- 投稿日:2025/08/08
- 更新日:2025/09/29

🟩原因は3つ
ビジネスにおいて、利益が出ない原因はおおむね以下の3つのどれかにあてはまります。
原因① 売上が足りない
利益を出すには、「固定費をまかなえるだけの売上」が必要です。
この売上を【損益分岐点】と呼びます。ここに届いていないと、赤字になります。
原因② 粗利が低い
売上はあるのに利益が出ないときは、「1つ売って得られる利益」が小さすぎる可能性があります。
この構造では、いくら売っても報われにくいんです。1つあたりの利益の視点から改善が必要になります。
原因③ 固定費が重い
たとえ売れていても、家賃や人件費などの固定費が重たいと、利益が圧迫されます。
固定費をまかなえるだけの売上を得られれば、それ以上は利益につながりやすいです。
一方で、売上が下がると一気に赤字に転落する“ブレやすい構造”になりがちです。
🟩ひとつずつ見ていけば、突破口は見つかる
この3つのどれか1つが原因のこともあれば、2つ以上が絡んでいる場合もあります。
大切なことは、やみくもに「売上を上げよう」とする前に、構造的に何が課題なのかを可視化することです。
売上が足りていないなら「あといくら売れば黒字か?」を見積もる
粗利が低いなら「値付け」や「仕入構造」に目を向ける
固定費が重いなら「費用構造の見直し」や「売上変動への備え」を考える
この【立ち止まって構造を見つめ直す】ステップこそが、再現性ある利益改善の第一歩です。
🟩次回から、それぞれを深掘りします
本シリーズでは、次回から上記の3つの原因を1つずつ丁寧に解説していきます。
それぞれ、簡単な数値例や図解を交えながら、実際にあなたのビジネスや副業にも使えるような視点を提供します。
🔔 次回予告|第2回:「あといくら売れば黒字?」
自分のビジネスの「最低限必要な売上」を見える化してみませんか?
🟩数字は“行動のヒント”
数字はときにシビアですが、だからこそ頼りになります。
このシリーズを通して、「売上や利益を“なんとなくの感覚”ではなく、構造として考えられるようになった」と感じていただけたら嬉しいです。
最後に
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