- 投稿日:2025/03/01
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回もエリック・ジョーゲンソン 著『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』2022年発行をつまみ食いします。
まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
筆者:エリック・ジョーゲンソンプロダクト・ストラテジストとして活動し、知識とアイデアを広めるビジネスブログを運営。
✅ 「特殊知識」に結びつく、「セル」と「ビルド」のスキルを磨くべし。
✅ レバレッジの前提に「特殊知識×説明責任」が必要になる。
✅ 特殊知識×説明責任×レバレッジが成功の鍵となる。
『特殊知識×説明責任×レバレッジ』
「特殊知識」に結びつく、2つのスキル
「セル」と「ビルド」を学ぶべき理由
売る力(セル)と作る力(ビルド)の両方を兼ね備えることで、他者に真似できない価値を生み出せる。
売る方法を学べ、つくる方法を学べ。両方できれば無敵だ。
エリック・ジョーゲンソン 著『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』
1つは「プロダクトをつくること」と表現している。
設計、開発、製造、物流、調達、運用が含まれる。
実際の製品やサービス。どちらでも。
「何か」を生みだす。
「価値」をつくりだすのが「プロダクトをつくること」
もう1つが「売る仕事」である。
個人向けセールス、マーケティングやコミュニケーション、採用活動、資金調達、啓蒙、宣伝活動。
とにかく「価値」を動かすのが「売る仕事」である。
⇒ 売る力(セル)と作る力(ビルド)
⇒ この2つを磨けば、キャリアも収入も飛躍的に向上する。
私たちは就職すると、いずれかの部門で仕事しながら学ぶ。
実際はどちらも大事で、どちらかだけでは「上流」の立場にはならない。
この「上流」は「バリューチェーン」(価値連鎖)の話ではない。
会社内というより、「社会全体」の「立場」の話である。
不動産業で一番望ましくないのは、家の修繕をする仕事だろう。
時給は10ドルか20ドルかもしれない。 ボスに言われるまま朝8時に人の家に行って、担当部分を修繕する。
この仕事はレバレッジゼロだ。
説明責任はなくはないが、本当の説明責任じゃない。
説明責任を負う相手は客ではなく、ボスだ。
本当の特殊知識もいらない。
多くの人ができる仕事だ。大した報酬は得られない。
最低賃金にスキルと時間が多少プラスされる程度だ。
この上のレベルにいるのが、家の所有者に修繕を提供する建築業者だ。
工事全体を5万ドルで請け負い、労働者を時給15ドルで雇って、残りを自分のものにする。 建築業者のほうが、明らかに望ましい立ち位置にいる。
エリック・ジョーゲンソン 著『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』
仕事の内容に関しては、本人が希望する範囲で構わない。
必ずしも、社長になる必要も、正社員である必要もフリーランスである必要もない。
「特殊知識」はどの立場でも必要になる。
ただし、「説明責任」の「立場」にいなければ、効率の良い「富」を得ることはできない。
「説明責任」で「上流」の立場になる
説明責任とは何か?
言葉の意味:利害関係者に対する説明義務。
できる限り自分の名前で信用を築かなくてはならない。
リスクを負う反面、得られるリターンも大きくなる。
この業者(建築業者)は多少の説明責任を負っているからだ。
建築業者は結果に対して責任を負い、うまくいかないときには寝汗をかく。また、下請け労働者を通してレバレッジを効かせる。
特殊知識も豊富に持っている。チームを組織する方法や、チームに時間通り仕事に来させる方法、市の規則に対処する方法を知っている。
エリック・ジョーゲンソン 著『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』
不動産業において、上から順に「上流」はこうなる。
❶不動産ファンド
莫大な資本を運用し、複数の開発業者、資本家と取引するため、説明責任が拡大する。
❷不動産開発業者
資金調達や不動産の価値向上に関与し、高度な説明責任を負う。
❸建築業者
建設の結果に責任を負う。
❹家の修繕をする仕事(労働者)
家の修繕に関するその場だけの責任を負う。
製造業では…。
❶CEO・経営陣
❷各部門・経営幹部
❸部門のマネージャー
❹チームリーダー
❺作業員・オペレーター
YouTube運営では…。
❶Google / YouTube運営陣
❷チャンネル運営者(複数のYouTuber管理)
❸動画投稿・チャンネル管理者(単一のチャンネル)
❹動画編集者・サムネイル制作者・脚本・台本作成者
こうしてみると、どの様な仕事でも「立場」が存在する。
プラットフォーム(ソフトウェアやサービス、システムを動かすための基盤や環境)や「上流」になればなるほど、「レバレッジ」を増やすことができる。
「特殊知識」もいくつか求められるようになってくる。
情報財や無形資産は言い方を変えるなら、「上流」になりやすい。
真っ先に発信し、”仲介が少なく”、”1度作れば何度でも活用できる”点が大きい。
ただし、権利関係が不十分で広がりやすい分、末端での不正利用対策が難しい点もある。
リベシティでオススメされる副業は、作業員や労働者よりも「上流」になりやすいのだ。
⇒ 「上流」の立場には、多様なスキルセット(複数の特殊知識)が必要。
⇒ 1人で網羅するのは難しい。だから、「レバレッジ」をかける。
「レバレッジ」で富と成功を加速させる
「レバレッジ」とは?
「てこの原理」を意味する。
少ない力で大きな作用(リターン)を得る物理現象。
リスク(説明責任)の考慮は必要なものの、エフォートレス思考と言える。
レベルを1つ上がるごとに、レバレッジが増え、説明責任が増え、特殊知識が増えていくのがわかるだろう。
君は労働のレバレッジの上に、資金のレバレッジを積み重ねる。
さらにその上にコードのレバレッジを積み重ねることで、ますます大きな成果を生み出す。
そしてただ報酬を支払われるだけでなく、アップサイドを君がすべて所有する状態にますます近づいていくんだ。
エリック・ジョーゲンソン 著『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』
誰かに仕事を任せることは「大きなリスク」を持つことになる。
しかし、自身の自由に使える時間が増えなければ、時間管理が必要になってしまう。
効率化を目指すために効率的なツールや時間を……と本来の目的を見失う可能性を持っている。
どんな人も、何かに精通して独自の知識で稼ぐことをめざすべきだ。
そして、ロボットやコンピュータなどを通じて、自分の仕事に最大限のレバレッジを効かせるんだ。
そうすれば、インプットではなくアウトプットで評価されるから、自分の時間の主(ぬし)になれる。
エリック・ジョーゲンソン 著『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』
⇒ レバレッジを組み合わせることで、成功のスピードが加速する。
⇒ わずかな能力差が、大きな報酬の差を生む。
資本、人材、技術のレバレッジを活用することで、少ない労力で大きな成果を得ることが可能。
つまり、レバレッジの前提に「特殊知識×説明責任」が必要になるのだ。
おさらい
📋⬅️:「基礎」と「特殊知識」#01
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆