- 投稿日:2025/06/09
- 更新日:2025/09/29
.png)
**ご案内**
この記事は、『屋号から始めるコンセプト設計─ChatGPTで言語化する「私」の事業化プロセス』という連載記事の第7回になります。
これまでに検討してきた経緯については、次に掲載しておりますのでご参照ください。
<過去記事>
第1回:なぜ屋号から始めるのか?
第2回:“事業の背骨”を言語化する ─ ミッション・ビジョン・バリューの整理プロセス
第3回:誰に価値を届けるか
第4回:”特別じゃない私”のメニュー作り
第5回:価格は関係性の設計-価格設計を悩んでいるあなたへ
第6回:完成でなくても前に進める思考プロセス
売り込みが苦手なわたしの動線設計
サービス内容は決まった。じゃあ、どう届けよう?
副業や起業のスタート地点で、多くの人がぶつかる壁のひとつが、この"動線設計"です。自分のことを知ってもらい、必要としてくれる人に届くようにするには、どうすればよいのでしょうか。
これは、コンセプト設計と並行して考えるべき大切なテーマだと、私は感じています。
私が"売り込み"を避けてきた理由
正直に言えば、私は"売り込み"が得意ではありません。
相手から「ほしいです」と言われていないのに、「これ、どうですか?」と自分のサービスを差し出すことに後ろめたさを感じてしまいます。
でも、それでは必要としてくれる人にも届きません。
そこで考えたのが、「動線」です。
どのような経路で、どのような温度感の方と出会うか。その流れを、あらかじめ自分なりに準備しておくことを考えました。
温度帯ごとに設計する動線
私がまず意識したのは、「どのような人が、どの段階で、私と接点を持つか」という温度帯です。
【低温】ブログやSNSでの発信(思い・プロセス・内省をシェア)【中温】無料セッションや交流会・オフ会【高温】有料セッションや継続的な伴走支援
発信を起点に私を知っていただいて、少しずつ関係性が深めていう導線を作ることで、自然に「この人に話してみたい」と思ってもらえるような流れを作れると考えました。
「誰に届けたいか」を見直す
もうひとつ大切なのが、「誰に届けたいか」を言語化することです。
私は、「モヤモヤをどうにかしたいけれど、まだうまく言葉にできていない」「ひとりで進めるには少し不安がある」といった段階の方と向き合いたいと考えています。
従いまして、私と「出会ってもらう」ための工夫が必要と考えました。
ブログを軸にした発信動線
この連載ブログも、そうした動線の一部として位置づけています。 「何を考え、どうやって進めているのか」を丁寧に記すことで、「この人、なんか気になるな」と思ってもらえるような発信を目指しました。
自分のサービスを言葉にする過程そのものが、次の誰かの問いを引き出す──そう信じて、試行錯誤を続けています。
次回予告:屋号について
次回は、屋号に込めた意味、思いについて触れます。ぜひご覧ください。
◆次の記事◆
第8回:屋号に込めた意味、思い
<過去記事>
第1回:なぜ屋号から始めるのか?
第2回:“事業の背骨”を言語化する ─ ミッション・ビジョン・バリューの整理プロセス
第3回:誰に価値を届けるか
第4回:”特別じゃない私”のメニュー作り
第5回:価格は関係性の設計-価格設計を悩んでいるあなたへ
第6回:完成でなくても前に進める思考プロセス