- 投稿日:2024/12/07
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回は竹村俊助著『書くのがしんどい』2020年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:竹村俊助
編集者、株式会社WORDS代表取締役。1980年岐阜県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本実業出版社に入社。書店営業とPRを経験した後、中経出版で編集者としてのキャリアをスタート。その後、星海社、ダイヤモンド社を経て、2019年に株式会社WORDS代表取締役に就任。
なお、文章は「基本的に読まれない」と思っておきましょう。
えぇ…。
誰もがコンテンツを発信できるようになったということは、すべてのコンテンツがプロのつくったコンテンツと比べられるということでもあります。発信が簡単になっていく一方で、読んでくれるハードルは年々厳しくなっているのです。 「なんで読まれないんだろう?」と相談に来る人もいますが、ほとんどの人が性善説すぎます。 「最後まで読んでもらえたらわかるんですが……」と言う人もいますが、最後までどころか入り口にすら立ってくれない人が大半なのです。
竹村俊助著『書くのがしんどい』
ま、そんなもんです。
半日かけて書いた文章でも、二桁も見られないのは当たり前なんですよ!違うんです!目立っている人は全体で見たら1%なんですよ!
「暇じゃない人」「好奇心がない人」に読まれてこそ、達人の域。
では、どうすればよいのか?
最低限、書くことに好奇心を持たなければなりません。
今回は読まれるための文章の書き方を紹介します。
マーケティングともいえるでしょう。
特に本書の後半:CHAPTER 5と6は自分で読んでみるのが良いでしょう。
興味深いコラムもちらほらあります。
読まれる文章を作る技術
「自分を最大の読者とせよ。」
「自分を最大の読者とせよ。」
私はこれを意識して書いている。
「自分だったら読みたいか?」を常に意識する。
重ねて、読者にとって有益であることが鍵だ。
本書では「自分は食べない」料理を出すシェフになるなとしています。
「自分では二度と読まないけど、せっかく書いたから読んでください」というような文章を誰が読みたいでしょうか?
竹村俊助著『書くのがしんどい』
「自分が読みたいもの」を書き、「自分が買いたい本」をつくるべし。
あなたが読みたいものでなければ、あなたである必要がない。
誰かが書いてくれる。
私しかいないのだから書く。
このエネルギー、熱意、興奮が良い記事に導く。
「自分を最大の読者とせよ」
または「誰か一人のために書く」
書くときは自分をほめながら。
読むときは自分をけなしながら。
⇒ 自分が書いた文章を客観視する。
⇒ 読者は「本音」でコンテンツを選ぶ。
たとえば、役に立つ情報や心に響くメッセージを盛り込むと読まれる可能性が高まる。
著者が編集者なこともあり、日本のコピーライター、ライターが書いた『読みたいことを、書けばいい。』と似たところがある。
参考になる本 『読みたいことを、書けばいい。』①ブログやSNSで書いているあなたへ
②広告の書き方
③だれに書くのか
④履歴書の書き方
⑤どう書くのか
⑥なぜ書くのか
田中泰延 著 2019年発行
惹きつけやすい文章とは何か?
「自分の得意分野(本音)」×「エネルギーのあるテーマ」×「読み手のメリット」を意識する。
「本音」で書く
建前ではなく本音で文章を書くことが読者を引きつける。
自分が読みたい文章を書く。
例えば、自分の感動や気づきをそのまま文章に込めると、エネルギーが伝わりやすくなる。
⇒ 「自分の得意分野」になる。
例
本、ボードゲーム、やったこと、経験したこと、1年間やったデータ
特に経験したことはエネルギー、熱意、書く動機につながりやすい。
読み手に「自分ごと」にしてもらう
何を書くか迷ったら、このテーマの中から考えてみるといいかもしれません。 ①お金(仕事、働き方を含む)
②食欲
③恋愛・結婚・家族
④健康
⑤教育
竹村俊助著『書くのがしんどい』
子育てや教育系は、いつの時代もやっぱり強いコンテンツとしている。
DaiGo著『人を操る禁断の文章術』では人の悩みは4つとしています。
「HARM」(ハーム)
Health:健康、美容
Ambition:夢、将来、キャリア
Relation:人間関係、結婚、恋人、会社
Money:お金
悩みは人の心を動かす大きなフックとなります。
⇒ 「エネルギーのあるテーマ」
マーケティング思考を取り入れる
文章を「商品」と考え、読者のニーズを満たす工夫をする。
読むメリットを具体的に示す。
薬のように成分(内容)と効能(得られるもの)を見出しに意識して書くと、読者が納得しやすくなる。としている。
⇒ 「読み手のメリット」
「成分」と「効能」を意識したタイトルやパッケージ、読者が喜ぶようなコンテンツに仕上げる。
例
「効能」:あなたの仕事が10倍早くなる!!
「成分」:ユニクロ社長の仕事術を公開
「効能」:帝王学
「成分」:世界最古、貞観政要
「効能」:1億円を貯めるための方法
「成分」:お金持ち1371人の共通点
「効能」:心の不調はあなたのせいじゃない!
「成分」:脳科学で理解するメンタルの真実
「効能」:読む価値のある文章とは何か?
「成分」:書くのがしんどい
ノウハウ図書館の見出しに使えるだろう。
「自分の得意分野(本音)」
「エネルギーのあるテーマ」
「読み手のメリット」
これで惹きつけよう。
個人の感想 マインドは個性である。
「失敗を恐れる必要はない」という言葉は、失敗を恐れている人に言っても伝わらない。
この言葉は「失敗して良かったと感じた人」にしか伝わらない。
だから、多くの読み手には「手法や成功体験、エピソード」で相手を勇気づけて、本人自ら失敗の領域に足を踏み出させなければならない。
「悩み」は、当人が体験した今までの蓄積である。
だから無意識に「自分にとって都合の良い情報」を求めている。
情報に「納得感」や「説得力」が求められるのはこれ。
「自分にとって都合の良い情報」はお墨付きが欲しい。
金持ちになっている人に「こうすれば金持ちになる方法」を言われるのと、
金持ちでもない人に「こうすれば金持ちになる方法」を言われるのは違う。
結局、悩みの答えは「自分の中にある」と私は考えている。
だから、私は「自分を最大の読者とせよ。」というマインドになった。
読む価値のある文章 = 自分が読み直したいもの である。
書くことがしんどくないのはこの点だろう。
私はあなたじゃない。
正直、私はあなたに刺さる記事がわからないのだ。
まとめ
⇒ 自分の文章を好きになることで、他人にも伝わる。
⇒ 自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書く。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆