✅️① Claude Code左下の名前→設定をクリック
✅️②コネクタ→カスタムコネクタを追加
✅️③ 名前を「マネーフォワードクラウド会計」、URLを「https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3」と入力して「追加」をクリック。 ※名前は何でもOKです。
✅️④「連携/連携させる」をクリック
✅️⑤アカウントを選択
✅️⑥事業者名を選択して「次へ」
✅️⑦アプリとの連携を聞かれるので「許可」
✅️⑧マネーフォワードクラウド会計のMCPの「設定」をクリック
✅️⑨「常に許可」を選択
これでMCPの設定は完了です!
クロコちゃんに「事業者情報を教えて」と指示してみてください。事業者名が返ってくれば成功です👍️
💡ワンポイント💡
MCPの認証は一度やればOKです。次回からはクロコちゃんが自動で再接続してくれるので、毎回ログインする必要はありません。
4. MCPでできること
マネーフォワードMCPを接続すると、クロコちゃんはこれだけのことができるようになります。
⭕️ 過去の仕訳を一覧で取得(勘定科目・摘要・金額まるごと)
⭕️ 勘定科目・補助科目・税区分の一覧を参照
⭕️ 取引先情報の取得・新規登録
⭕️ 新しい仕訳の作成・更新
⭕️ 試算表・推移表の取得
つまり、過去の帳簿をまるごと読めるということです。
「先月と同じパターンの取引」をクロコちゃんが自分で見つけて覚えてくれるので、記帳のたびに勘定科目を調べ直す必要がなくなります✨️
5. MCPでできないこと
一方で、MCPには対応していない操作もあります。
❌ 未仕訳明細(連携サービスから入ってきた未分類の取引)の取得
❌ 仕訳の削除
❌ 勘定科目の新規作成・編集
特に重要なのが、1つ目の「未仕訳明細の取得ができない」という点です。
👩🏻「え、未仕訳を読めないなら、どうやって記帳するの?」
と思いますよね。ここがクロコちゃんの面白いところです。次のセクションで解説します❗
⚠️注意点⚠️
仕訳の削除はMCPからできません。間違った仕訳を消したいときは、マネーフォワードクラウドの画面から手動で削除する必要があります。
6. クロコちゃんの記帳の仕組み
クロコちゃんの記帳は、2つのステップで動きます。
Step 1:ルール作り
まず、MCPを使って過去の仕訳を読み込みます。
「この摘要(取引の内容)のときは、この勘定科目を使っている」というパターンを自分で見つけて、仕訳ルールとしてまとめてくれます。
たとえば、こんな感じです。
・「GOOGLE*WORKSPACE」→ 通信費
・「セブン-イレブン」→ 会議費
・「楽天モバイル通信料」→ 事業主貸(プライベート利用)
過去の帳簿がそのまま教材になるので、自分の記帳パターンに完全にフィットしたルールが出来上がります👍️
Step 2:画面操作で記帳
次に、クロコちゃんがマネーフォワードクラウドの画面を直接開いて、未仕訳明細を読み取ります。
MCPでは取得できない未仕訳明細を、画面から直接見に行くわけです。
そして、Step 1で作ったルールに照らし合わせて、1件ずつ勘定科目を設定し、登録ボタンをクリックしてくれます。
💡ワンポイント💡
MCPで読めないデータは、画面を直接見に行く。この「MCP+画面操作」の組み合わせがポイントです。APIだけでは届かない部分を画面操作で補うことで、記帳が完全に自動化できます。
7. 不明な取引はちゃんと確認してくれる
「自動で記帳って、勝手に変な仕訳されたりしない?」
ご安心ください。クロコちゃんは、ルールに合致しない取引を見つけると、ちゃんと確認してくれます。
たとえば、こんなやり取りになります。
🐊「この『セブン-イレブン 1,200円』は会議費でよいですか?」
🧑🏻「それはプライベートなので事業主貸で」
🐊「了解です。事業主貸で登録しますね」
事業用なのかプライベートなのか判断がつかない取引も、必ず確認してから仕訳してくれます。
勝手に仕訳されることはないので安心です👍️
また、同じ摘要なのに過去の仕訳で勘定科目が違っているケース(たとえば「セブン-イレブン」が会議費のときと事業主貸のときがある)も、ちゃんと教えてくれます。
🐊「『セブン-イレブン』は過去に会議費と事業主貸の両方で仕訳されています。今回はどちらにしますか?」
こんなふうに、迷うポイントをクロコちゃんが拾い上げてくれるので、記帳ミスが減ります✨️
8. コピペで使えるプロンプト
ここからは、実際にクロコちゃんに指示するためのプロンプトを2つ紹介します。
コピペしてそのまま使えるので、ぜひ試してみてください❗
プロンプト① :仕訳ルールを作ってもらう
最初に1回だけ実行すればOKです。クロコちゃんが過去の仕訳を読み込んで、記帳ルールを自動で作ってくれます。
マネーフォワードクラウドの過去の仕訳から、記帳ルールを作って下さい。
・ マネーフォワードMCPで直近3ヶ月の仕訳を取得して下さい
・ 摘要(取引の内容)ごとに、以下の情報をまとめて下さい
・ 使っている勘定科目
・ 使っている補助科目
・ 税区分
・ 貸方の口座(どの銀行口座・カードから支払っているか)
・ まとめた結果を「仕訳ルール一覧」としてファイルに保存して下さい
・ 同じ摘要なのに勘定科目が違うパターンがあれば教えて下さい
・ 判断に迷うパターン(事業用かプライベートか分からない等)も教えて下さい

このプロンプトを実行すると、クロコちゃんが過去3ヶ月の仕訳を分析して、「この取引内容ならこの勘定科目」というルール一覧をファイルに保存してくれます。
私の場合、50件ほどの仕訳パターンが自動でまとまりました。手作業で整理したら数時間はかかる量です🤫
💡ワンポイント💡
仕訳ルールはファイルに保存されるので、次回以降のセッションでもクロコちゃんが読み込んで使ってくれます。一度ルールを作れば、あとは毎月の記帳で自動的に適用されます。
プロンプト② :記帳を開始する
毎月の記帳はこのプロンプトをコピペするだけです。
私とクロコちゃんの失敗を詰め込んでいますので、スムーズに進めるはずです😊
マネーフォワードクラウドの記帳をお願いします。
以下の手順に沿って、Chrome MCPで画面を操作して下さい。
■ 事前準備
・ マネーフォワードMCPで勘定科目・補助科目・税区分のマスタを取得して下さい
・ 保存済みの仕訳ルール一覧を読み込んで下さい
■ 未仕訳明細の確認
・ Chrome MCPでマネーフォワードクラウド(https://accounting.moneyforward.com/home)を開いて下さい
・ ホーム画面の「未仕訳 N件」のリンクをクリックして、未仕訳明細の一覧を表示して下さい
・ read_pageで明細の一覧を読み取って下さい
■ 勘定科目の設定(1件ずつ)
・ 仕訳ルール一覧に照らし合わせて、各明細の勘定科目を設定して下さい
・ 勘定科目のプルダウンはReactのSearchableSelectです。普通のクリックでは開きません
・ 以下のJavaScriptで対象行のボタンIDを取得して下さい:
const rows = document.querySelectorAll('table tbody tr');
rows.forEach((row, i) => {
const btn = row.querySelector('button[aria-haspopup="menu"]');
console.log(i, btn.id, btn.textContent);
});
・ 取得したボタンIDに対して、以下のJavaScriptでクリックイベントを発火して下さい:
const btn = document.getElementById('ボタンID');
btn.scrollIntoView({block: 'center'});
['pointerdown','mousedown','pointerup','mouseup','click'].forEach(type => {
btn.dispatchEvent(new MouseEvent(type, {bubbles:true, cancelable:true, view:window}));
});
・ プルダウンが開いたらスクリーンショットで確認して下さい
・ 検索ボックスに勘定科目名をtypeして、表示された候補をクリックして下さい
■ ルールに合致しない取引
・ 仕訳ルールに該当しない取引は、摘要・金額・日付を私に見せて確認して下さい
・ 事業用かプライベートか分からない場合も必ず確認して下さい
・ 確認が取れてから仕訳して下さい
■ 登録
・ 全ての明細に勘定科目を設定したら、画面上部の「一括登録」ボタンをクリックして下さい
・ 「一括登録しますか?」の確認ダイアログが表示されます
・ このダイアログのOKボタンは通常のクリックでは押せないことがあります
・ read_pageでダイアログのOKボタンのref_idを取得して、find+クリックで押して下さい
・ ダイアログが閉じない場合は、JavaScriptで
document.querySelector('ダイアログのOKボタンのセレクタ').click()
を試して下さい
■ 完了確認
・ 登録後、未仕訳件数が減っていることを確認して下さい
・ 処理結果を一覧で報告して下さい(日付・摘要・勘定科目・金額)

一度成功したら、「今の手順をスキル化しておいて」と頼んでおきましょう。
いつでも自動仕訳を実行できるようになります!
9. 実際に動かしてみた結果
実際にプロンプト②で記帳を実行すると、クロコちゃんがこのように完了報告をしてくれます。
日付・摘要・勘定科目・金額が一覧で表示されるので、何がどう仕訳されたか一目で分かります。
「ちゃんと合ってるかな?」と不安にならなくて済むのが嬉しいポイントです👍️
私はAmazonで個人用と事業用のものを買っているのですが、
「楽天カードから引き落とされたら事業用、三井住友カードから引き落とされたら個人用」という設定まで覚えてくれました!
クロコちゃん凄い👏👏
10. おわりに
いかがでしたでしょうか?
⭕️ 毎月の記帳がプロンプト1つで終わるようになる
⭕️ 勘定科目を迷う時間がなくなる
⭕️ 不明な取引もクロコちゃんと相談しながら安心して処理できる
私自身、この仕組みを使い始めたばかりですが、記帳作業が自動でできることに感動しています🥹
以前は未仕訳が20件、30件と溜まっていくのがストレスでしたが、今はクロコちゃんに「記帳お願い」と指示するだけです😊
生産性を上げて、好きなことに時間を使っていきましょう!
本記事が、皆様のAI活用の参考になれば嬉しいです!
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