- 投稿日:2026/01/16
◼️.前回までの記事
【第1回】日付入力の手間をゼロに──"自動カレンダー"の仕組みをつくろう!
【第2回】勤務表が一気に楽になる!曜日生成+土日色分けの自動化テク
【第3回】祝日も自動で色分け!勤務表から祝日チェックの手作業を消すExcelテク!
1.勤務の出面判定を「○/△/×」で見える化する方法(COUNTIF+判定式)
勤務表を作ってると、最後に必ず出るのがこの悩み。
・早番が足りない日がある
・逆に遅番が多すぎる日もある
・毎日目視で確認するのがしんどい
そこで今回は、その日の出面を自動判定して「○/△/×」を表示します。
2.やりたいこと(完成イメージ)
1日の列ごとに
✅ ○:必要人数ぴったり(理想)
✅ △:過剰(多すぎ)
✅ ×:不足(足りない)
が一目で分かる状態にします。
3.人数を数える(COUNTIF)
例:その日のシフト入力が B5:B8 に入っているとします。
下段(集計エリア)に、早・中・遅・休の人数をカウント。

・早番(B10)
=COUNTIF(B$5:B$8,"早")
・中番(B11)
=COUNTIF(B$5:B$8,"中")
・遅番(B12)
=COUNTIF(B$5:B$8,"遅")
公休(B13)
=COUNTIF(B$5:B$8,"休")
✅ それぞれ「早、中、遅、休」の人数を数えています。
【初心者向け】ExcelのCOUNTIF関数で支出を簡単にカウント!家計管理がもっと便利に!
💡ポイント:B$5:B$8 の $ は「横にコピーしても行を固定」するため。
このまま右へコピーすると、C列・D列…も同じロジックで数えられます。
👇 各日の出番の人数が把握できます。
4.「○/△/×」判定を出す
ここが今回の肝。
さっき数えた B10:B13 を使って判定します。
① B10:B13で集計(その日の列=B列)
(例:シフト入力が B5:B8 の場合)
今回の例では、必要人数をこう置きます。
・早=1
・中=1
・遅=1
・休=1
このとき判定式はこれ。
② B4で判定(○/△/×)
👇 B4に入る式
=IF(AND(B$10=1,B$11=1,B$12=1,B$13=1),"○",IF(OR(B$10>1,B$11>1,B$12>1,B$13>1),"△","×"))
👇 日本語で訳すと
・もし B10(早)・B11(中)・B12(遅)・B13(休)が 全部1 なら → 「○」・そうでなければ、B10〜B13 のどれかが 2以上 なら → 「△」・それ以外(=どこかが0などで不足している)なら → 「×」
→ これも 右にコピーで日付分に展開OK。
✅ 全部ぴったり → ○
✅ どれかが多い → △
✅ それ以外(=どこかが足りない) → ×
※「不足」を最優先で×に落とすので、現場のチェックが一気にラクになります。
👉 【Excelで家計管理】AND関数とOR関数で支出を自動チェックしよう!
👉 エクセル初心者必見!条件付き書式とIF関数で家計簿をもっと便利に管理しよう
5.条件付き書式で色分けする
✅ ×=赤
✅ △=オレンジ
✅ ○=薄緑
を付けると、“危ない日だけが目に刺さる”勤務表になります。
これ、ミス防止効果が大きいです。
👉 【MacBookユーザー向け】Excelで条件付き書式を使って支出を色分け!簡単な表付き解説
👉 条件付き書式は“大きい数を赤”だけじゃない!──関数を入れて実務で効かせる方法

6.まとめ
勤務表の出面チェックは、
・COUNTIFで人数を自動カウント
・IF関数で○/△/×判定
・条件付き書式で見落とし防止
この流れで“確認作業”がほぼ自動化できます。
◼️.次回の予告
次回は、勤務表の右側に 「個人集計表」 を作ります。
各メンバーの 早番・中番・遅番・休日の回数 をCOUNTIFで自動集計して、
・「この人、早番多すぎない?」
・「休日の偏り、出てない?」
・月末にバタつく原因、ここじゃない?」
…みたいな “作成者の目線” を数字で見える化していきます。
勤務表が「作るだけ」から「判断できるツール」に変わる回です。